23畳のリビングダイニングに最適なエアコン選び:日立『RAS-S71X2』は一台で大丈夫?複数台設置のメリット・デメリット

新築をこれからします。エアコンの大きさで迷っています。部屋の形は、キッチン、ダイニング、リビングがストレートに配置され、仕切の無い、一つの空間になります。それにプラスして、2階へ上がる階段がリビングにあります。大きさは全部で23畳になります。家はツーバイフォーで、グラスウールによる断熱材が入っています。この空間に導入するエアコンで考えているのが、日立のしろくまくんでRAS-S71X2と言うのを考えています。RAS-S71X2を一台でフル運転で使うのがよいか・・・・RAS-S71X2を一台導入し、プラス小さめのエアコン一台設置し、小さいエアコンを補助的に使うのがいいのか・・・・少し規模の小さいエアコンを2台導入して、2台同時につけるのがいいのか、迷っています。今まで取り付けられた方の、ご意見を聞かせてください。

23畳リビングダイニングへのエアコン設置:最適なプランを探る

23畳という広さのリビングダイニングにエアコンを設置する際、一台で十分なのか、複数台設置する方が良いのかは、様々な要素を考慮する必要があります。ご質問にある日立『RAS-S71X2』は、23畳程度に対応できる能力を持つ機種ですが、実際の快適性は、以下の要素によって大きく左右されます。

1. 建物の断熱性能と窓の状況

ツーバイフォー工法でグラスウール断熱材を使用とのことですが、窓の大きさ、種類、断熱性能も重要です。大きな窓が多く、断熱性能が低い窓の場合、熱の出入りが激しくなり、エアコンの能力が不足する可能性があります。南向きの窓が多い場合も同様です。

2. 天井高と室内の形状

天井高が高い場合、冷暖房に必要なエネルギーが増加します。また、階段があることで、空気が循環しにくくなり、温度ムラが生じやすくなります。

3. 使用状況と人数

家族構成や生活スタイルによって、エアコンへの負荷は変化します。多くの人が長時間過ごす場合や、頻繁に窓を開け閉めする場合は、エアコンの能力が不足する可能性があります。

4. 日射量と方位

南向きで日当たりが良い部屋は、日射熱の影響を受けやすく、エアコンの負荷が増加します。

RAS-S71X2一台設置のメリットとデメリット

メリット:

*

  • 設置費用が比較的安価
  • シンプルな配管で済み、見た目もすっきり
  • 一台で管理が容易

デメリット:

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  • 能力不足による温度ムラや、十分な冷暖房効果が得られない可能性
  • フル稼働が続くと、電気代が高くなる可能性
  • 部屋の隅まで冷暖房が届かない可能性

複数台設置のメリットとデメリット

2台設置(RAS-S71X2と小型エアコン):

メリット:

*

  • RAS-S71X2をメインに使い、補助的に小型エアコンを使用することで、効率的な冷暖房が可能
  • 温度ムラを軽減できる可能性
  • 部分的に冷暖房を使用したい場合に便利

デメリット:

*

  • 設置費用が高くなる
  • 配管が複雑になり、見た目がごちゃごちゃする可能性
  • 2台の管理が必要

2台設置(同程度の小型エアコン2台):

メリット:

*

  • 広い空間を効率的に冷暖房できる
  • 温度ムラを最小限に抑えられる
  • 故障時でも、もう一台でしのげる

デメリット:

*

  • 設置費用が高くなる
  • 配管が複雑になり、見た目がごちゃごちゃする可能性
  • 2台の管理が必要

専門家の意見:エアコン選びのポイント

エアコン選びは、専門家に相談するのが一番です。設計士さんや、エアコン販売店に相談し、建物の構造や生活スタイルを踏まえた上で、最適な機種と設置方法を提案してもらうことをおすすめします。

具体的なアドバイス

1. **専門家への相談:** エアコン販売店や設計士に、家の間取り図と断熱性能に関する情報を提示し、最適なエアコンの機種と台数を相談しましょう。
2. **シミュレーション:** エアコンメーカーのウェブサイトなどで、部屋の広さや条件を入力して、必要な能力をシミュレーションできます。
3. **省エネ性能の確認:** 消費電力や年間消費電力量を確認し、省エネ性能の高い機種を選びましょう。
4. **設置場所の確認:** エアコンの設置場所を事前に確認し、配管経路や設置スペースを確保しましょう。
5. **メンテナンス:** 定期的な清掃やフィルター交換など、適切なメンテナンスを行いましょう。

まとめ

23畳のリビングダイニングへのエアコン設置は、家の構造、生活スタイル、予算などを総合的に考慮して決定する必要があります。RAS-S71X2一台でも十分な可能性もありますが、複数台設置の方が快適性が高まる可能性もあります。専門家の意見を聞き、最適なプランを選びましょう。

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