2階部屋の暑さ対策!熱のこもりを防ぎ快適な空間を作る方法

部屋の熱がこもって抜けず困っています。朝から晩まで暑いです。2階建ての2階で、構造はわかりません。まだ築1~2年です(新築時に入居しました)5部屋あるうちの真ん中に住んでいます。いつも窓を開けたままにして会社にいくのですが、防犯面はさておき風通しなどの面ではこれはよくないのでしょうか?昼間はドアを開け放ってることもありますが、それでも暑いです。全く変わりません。何かいい対策はありませんか?

2階部屋の暑さの原因と窓開けっぱなしの危険性

築浅の2階のお部屋で、朝から晩まで暑さがこもってしまうとのこと、お困りのことと思います。原因をいくつか考え、対策を検討していきましょう。

まず、2階は太陽光を直接受けやすく、熱がこもりやすい傾向があります。さらに、建物の構造によっては、熱が逃げにくく、室温の上昇につながる可能性があります。5部屋の中央にあるとのことですので、周囲の部屋からの熱も影響しているかもしれません。

窓を開け放して会社に行かれるとのことですが、防犯上のリスクに加え、風通しの面でも必ずしも効果的とは限りません。窓を開けるだけでは、外気の温度が高い場合は、かえって室温が上がってしまう可能性があります。また、ホコリや虫の侵入、プライバシーの侵害といった問題も懸念されます。

効果的な暑さ対策:具体的な方法と選び方

では、具体的な暑さ対策を見ていきましょう。いくつか段階を踏んで対策することで、より効果を実感できるはずです。

1. 遮熱カーテンやブラインドの活用

最も手軽で効果的な対策が、遮熱カーテンやブラインドの導入です。一般的なカーテンと比べて、太陽光の熱を反射・吸収する効果が高く、室温の上昇を抑えることができます。

* **選び方のポイント:**
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  • 遮熱効果の高い素材を選ぶ:遮熱効果を示す数値(遮熱率)を確認しましょう。数値が高いほど効果的です。

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  • 生地の色:明るい色よりも濃い色のほうが、日射の吸収率が高いため、遮熱効果が高い傾向があります。ただし、濃い色は室温を上昇させる可能性もあるため、バランスが重要です。

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  • 機能性:遮光性や断熱性なども考慮すると、より効果的です。

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  • 取り付けやすさ:カーテンレールや窓枠に合ったタイプを選びましょう。

ベージュのカーテンは、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着いた雰囲気を演出します。

2. 窓ガラスへの対策:フィルムや遮熱シート

窓ガラス自体に遮熱効果を持たせることも有効です。窓ガラスに貼るタイプの遮熱フィルムや遮熱シートは、比較的簡単に取り付けられ、効果も期待できます。

* **選び方のポイント:**
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  • 紫外線カット効果:紫外線による家具の日焼けを防ぎます。

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  • 断熱効果:冬場の暖房効率も向上させます。

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  • 目隠し効果:プライバシー保護にも役立ちます。

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  • 貼りやすさ:初心者でも簡単に貼れるタイプを選びましょう。

3. 室内空気の循環:換気扇やサーキュレーターの活用

熱のこもりを防ぐには、空気の循環が重要です。換気扇を効果的に使用したり、サーキュレーターで室内空気を循環させることで、室温の上昇を抑えることができます。

* **換気扇の使い方:**

  • 定期的な換気:朝晩など、外気温度が低い時間帯に窓を開けて換気しましょう。
  • 換気扇の適切な使用:換気扇の種類によって適切な使用方法が異なりますので、取扱説明書をよく読んで使用しましょう。

* **サーキュレーターの使い方:**

  • 風の流れを作る:窓を開けて、外気を取り込みながら、サーキュレーターで室内空気を循環させましょう。
  • 適切な位置に設置:風の流れを妨げない位置に設置しましょう。

4. 日差し対策:日よけシェードやオーニング

窓の外側に日よけを設置することで、太陽光を遮り、室温の上昇を防ぐことができます。

* **選び方のポイント:**

  • 素材:耐久性や遮光性、通気性を考慮しましょう。
  • サイズ:窓のサイズに合ったものを選びましょう。
  • 取り付け方法:窓枠に取り付けるタイプや、壁に取り付けるタイプなどがあります。

5. その他の対策:家具の配置、グリーンの活用

家具の配置を見直すことで、風の流れをスムーズにすることができます。また、観葉植物は、室温を下げる効果はありませんが、心理的な効果で暑さを感じにくくする効果が期待できます。

専門家のアドバイス:建築士の視点

建築士の視点から見ると、室温上昇の原因は、建物の断熱性能や換気システム、日射遮蔽の状況など、様々な要因が考えられます。新築住宅の場合でも、設計段階での配慮不足や施工上の問題が原因となっている可能性があります。

もし、上記の対策を行っても改善が見られない場合は、建築会社や専門家に相談することをお勧めします。原因を特定し、適切な対策を講じることで、より快適な住環境を実現できるでしょう。

まとめ:快適な空間を手に入れよう

2階のお部屋の暑さ対策は、複数の方法を組み合わせることで、より効果を発揮します。まずは、遮熱カーテンやブラインド、窓ガラスフィルムなどの導入から始めてみてください。それでも改善が見られない場合は、換気扇やサーキュレーター、日よけシェードなどを活用し、状況に合わせて対策を強化しましょう。それでも解決しない場合は、専門家への相談も検討しましょう。快適な空間で、毎日を過ごせるよう願っています。

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