2階各部屋の床の色違いは変?新築住宅の床材選びと部屋別コーディネート

2階 各部屋の床の色が違うのは変ですか? 新築色決め中です。 2階に、主寝室(南西)、子供部屋3部屋(南東、北東、北西)があります。 1階、2階廊下とハードメイプル?色にしようかと思っています。 主寝室はダークブラウンにしてみたいです。 子供部屋も雰囲気の違った感じにしてみたいのですが、各部屋の床色が違うのは変でしょうか? たとえば、北西の部屋は日当たり悪そうだから白目の色とか。。。 床色は統一して、壁紙だけで雰囲気かえたほうが無難ですか?

新築住宅の床材選び:統一感と個性を両立させる方法

新築住宅の床材選びは、住まいの雰囲気を大きく左右する重要な要素です。特に2階のように複数の部屋がある場合は、床の色を統一するか、部屋ごとに異なる色にするか迷う方も多いのではないでしょうか。今回の質問では、2階に主寝室と3つの子供部屋があり、廊下はハードメープルを予定されているとのこと。主寝室をダークブラウンにしたい、子供部屋はそれぞれ異なる雰囲気にしたいというご希望ですね。各部屋の床の色を違えることについて、変かどうか、また、統一感を持たせるための具体的な方法について解説していきます。

床の色を統一すべきか?メリット・デメリット

まず、床の色を統一することのメリットとデメリットを整理してみましょう。

床の色を統一するメリット

* 統一感と広がり感: 全ての部屋の床の色が同じであれば、空間全体に統一感が生まれ、広く感じられます。特に、小さな家や間取りが複雑な場合は有効です。
* シンプルで落ち着いた雰囲気: 色の統一は、シンプルで落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックスできる空間を演出します。
* リフォーム時の容易さ: 将来的にリフォームする際、床材の交換が容易になります。

床の色を統一するデメリット

* 個性が出しにくい: 各部屋の個性を表現することが難しくなります。それぞれの部屋の用途や好みに合わせたデザインが制限されます。
* 部屋の広さや明るさとのバランスが取りにくい: 部屋の広さや明るさによって、同じ色の床材でも印象が大きく変わる可能性があります。

床の色を部屋ごとに分けるメリット・デメリット

次に、部屋ごとに床の色を変えることのメリットとデメリットを見ていきましょう。

床の色を部屋ごとに分けるメリット

* 個性を表現できる: 各部屋の用途や好みに合わせたデザインが可能になり、それぞれの部屋に個性を持たせることができます。
* 部屋の雰囲気を効果的に演出: 床の色を変えることで、部屋の明るさや広さを調整し、より効果的に雰囲気を演出できます。例えば、日当たりの悪い部屋には明るい色の床材を選ぶことで、空間を明るく見せることができます。
* デザインの自由度が高い: デザインの自由度が高く、オリジナリティーあふれる空間を作り上げることができます。

床の色を部屋ごとに分けるデメリット

* 統一感の欠如: 全体的な統一感が損なわれる可能性があります。
* 空間が狭く感じられる可能性: 色使いによっては、空間が狭く感じられる可能性があります。
* リフォーム時の費用増加: 将来的にリフォームする際、床材の交換費用が増加する可能性があります。

具体的な床材選びとコーディネート例

では、質問者様のケースを参考に、具体的な床材選びとコーディネート例を考えてみましょう。

廊下:ハードメープル

ハードメープルは、明るい色合いで清潔感があり、どんなインテリアにも合わせやすい万能な床材です。廊下は家の顔となる部分なので、明るく清潔感のあるハードメープルは最適な選択と言えるでしょう。

主寝室:ダークブラウン

主寝室はダークブラウンの床材で落ち着いた雰囲気に。ダークブラウンは高級感があり、リラックスできる空間を演出します。壁や家具の色とのバランスを考慮し、落ち着いた色合いの壁紙や家具を選ぶと、より統一感のある空間になります。

子供部屋:個性を演出

子供部屋は、それぞれ異なる雰囲気にしたいとのこと。北西の部屋は日当たりが悪いとのことなので、明るい色の床材を選ぶのがおすすめです。例えば、ホワイトオークパインなどの明るい色の床材は、空間を明るく見せる効果があります。南東、北東の部屋は、日当たりが良いので、少し落ち着いた色合いの床材でも問題ありません。例えば、ライトブラウングレーなども良いでしょう。

* 北西の部屋(日当たりが悪い): ホワイトオークの床材に、白を基調とした家具と明るい色の壁紙を組み合わせることで、明るく開放的な空間を演出できます。
* 南東の部屋(日当たりが良い): ライトブラウンの床材に、パステルカラーの家具と壁紙を組み合わせることで、可愛らしい雰囲気に。
* 北東の部屋(日当たりが良い): グレーの床材に、シンプルな家具と壁紙を組み合わせることで、落ち着いた雰囲気に。

全体的なバランス

各部屋の床の色が違っても、廊下をハードメープルで統一することで、全体的なバランスを取ることができます。また、各部屋の壁紙や家具の色を調整することで、統一感を出すことも可能です。例えば、各部屋の壁紙に共通の色味を取り入れる、または、家具の色を統一するなどです。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスすると、床の色を統一しないことは決して変ではありません。むしろ、各部屋の個性や機能性を考慮した上で、床の色を変えることで、より魅力的な空間を演出できる可能性があります。ただし、色の組み合わせやバランスには注意が必要です。色の専門家やインテリアコーディネーターに相談することで、より効果的なコーディネートを実現できるでしょう。

まとめ:個性を重視した床材選びを

新築住宅の床材選びは、住まいの雰囲気を大きく左右します。今回の質問のように、各部屋の床の色を統一しないことは、決して変ではありません。むしろ、それぞれの部屋の用途や好みに合わせた床材を選ぶことで、より個性的な空間を演出できます。ただし、全体的なバランスを考慮し、色の組み合わせやバランスに注意することが大切です。専門家のアドバイスを受けることも検討してみてください。

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