20cmキューブ水槽の過密飼育チェック!生体数と水槽サイズの最適なバランスとは?

20cmキューブ水槽の過密判断をお願いします。前回、別の質問をした際に水槽に対して、生体の数が多すぎる過密飼育状態だと指摘されました。そして、現在、生体の数を減らしましたが、これでも多いでしょうか?狭い部屋なので、現状は大きな水槽への移行は考えていません。(1年以内には引っ越して、60cm水槽を買って頑張る予定です。) ☆現状の環境☆ 20cmキューブ水槽(7ℓ~8ℓ) ミニライト ミニ外掛けろ過装置(中にスポンジとリング型ろ材を詰めています) ミニエアポンプ 水草数種類 砂底は砂利(2ℓ) ミニ流木 ☆飼っている生体☆ レッドグーラミィ(約5cm) ゴールデンハニーグーラミィ(約3cm) バルーンブルーダイヤモンドラム(約2cm) オトシンクルスネグロ(約2cm) 石巻貝1匹 水槽は立ち上げてから、1ヶ月半は経ちます。生物濾過はできていると思います。水草の成長も早いです。まだ、減らした方がいいですかね?

20cmキューブ水槽における過密飼育の判断基準

7~8ℓの20cmキューブ水槽は、小型魚を飼育するには確かに小さい水槽です。 水槽のサイズと、飼育する魚のサイズ、そして何より重要なのが魚の代謝量(排泄量)を考慮して、適切な生体数を判断する必要があります。 前回過密と指摘されたということは、現在の生体数でもまだ過密の可能性があります。 単に生体数を減らしただけでは不十分な場合も多いのです。

水槽の容積と生体のサイズ、代謝量のバランス

水槽の容積が小さい場合、水質の悪化が非常に早く進行します。 特に、熱帯魚は代謝が活発なため、アンモニアなどの有害物質が短時間で蓄積されます。 レッドグーラミィ、ゴールデンハニーグーラミィは比較的大きくなる種類で、水槽サイズに対して負担が大きいです。 バルーンブルーダイヤモンドラムやオトシンクルスは小型ですが、複数飼育すると、やはり排泄物の量も無視できません。

現在の飼育状況の評価

* 水槽サイズ:7~8ℓは、小型魚を数匹飼育するのに適したサイズとは言えません。
* ろ過装置:ミニ外掛け式は、小型水槽では効果を発揮しますが、過密状態では能力が不足する可能性があります。
* 生体数:レッドグーラミィ、ゴールデンハニーグーラミィ、バルーンブルーダイヤモンドラム、オトシンクルスネグロ、石巻貝と、種類も数も多いです。
* 水質:生物濾過が安定しているとのことですが、過密状態では、濾過能力が追い付かず、水質悪化のリスクが高まります。水草の成長が良いのは、栄養分が多い証拠かもしれません。これは、実は危険信号です。

具体的な改善策とアドバイス

現状では、残念ながらまだ過密状態にある可能性が高いです。 60cm水槽への移行が1年以内にあるとはいえ、それまでの間、魚たちの健康を守るためにも、具体的な対策が必要です。

1. 生体数の削減

最も重要なのは生体数の削減です。 どれを減らすか迷うかもしれませんが、以下の点を考慮して検討してみましょう。

* サイズと代謝量:レッドグーラミィとゴールデンハニーグーラミィは、他の魚よりもサイズが大きく、代謝量も多いです。この2種から減らすことを優先的に検討しましょう。
* 性格:グーラミィは縄張り意識が強い魚です。水槽が狭いと、ストレスが溜まり、病気になりやすくなります。
* 相性の良さ:すべての魚が同じ環境で快適に過ごせるわけではありません。 混泳に適した組み合わせかどうかを確認しましょう。

理想的には、レッドグーラミィかゴールデンハニーグーラミィのどちらか1匹を残し、他の魚も1~2匹程度に減らすことをお勧めします。

2. 水槽環境の改善

生体数を減らすだけでなく、水槽環境の改善も重要です。

* ろ過能力の向上:より強力なろ過装置への交換を検討しましょう。 外部式フィルターなど、より濾過能力の高いものを導入すると効果的です。
* 水換えの頻度:こまめな水換えを行い、水質を常に清潔に保つことが重要です。 週に1回、1/3程度の換水を行うことをお勧めします。
* エアレーションの強化:酸素供給を十分に行うために、エアレーションを強化しましょう。
* 底床の掃除:底床に溜まった汚れを定期的に掃除しましょう。

3. 専門家への相談

どうしても判断に迷う場合は、近くのペットショップやアクアリストに相談してみましょう。 経験豊富な専門家であれば、あなたの水槽環境に合わせたアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ:小さな水槽での飼育は細心の注意を

20cmキューブ水槽での多種多様な熱帯魚飼育は、非常に難しいチャレンジです。 60cm水槽への移行計画は素晴らしいですが、それまでの間も、魚たちの健康と幸せを守るために、上記の対策をしっかりと実行しましょう。 過密状態は、魚たちに大きなストレスを与え、病気や死につながる可能性があります。 小さな水槽での飼育は、より一層の注意と愛情が必要となります。

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