2階60cm水槽2本設置と床鳴り:木造住宅での重量と対策

水槽の重量について 2Fの部屋に60cm水槽を2本置いてますが床が抜ける可能性はあるのでしょうか。 最近1Fのリビングに居るとき{水槽が置いてあるところの下の部屋}上から「ぱきっ」っていう音が聞こえるんです。 水槽が原因なのかラップ音ってやつなのか一人ではわかりません。そこで皆さんの知恵をお借りしたいのですが。 状況 下の画像の水槽台に60cm水槽を2個上下においています。 コンパネ等は敷いておりません。 家は木造で築2ヶ月くらいです。 下では暖房がついていたが上は無し。 水は満水で底砂は厚さ1cm程度で硅砂です。 両方上部フィルターで上だけ照明あり{蛍光灯} 床補強無しです。 タマホームさんの方に建てて戴きました。 1Fに居るときのみ音が聞こえるんです 長文失礼致しました。

60cm水槽2本の重量と床への負担

2階に60cm水槽を2本設置されているとのこと、ご心配ですね。まず、水槽の重量を計算してみましょう。60cm水槽の容積は約180リットルです。水の重さは1リットルあたり約1kgなので、水だけで約360kgになります。水槽本体、砂利、水草、フィルター、照明などを加えると、1本あたり約400kgに達する可能性があります。2本で合計約800kgの重量が2階の床にかかっている計算になります。

これは相当な重量です。木造住宅の2階床は、一般的に1㎡あたり300kg程度の荷重に耐えられる設計が多いですが、これは均等に分散された場合の耐荷重です。水槽のように一点に集中して大きな重量がかかると、耐荷重が大きく減少します。さらに、築2ヶ月と新しい住宅では、木材の乾燥がまだ完全に進んでいない可能性があり、床の強度が設計値に達していない可能性も考慮する必要があります。

「ぱきっ」という音の原因

「ぱきっ」という音は、水槽の重量による床のたわみや、木材の微細な亀裂などが原因で発生している可能性があります。特に、暖房によって1階と2階の温度差が生じている状況では、木材の伸縮による音も考えられます。しかし、水槽の重量が原因である可能性も否定できません。

専門家への相談と具体的な対策

現状では、水槽の重量が床に与える影響を正確に判断するのは困難です。最も安全な方法は、建築業者(タマホームさん)または構造設計の専門家に相談することです。専門家は、建物の構造図や床の設計荷重を確認し、水槽の設置によるリスクを評価してくれます。

専門家のアドバイスを仰いだ上で、以下の対策を検討することをお勧めします。

1. 床補強

最も効果的な対策は、床の補強です。専門家の指示に従い、適切な補強材(例えば、合板や筋交い)を追加することで、床の耐荷重を向上させることができます。補強工事は、専門業者に依頼することが重要です。

2. 水槽の配置変更

水槽を1本減らす、または別の場所に移動することで、床への負担を軽減できます。重量バランスを考慮し、壁際に配置するなど、工夫が必要です。

3. 水槽台の強化

現在使用されている水槽台が、水槽の重量に耐えられる強度を持っているか確認が必要です。もし強度が不足している場合は、より頑丈な水槽台に交換することを検討しましょう。コンパネなどの下地材を追加することも有効です。

4. 水槽内の水の量を減らす

底砂の厚さを減らす、または水槽内の水の量を減らすことで、重量を軽減できます。ただし、これはあくまで一時的な対策であり、根本的な解決にはなりません。

5. 定期的な点検

床や水槽台に異常がないか、定期的に点検を行いましょう。小さな異変を見逃さず、早期に対処することで、大きなトラブルを防ぐことができます。

ラップ音との判別

「ぱきっ」という音がラップ音なのか、水槽の重量によるものなのかを判別するのは難しいですが、以下の点をチェックしてみましょう。

* 音の発生タイミング:水槽に何か触れた時、または水槽の水位が変化した時に音が発生する場合は、水槽が原因の可能性が高いです。
* 音の場所:音が水槽の真下から聞こえる場合は、水槽が原因の可能性が高いです。
* その他の音:他に床鳴りや異音が聞こえるか確認してみましょう。

まとめ

2階への60cm水槽2本の設置は、木造住宅では床への負担が大きいため、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。床補強などの対策を行うことで、安心して水槽を楽しむことができます。安全を第一に考え、専門家のアドバイスに従って適切な対策を講じてください。

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