2階建て1階角部屋の騒音問題と法的解決策:大家と2階住人への対応

2階建ての1階の角部屋に引っ越してきて、4年目です。家族は旦那、私、幼児(3才)です。最初に来た時、上に♀1人で住んでて静かだったのですが、 途中から真夜中(2時とか3時)に♂を数人連れ込んで飲み会のドンチャン騒ぎ。それ以降は毎週1人の♂がきて真夜中に大声で話すなど…余りに酷い騒音(足音も含め)だったので抗議→静かになったが、引っ越し→間もなく母娘&赤ちゃんが引っ越してくる→朝6時前から走り回る(赤ちゃんではない)&引き戸を1分間に4回開けしめ→真夜中にも同じ事を繰り返す→直接抗議するも改善なし→不動産並びに大家に連絡。不動産は理解してくれ、あまり我慢しないでとの回答。大家は、前に住んでた人もあんた達に言われたから出てったんだ!こっちは損害受けてる。それも黙ってやってるんだぞ?神経質すぎる!あんた達が言わなければ問題おきないんだ!法的に大家と2階の住人を訴えたいのですが、方法はありますか? 補足 以前に家賃滞納はありましたが、完済して今、現在は毎月キチンと払ってます。この件も大家に、家賃滞納した時だって色んな人に迷惑かけただろ!とまるで私達、家族が疫病神みたいに言われました。

騒音問題と大家・2階住人への法的対応

長年続く騒音問題、そして大家からの不当な発言、本当に辛い状況ですね。 ご家族の健康と精神的な負担を考えると、早急に解決策を見つけることが重要です。 まずは、騒音問題の証拠集めと、法的対応について段階的に説明していきます。

1. 騒音の証拠集め

法的措置を取るためには、騒音の証拠をしっかりと集めることが不可欠です。 証拠として有効なのは以下のものになります。

  • 日時、騒音の内容を記録したメモ:騒音発生日時、時間、内容(大声、足音、物音など)、騒音の程度(小さい、大きいなど)を詳細に記録しましょう。可能な限り客観的な記述を心がけてください。
  • 騒音レベルを測定した記録:騒音計アプリなどを利用して、騒音レベルを測定し、記録しておきましょう。騒音レベルが高いほど、証拠として有効です。
  • 録音データ:スマートフォンの録音機能などを利用して、騒音を録音しましょう。ただし、録音は相手方の承諾を得ずに、プライバシーを侵害する可能性があるため、注意が必要です。 録音する場合は、必ず証拠として提出できる範囲で、かつ、騒音の状況が明確にわかるように録音しましょう。
  • 写真・動画:騒音の原因となる状況(例えば、走り回っている様子、頻繁に開け閉めされる引き戸など)を写真や動画で記録しましょう。
  • 近隣住民からの証言:同じような騒音被害を受けている近隣住民がいれば、証言を得ることが重要です。証言は、書面で残しておきましょう。

これらの証拠は、後述する法的措置において重要な役割を果たします。 証拠がしっかりしていればいるほど、裁判で有利になります。

2. 不動産会社への再相談

既に不動産会社に相談済みとのことですが、改めて、集めた証拠を提示し、現状を詳しく説明しましょう。 不動産会社は、大家と賃借人との間の仲介役として、問題解決に協力する義務があります。 不動産会社が適切な対応を取らない場合は、次のステップに進みましょう。

3. 弁護士への相談

騒音問題の解決が困難な場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。 弁護士は、騒音問題に関する法律の専門家であり、適切な法的措置を選択し、手続きを進めることができます。 弁護士費用はかかりますが、将来的な損害を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

弁護士に相談する際には、集めた証拠を全て提示しましょう。弁護士は、証拠に基づいて、以下の法的措置を検討します。

4. 法的措置

弁護士のアドバイスに基づき、以下の法的措置を検討できます。

  • 内容証明郵便:まずは、大家と2階住人に対して、内容証明郵便で騒音問題の改善を要求します。内容証明郵便は、証拠として有効なため、後々の訴訟に備えておくことが重要です。 具体的な改善要求事項(騒音レベル、時間帯など)を明確に記載しましょう。
  • 民事訴訟:内容証明郵便を送付しても改善が見られない場合は、民事訴訟を提起することができます。 民事訴訟では、損害賠償請求や、騒音行為の差止め請求を行うことができます。 騒音による精神的苦痛や、生活の質の低下などを主張し、適切な損害賠償額を請求しましょう。
  • 警察への通報:騒音が深夜や早朝に及ぶなど、明らかに迷惑行為にあたる場合は、警察に通報することもできます。 警察は、騒音の状況を把握し、警告や指導を行う場合があります。

5. 大家の発言への対応

大家の発言は、非常に不当です。 家賃滞納の過去を理由に、現在の騒音問題を正当化することはできません。 弁護士に相談することで、大家の発言に対処するための適切な方法をアドバイスしてもらえます。

6. 専門家の視点:騒音問題解決のためのアドバイス

騒音問題の解決には、専門家のアドバイスが不可欠です。 弁護士だけでなく、以下の専門家への相談も検討しましょう。

  • 建築音響の専門家:建物の構造や、騒音の伝わり方について専門的な知識を持つ建築音響の専門家に相談することで、騒音対策の具体的な方法をアドバイスしてもらえます。
  • 不動産鑑定士:騒音問題による不動産価値の低下を評価してもらうことで、損害賠償請求の根拠を強化できます。

具体的なアドバイス:騒音問題を解決するためのステップ

1. **証拠集めを徹底する:** 日々の記録を詳細に、そして継続的に行いましょう。これは、法的措置をとる上で最も重要なステップです。
2. **不動産会社と連携する:** 不動産会社は、あなたの味方です。 積極的に状況を伝え、解決策を探りましょう。
3. **弁護士に相談する:** 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかるでしょう。 費用はかかりますが、将来的な損害を考えると、投資価値は高いです。
4. **冷静さを保つ:** 感情的になることなく、客観的な事実を伝えましょう。 冷静な対応が、問題解決への近道です。
5. **記録を整理する:** 集めた証拠は、日付順に整理し、分かりやすくまとめましょう。 弁護士への相談や、裁判の際に役立ちます。

まとめ

騒音問題は、放置すると深刻な事態を招く可能性があります。 ご自身の権利を主張し、安心して暮らせる環境を取り戻すためにも、早めの行動が重要です。 弁護士などの専門家と相談し、適切な解決策を見つけることをお勧めします。

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