2階リビングの悩みを解決!玄関から見えるキッチンと収納問題のインテリアコーディネート

インテリアについて質問です。 来月から引っ越すアパートの間取りで悩んでいます。 二階部屋で玄関が一階なんですが、階段をあがると目の前にシンクがあります。 LDKなんですが、出来るだけキッチンとリビングを分けて使いたいと思うので間にカウンターを置くか悩んでいます。 またキッチンに置く収納も寄せられる壁が無いのも悩んでいます。 この様な間取りで参考になるコーディネートがあればよろしくお願いします。

間取りの課題と解決策:階段上り口のキッチン、LDKの分離、収納の確保

2階リビングで、玄関から階段を上がるとすぐにキッチンが見えてしまう…という間取り、そしてキッチン収納の配置にもお悩みとのこと。多くのマンションやアパートでみられる間取りの課題ですね。 このQ&Aでは、具体的な解決策と、それらを踏まえたインテリアコーディネートの提案をさせていただきます。

課題1:階段を上がった正面にキッチンシンクがある

玄関から階段を上がり、リビングに入る前にキッチンシンクが見える状態は、生活感が出やすく、来客時にも少し気になりますよね。 この問題を解決するために、視線を遮る工夫が重要です。

解決策1:カウンターで空間を仕切る

最も効果的なのは、キッチンとリビングの間にカウンターを設置することです。 カウンターは、単なる仕切りだけでなく、ダイニングテーブルとして、あるいは作業スペース、飾り棚としても活用できます。 高さのあるカウンターは視線を効果的に遮り、空間を明確に分離します。 カウンターの素材やデザインによって、リビングの雰囲気も大きく変わるので、全体のインテリアスタイルに合ったものを選びましょう。例えば、ベージュのタイルカウンターは、温かみのある空間を演出します。

解決策2:間仕切りパーテーションを活用する

カウンターを設置するスペースがない場合は、間仕切りパーテーションが有効です。 様々なデザイン、素材、高さのパーテーションがあるので、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。 透明感のあるガラスパーテーションなら、開放感を保ちつつ視線を程よく遮ることができます。 また、折りたたみ式のパーテーションなら、必要な時だけ使用できるので便利です。

解決策3:グリーンや大型家具で視線を誘導する

カウンターやパーテーションを設置できない場合でも、大型の観葉植物や背の高い家具を配置することで、視線をキッチンからそらすことができます。 緑を取り入れることで、リラックスできる空間も演出できます。 ただし、通路を塞がないように注意しましょう。

課題2:LDKを分離したい

LDKを完全に分離するのは難しい場合もありますが、視覚的に分離することで、生活感を軽減し、それぞれの空間を快適に利用できます。

解決策:家具の配置と照明で空間をゾーニングする

家具の配置で空間を仕切るゾーニングは、手軽にできる方法です。 ソファやラグをリビング側に配置し、ダイニングテーブルをキッチン側に配置することで、自然と空間が分かれていきます。 照明もゾーニングに効果的です。 リビングには暖色系の照明、ダイニングには白熱灯など、空間ごとに異なる照明を使うことで、それぞれの空間の雰囲気を演出できます。

課題3:キッチン収納の壁がない

壁がないと収納の配置に困りますね。

解決策1:キッチンカウンターを活用した収納

カウンター下やカウンター上に収納棚を設置することで、収納スペースを確保できます。 カウンター一体型の収納棚も便利です。 キャスター付きの収納ワゴンも有効活用できます。 必要な時に移動でき、フレキシブルな収納を実現できます。

解決策2:独立型収納家具

壁がない場合は、独立型の収納家具を利用しましょう。 キッチンに合ったサイズ、デザインのものを選び、収納力とデザイン性を両立させましょう。 背の高い食器棚や、オープンシェルフなどを活用し、収納とディスプレイを兼ね備えた空間を作ることができます。

解決策3:壁面収納の検討

賃貸の場合、壁に穴を開けるのは難しいですが、賃貸でも使える壁面収納も販売されています。 粘着テープや突っ張り棒を利用した収納も有効です。

具体的なコーディネート例

今回の間取りを考慮した、ベージュを基調としたコーディネート例です。

* **リビング**: ベージュのソファ、オフホワイトのラグ、木製のローテーブル。 窓際に観葉植物を配置し、自然光を取り込みながら、リラックスできる空間を演出します。 間仕切りとして、ベージュのタイルのカウンターを設置。
* **ダイニング**: ベージュのダイニングテーブルと椅子。 カウンターと一体型の収納棚を設置し、食器やキッチン用品を収納します。 ペンダントライトでダイニングを明るく照らします。
* **キッチン**: ベージュのキッチンキャビネット。 壁面がないため、キャスター付きの収納ワゴンを配置し、調理器具などを収納します。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回の間取りの課題は、視覚的な工夫と収納の工夫によって十分解決可能です。 重要なのは、全体の色調を統一し、空間の繋がりを意識することです。 ベージュは、温かみがあり、どんな色とも合わせやすいので、今回のコーディネートのベースカラーとして最適です。 また、収納は、見た目にも美しく、使い勝手の良いものを選ぶことが大切です。 収納を見せる収納にすることで、インテリアの一部として楽しむこともできます。

まとめ:自分らしい空間を創造しよう

今回の間取りの課題は、適切な家具選びと配置、そして収納の工夫によって解決できます。 ベージュを基調としたコーディネート例を参考に、自分らしい空間を創造してください。 この記事が、皆様のインテリア選びの参考になれば幸いです。

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