20畳LDKをもっと広く！間取りとインテリアで叶える開放感あふれる空間

部屋を広く感じさせる間取り注文住宅で家を建てます。20畳のLDK（幅4m×長さ8mくらい）にする予定なのですが、どうすれば間取り以上に広く感じますか？私の知識では、①吹き抜けを付ける（L部分）②内装を白系にする③天井高さを上げる④窓を大きく取るくらいしか思いつきません。今のところ、吹き抜けは付ける予定。リビングに隣接で4.5畳の和室。リビングから外にウッドデッキ設置予定です。教えてくださいm(__)m

Contents

1 20畳LDKを広く見せるための間取りとインテリアの工夫
2 まとめ：20畳LDKを最大限に活かすために

20畳LDKを広く見せるための間取りとインテリアの工夫

20畳のLDKは、家族が集う大切な空間。せっかく注文住宅を建てるなら、間取り以上に広く、開放感あふれる空間にしたいですよね。ご質問にある「吹き抜け」「白系の内装」「天井高さを上げる」「窓を大きく取る」以外にも、空間を広く見せるための様々な工夫があります。この記事では、間取りとインテリアの両面から、具体的なアドバイスをご紹介します。

間取りで広さを演出する工夫

視線の抜けを作る：壁や家具で視線を遮断せず、空間全体を見渡せるように設計することが重要です。例えば、リビングとダイニングを完全に仕切らず、ゆるやかに繋げることで、空間の広がりを感じさせます。和室との間の引き戸も、開閉することで空間の広さを調整できます。ウッドデッキへの開口部も、視覚的な広がりを生み出します。
動線を工夫する：LDK内の動線がスムーズで、圧迫感を感じないような設計を心がけましょう。キッチンからダイニング、リビングへの流れが自然で、行き止まりが少ない動線設計が理想的です。無駄なスペースをなくし、効率的な間取りにすることで、より広く感じられます。
収納を計画的に配置する：収納は、生活感を隠すだけでなく、空間を広く見せる効果も期待できます。壁面収納や、天井まで届く収納などを計画的に配置することで、散らかりを防ぎ、すっきりとした印象を与えます。収納場所を確保することで、家具を減らし、空間を広く見せることも可能です。
ニッチの活用：壁面にニッチを作ることで、飾り棚として活用できるだけでなく、空間のアクセントになり、奥行き感も演出できます。ニッチに照明を仕込むことで、より立体的な空間を作り出すことも可能です。

インテリアで広さを演出する工夫

白を基調としたカラーコーディネート：ご質問にもあるように、白や淡い色を基調としたインテリアは、空間を明るく広く見せる効果があります。壁、天井、床に白を使用することで、光を反射し、より開放的な空間を演出できます。ただし、白一色だと殺風景になるため、アクセントカラーを効果的に取り入れることが重要です。
ミラーの活用：鏡は、光を反射して空間を明るくし、奥行き感を演出する効果があります。リビングや玄関などに鏡を設置することで、空間が広く感じられます。ただし、鏡の配置によっては、かえって狭く感じることがあるので、適切な位置に設置することが重要です。
家具の選び方：低めの家具を選ぶことで、天井が高く見え、空間が広く感じられます。また、脚の高い家具を選ぶことで、床面が見える面積が増え、開放感が増します。ソファやテーブルなどの大型家具は、空間のバランスを考慮して配置しましょう。透明感のある素材の家具も、圧迫感を軽減する効果があります。
照明計画：間接照明を効果的に使うことで、空間の奥行き感を出し、広く見せることができます。ダウンライトや間接照明を組み合わせることで、立体的な空間を演出できます。また、窓からの自然光を最大限に活かすことも重要です。カーテンは、明るめの色や透け感のある素材を選ぶと、より効果的です。
グリーンの導入：観葉植物などを置くことで、空間のアクセントになり、リラックス効果も期待できます。ただし、大きすぎる植物は、かえって圧迫感を与えてしまうため、サイズに注意が必要です。

専門家の視点：建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、20畳のLDKを広く見せるためには、間取りとインテリアの両面から総合的に考える必要があります。例えば、吹き抜けは天井高さを上げるだけでなく、視覚的な広がりも生み出しますが、冷暖房効率の低下にも繋がるため、断熱性能をしっかり確保する必要があります。また、窓の配置や大きさも重要で、採光を考慮した設計が必要です。

さらに、収納スペースの確保も重要です。収納が不足すると、生活感が溢れ、狭く感じてしまうため、計画的に収納スペースを確保し、整理整頓を心がけることが大切です。