2歳ポメラニアンの無駄吠え対策:朝だけ鳴き止まない原因と解決策

犬の無駄吠えについて・・ 2歳のポメラニアンを飼っていますが、 無駄吠えが多くて困っています。 普段は仕切りのある大き目のハウスの中で過ごさせ 目を離さず遊んでやれるときだけハウスから出すようにしています。 室内飼いなのでドアさえ閉めておけば部屋に放しておいてもいいのですが 未だに排泄が不安定で、絨毯の上などでも時々オシッコをしてしまうので 出しておくということが出来ません。 ハウスに入っていても普段は吠えないんですが、 朝だけ凄く吠えます。吠えるというより鳴くという感じですが・・ 私が起きて行動を始めた頃から、出勤までの2時間くらいですが 時々黙ることもありますが、ほぼ吠え続けています。 私にとっての朝はやる事が多く、なかなか構ってやれないので 遊んで欲しいからではないかと思いますが、 途中15分くらい出して遊んでやるのが精一杯です。 エサを与えても半分くらい食べるとまた吠え出します。 ダメ!! とか待て!!とか声をかけると余計吠えます。 なので無視していますが、夏は窓を開放しているので 近所にも迷惑ではないかと心配しています。 よその犬も吠えているので、今のところ苦情は来ませんが。。 それと、ハウスから出すと私にくっついて離れません。 振り切って他の場所に行くとこれまた鳴きまくります。 分離不安症というのがあると聞きましたが その可能性もあるのかもしれないです。 日中はひとりでお留守番できているようです。 特にハウスの中は乱れていないし、 その中ではちゃんとトイレトレイにオシッコもしているようです。 近所の人からも昼間は吠えていないよ・・と聞きました。 朝余裕があれば15分出して部屋で遊ぶより 外にお散歩に連れて行きます。←15~20分くらい 基本的にはお散歩は夕方に1回です。←20~30分くらい ・・と、そんな感じなんですが、 無駄吠えを減らす方法はあるんでしょうか。

朝方の無駄吠えの原因を探る

2歳ポメラニアンの朝方の無駄吠え、飼い主様のお気持ちお察しします。 朝だけ吠える、ハウスの中でも吠える、遊んで欲しいから吠えているように見える…これらの状況から、いくつか考えられる原因を分析してみましょう。

1. 睡眠不足とストレス

犬は人間と同じように睡眠が必要です。夜間の睡眠が不足していると、朝方に落ち着きがなくなり、無駄吠えにつながることがあります。ハウスの中で過ごす時間が長いと、運動不足やストレスも溜まりやすくなります。

2. 排泄の不安

まだ排泄が安定していないため、ハウスから出してもらえないストレスが、朝方の鳴き声に繋がっている可能性があります。 ハウス内での排泄は成功しているものの、ハウスの外で失敗する不安が、吠える行動に繋がっているのかもしれません。

3. 飼い主さんとの分離不安

朝、飼い主さんが活動を始めると、一緒に過ごしたいという気持ちが強くなり、鳴き続ける可能性があります。飼い主さんが家を出ることに対する不安(分離不安症)も考えられます。 日中は留守番できていることから、完全に分離不安症とは言えないかもしれませんが、朝方の行動から、ある程度の分離不安は感じられます。

4. 予測可能なルーティンがない

犬はルーティンを好みます。朝が不規則で、いつ遊んでくれるか、散歩に行くかなど、予測できないと不安になり、吠えることで注意を引きつけようとします。

無駄吠えを減らすための具体的な対策

上記の点を踏まえ、具体的な対策を提案します。

1. 朝のルーティンを確立する

  • 起床時間と行動を一定にする:毎日同じ時間に起床し、同じ順番で行動することで、犬は予測できるようになり、安心感が増します。
  • 朝の散歩を優先する:可能であれば、朝一番に30分程度の散歩をしましょう。排泄と運動不足解消、そして飼い主さんとの時間確保にもなります。散歩は、犬にとって大きなストレス解消になります。
  • 朝ごはんの時間を決める:食事の時間も固定することで、犬は安心感を覚えます。朝ごはんを食べた後、少し時間をおいてから散歩に出かけるのも良いでしょう。

2. 排泄トレーニングを強化する

  • トイレトレーニングの見直し:トイレシートの位置、種類、清潔さを見直しましょう。適切な場所とタイミングで排泄を促すトレーニングを継続的に行いましょう。 必要であれば、ペットシッターやドッグトレーナーに相談するのも良いでしょう。
  • ハウスから出す時間を増やす:排泄が安定するまでは、ハウスから出す時間を徐々に増やし、室内での排泄を成功させましょう。 成功したら必ず褒めてあげましょう。
  • 事故を減らす工夫:絨毯を一時的に別の場所に移動したり、滑らないマットを敷いたりするなど、事故を減らす工夫をしましょう。 犬が自由に動き回れるスペースを確保することも重要です。

3. 分離不安への対策

  • 無視するのではなく、安心させる:「ダメ!」などの叱責は逆効果です。吠えても、過剰に反応せず、落ち着いて対応しましょう。 代わりに、優しく声をかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えましょう。
  • ハウスを快適な空間に:ハウスの中に、犬のお気に入りのオモチャやタオルなどを入れ、安全で快適な空間にしてあげましょう。 ハウスを「安心できる場所」と認識させることが大切です。
  • 徐々にハウスから出す時間を長くする:最初は短時間から始め、徐々にハウスから出す時間を長くしていきましょう。 犬が落ち着いていられる時間を徐々に長くすることで、分離不安を軽減できます。
  • サプリメントの検討:獣医師に相談の上、必要であれば、分離不安を軽減するサプリメントを試してみるのも良いでしょう。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、動物病院やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。 特に、分離不安が深刻な場合は、専門家のサポートが不可欠です。

5. 環境の見直し

  • 騒音対策:夏場の窓開放による近隣への騒音対策として、窓に遮音シートを貼る、防音カーテンを使用するなどの対策を検討しましょう。
  • ハウスの位置:ハウスの位置を見直してみましょう。人通りの少ない静かな場所に移動するなど、環境を変えることで改善が見られる場合があります。

まとめ

朝方の無駄吠えは、睡眠不足、ストレス、排泄の不安、分離不安など、複数の要因が複雑に絡み合っている可能性があります。 上記の対策を一つずつ試してみて、改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。 犬との信頼関係を築き、安心できる環境を整えることが、無駄吠えを減らすための鍵となります。 焦らず、根気強く取り組むことが大切です。

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