20畳のリビングダイニングを明るく照らす!ペンダントライト選びと適切なワット数

長方形の20畳の仕切りのないリビングダイニングがあります。そこに照明のコンセントが2個あるのですが20畳の部屋にはそれぞれ最低何ワットくらい必要でしょうか?予定ではペンダントライトを二つつける予定です。白熱灯40ワットが4つついた照明。(ダイニング)電球型100ワットの蛍光灯が3つついた照明。(リビング)ふたつの照明とも電球はむき出しのデザインです。明るすぎるますでしょうか?それとももうちょっと必要でしょうか?

20畳リビングダイニングの照明計画:必要なワット数とペンダントライト選び

20畳という広々としたリビングダイニングを、快適に照らす照明計画は重要です。コンセントが2つしかないという制約もありますが、適切なペンダントライト選びとワット数の設定で、明るく、そして居心地の良い空間を実現できます。まずは、現在の照明器具(白熱灯40W×4灯、電球型蛍光灯100W×3灯)の明るさから現状を分析し、ペンダントライト導入後の明るさを予測してみましょう。

現在の照明の明るさ評価

現在の照明は、白熱灯と電球型蛍光灯を組み合わせたもので、合計ワット数は(40W × 4) + (100W × 3) = 460Wです。しかし、ワット数だけでは明るさを正確に評価できません。白熱灯と蛍光灯では、同じワット数でも明るさが大きく異なります。蛍光灯の方が消費電力あたりの明るさ(光束)が大きいため、460Wという数値は実際の明るさを正確に反映していません。

さらに、電球がむき出しのデザインであることも考慮しなければなりません。むき出しの電球は、直接光が目に入りやすく、まぶしさを感じやすい傾向があります。そのため、460Wという数値以上に明るく感じている可能性があります。

20畳リビングダイニングに必要な明るさ

一般的に、リビングダイニングの明るさは、100ルクス以上が推奨されています。ルクスは明るさの単位で、数値が高いほど明るくなります。20畳の場合、約30㎡なので、必要な光束は3000ルーメン程度になります。ただし、これはあくまで目安です。実際には、部屋の形状、天井高、壁の色、家具の配置などによって必要な明るさが変わってきます。

例えば、天井が高かったり、壁の色が暗かったりすると、より多くの光束が必要になります。また、家具が多い場合も、光が遮られるため、明るさが不足する可能性があります。

ペンダントライトの選び方とワット数

20畳のリビングダイニングにペンダントライトを2つ設置する場合、それぞれのペンダントライトの明るさを考慮する必要があります。2つのペンダントライトで3000ルーメンを確保できれば理想的です。

ペンダントライトを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 光束(ルーメン):明るさを表す単位です。ペンダントライトを選ぶ際には、光束を確認し、合計で3000ルーメン以上になるように選びましょう。
  • 色温度(ケルビン):光の色の温度を表す単位です。低色温度(2700K前後)は暖色系でリラックスした雰囲気に、高色温度(5000K前後)は白色系で明るい雰囲気になります。リビングダイニングでは、3000K~4000K程度の暖白色がおすすめです。
  • 演色性(Ra):光の色の再現性を表す指標です。Ra値が高いほど、自然な色で物を見ることができます。Ra80以上が推奨されます。
  • デザイン:部屋のインテリアに合ったデザインを選びましょう。20畳の広い空間では、存在感のあるデザインのペンダントライトがおすすめです。
  • サイズ:ペンダントライトのサイズも重要です。大きすぎると圧迫感を与え、小さすぎると明るさが不足する可能性があります。部屋の広さとバランスを考えて選びましょう。

具体的なワット数と配置例

2つのペンダントライトで3000ルーメンを確保するためには、それぞれのペンダントライトが1500ルーメン程度の明るさが必要となります。LEDペンダントライトであれば、消費電力60W~80W程度で1500ルーメン程度の明るさを実現できます。

配置としては、ダイニングテーブルの上とリビングのソファの上などに設置するのが一般的です。ただし、部屋の形状や家具の配置に合わせて、最適な位置を選定しましょう。

専門家のアドバイス:照明計画はプロに相談も

照明計画に迷う場合は、照明専門家に相談することも有効です。専門家は、部屋の状況を詳しくヒアリングし、最適な照明プランを提案してくれます。費用はかかりますが、後悔のない照明計画を実現したい場合は、検討する価値があります。

まとめ:明るさとデザインの両立を

20畳のリビングダイニングを明るく照らすためには、適切なワット数とデザインのペンダントライトを選ぶことが重要です。LEDペンダントライトは消費電力が少なく、明るさも調整できるためおすすめです。現在の照明器具の明るさを考慮し、全体で3000ルーメン程度の明るさを確保するようにしましょう。また、部屋の形状や家具の配置なども考慮し、最適な位置にペンダントライトを設置することで、快適な空間を実現できます。迷った場合は、照明専門家に相談してみるのも良いでしょう。

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