2階リビングの窓辺コーディネート:ブラインドとカーテンの選び方

ブラインドとカーテンについて教えて下さい!新築の家に入居したのですが、2階リビングの窓に何をつけるか迷っています。2階はドア、家具(作り付けでクローゼットとテレビボード)窓枠がダークブラウン、壁が白、床がナチュラルブラウンで統一してあります。リビングにはロフトもあり、室内灯にも凝った物を選んだので、当初窓には木製ブラインドを考えていたのですが、掃除が大変そうなのと、部屋の感じが重たくなりすぎないか心配で躊躇しています。窓枠は幅270センチ、高さ140センチ程です。まだソファ、ラグマット、机を購入予定ですがブラウン系で統一する予定です。ブラインドに光触媒や遮熱効果のあるものも出ているみたいですが、カーテンも含め使い勝手、部屋の雰囲気等お勧めを教えて下さい。よろしくお願いします。

2階リビングの窓辺:ダークブラウンの窓枠とブラウン系の家具との調和

新築のお住まい、おめでとうございます!2階リビングの窓辺、ダークブラウンの窓枠、白壁、ナチュラルブラウンの床という落ち着いたベースに、こだわりの照明とブラウン系の家具を配置する予定とのこと。ロフトのある空間は、窓辺のコーディネート次第で、より魅力的な空間に変わります。木製ブラインドの掃除のしやすさや、重たくなりすぎないかというご心配、よく分かります。そこで、ブラインドとカーテンそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、最適な窓辺コーディネートをご提案します。

木製ブラインド:メリットとデメリット

木製ブラインドは、天然木の温もりと高級感があり、ダークブラウンの窓枠とも相性抜群です。しかし、ご懸念の通り、掃除の手間と部屋の印象が重たくなる可能性があります。

木製ブラインドのメリット

  • 高級感と温かみのある雰囲気:天然木の素材感が、空間に落ち着きと上品さを与えます。ダークブラウンの窓枠と統一感を持たせやすいです。
  • 光のコントロールが容易:スラットの角度を調整することで、光を自在にコントロールできます。プライバシーの保護にも役立ちます。
  • 断熱効果:木製ブラインドは、ある程度の断熱効果も期待できます。特に冬場は室温の維持に役立ちます。

木製ブラインドのデメリット

  • 掃除が大変:スラットの隙間に入り込んだホコリを丁寧に掃除する必要があります。定期的なメンテナンスが必要です。
  • 重厚な印象になりやすい:特に濃い色の木製ブラインドは、部屋を重く見せる可能性があります。明るい色の壁や床とのバランスが重要です。
  • 価格が高い:他のブラインドの種類と比較して、一般的に価格が高めです。

カーテン:メリットとデメリット

カーテンは、布地の種類やデザインが豊富で、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。また、遮光性や断熱性が高いものも選べます。

カーテンのメリット

  • デザインの豊富さ:様々な素材、色、柄から選べ、インテリアの個性を表現できます。ブラウン系のソファやラグマットとコーディネートしやすいです。
  • 遮光性・断熱性が高いものが多い:遮光カーテンは、日差しを遮り、プライバシーを守ります。断熱カーテンは、冷暖房効率を高めます。
  • 掃除が比較的簡単:洗濯できるカーテンも多いので、お手入れが比較的容易です。

カーテンのデメリット

  • ブラインドに比べて光のコントロールが難しい:完全に光を遮断したい場合は、遮光カーテンを選ぶ必要がありますが、微妙な光の調整は難しいです。
  • 場所をとる:カーテンを開閉する際に、ある程度のスペースが必要です。

最適な窓辺コーディネートの提案

270cm×140cmという大きな窓に、木製ブラインドは確かに掃除が大変かもしれません。また、ブラウン系で統一されたインテリアに、木製ブラインドを追加すると、重厚感が出すぎる可能性があります。そこで、以下の組み合わせを提案します。

提案1:ロールスクリーン+レースカーテン

ロールスクリーンは、操作が簡単で掃除も容易です。遮光性が高いものや、光を通すタイプなど、様々な種類があります。ブラウン系のロールスクリーンを選べば、統一感も保てます。レースカーテンを組み合わせることで、柔らかな光を取り込み、重たくなりすぎない空間を作ることができます。レースカーテンは、白やアイボリーなどの明るい色を選ぶと、より開放的な印象になります。

提案2:縦型ブラインド+薄手のカーテン

縦型ブラインドは、スラットが縦方向に配置されているため、木製ブラインドよりも掃除がしやすいです。また、スラットの素材や色も豊富で、ダークブラウンの窓枠に合うものを選ぶことができます。薄手のカーテンを組み合わせることで、プライバシーを保護しつつ、明るさを確保できます。

提案3:ウッドブラインド(部分設置)+カーテン

窓の上半分に木製ブラインド、下半分にカーテンを設置するという方法もあります。これにより、木製ブラインドの高級感を楽しみつつ、掃除の手間を軽減できます。カーテンは、ブラウン系のソファやラグマットとコーディネートしやすい色柄を選びましょう。

光触媒や遮熱効果について

ブラインドやカーテンを選ぶ際には、光触媒や遮熱効果も考慮しましょう。光触媒は、空気中の有害物質を分解する効果があり、遮熱効果は、室温の上昇を抑えます。特に南向きの窓など、日差しが強い窓には、これらの機能を持つ製品を選ぶことをお勧めします。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、2階リビングの窓辺は、空間全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。ダークブラウンの窓枠とブラウン系の家具を基調としたインテリアに、重厚すぎず、明るさを保ちつつ、落ち着きのある空間を作るためには、素材感と色のバランスが重要です。

例えば、木製ブラインドを使用する場合は、明るい色の木材や、スラットの間隔が広いものを選ぶことで、軽やかな印象にできます。カーテンを使用する場合は、透け感のある素材や、淡い色のものを選ぶことで、空間に広がりを持たせることができます。また、窓枠の色と調和する色を選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。

まとめ

2階リビングの窓辺コーディネートは、素材、色、機能性などを考慮して、慎重に検討することが大切です。今回ご紹介した提案を参考に、ご自身の好みに合った最適な窓辺コーディネートを見つけてください。

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