2匹目の猫との多頭飼育:臆病な先住猫と子猫の幸せな同居を実現するための完全ガイド

2匹目の猫を迎え入れるのあたってアドバイスお願いします。 現在3才の猫(♀)を飼っています。知り合いの家で子猫が産まれ、2匹目を迎え入れることになりました。アドバイスお願いします。 ・先住猫(サビ3才♀)→ウチに来て1年4カ月。もとは野良でしたが保護団体(ウイルス陰性・ワクチン済・避妊済)から里親希望して引き取りました。かなり臆病な性格で、やっと飼い主には慣れてきましたが(ベタベタではないです)ほかの人間が来ると隅っこの暗がりに隠れて出てきません。怖がっていてもシャーっと怒ったことは無くどっちかというとビビリながらネコパンチを出します。抱っこは嫌がります。ですがかなりのツンデレです。 ・一度別の友人の子猫2匹(生後4カ月くらいの♀・♂)が遊びに来た時、うちの先住猫はやっぱり奥の部屋の隅っこ暗がりから出てこず、子猫たちに見つかって対面しその時はじめて「ウ~~」みたいな声を出してました。 引き取る予定の子猫は現在生後1~2週間です。 以下アドバイスお願いします。 ☆先住猫の性格上、子猫を迎え入れるのは難しいでしょうか?? ☆この場合子猫を受け入れる時は生後何カ月くらいがいいのでしょうか?また子猫の性別はどちらがいいでしょうか? ☆子猫を受け入れるにあたって必要なこと・物などありましたらなんでもアドバイスいただきたいです!補足子猫がウイルス検査を受けるにはもう少し時間が必要ですが陽性反応が出た場合一緒に飼うのは危険でしょうか?子猫をしばらく飼い始めて時期がきて検査し、もし陽性となった場合もとの家に返すことが出来る気がしません。子猫の母猫の検査結果は確認していません。確認したほうがいいでしょうか?それで陽性なら迎え入れ自体考えたほうがいいのでしょうか・・・先住猫にリスクを与えたくない気持ちもあります。考えすぎでしょうか?

先住猫の性格と多頭飼育の可能性

臆病な性格の先住猫がいるご家庭への2匹目の猫の迎え入れは、慎重な計画と準備が必要です。しかし、不可能ではありません。先住猫が子猫と全く交流しない可能性もありますが、適切な環境と時間をかけることで、良好な関係を築ける可能性も十分にあります。重要なのは、先住猫のストレスを最小限に抑え、安全で安心できる環境を提供することです。

子猫を迎える最適な時期と性別

子猫を迎える最適な時期は、生後2ヶ月~3ヶ月頃です。この頃になると、母猫からの離乳が完了し、ある程度の自立心が育ち、ワクチン接種も完了していることが多いからです。生後1~2週間の子猫は、まだ母猫からの世話が必要な時期であり、多頭飼育の導入には早すぎます。

性別の選択については、明確な正解はありません。しかし、一般的には、先住猫と同じ性別の子猫を迎えるよりも、異なる性別の子猫を迎える方が、縄張り争いやケンカが少なく、スムーズに多頭飼育を始められることが多いと言われています。ただし、性格や個体差によって異なるため、絶対的なものではありません。

子猫を迎えるにあたっての準備

子猫を迎えるにあたっては、以下の準備が不可欠です。

1. 徹底した環境整備

* ケージの準備:子猫を安全に隔離し、先住猫との接触を徐々に慣れさせるために、十分な広さのケージを用意しましょう。ケージ内には、トイレ、寝床、遊び道具などを配置します。
* トイレの設置:先住猫と子猫のために、それぞれ別の場所にトイレを設置します。トイレの種類や砂の種類も、それぞれの猫の好みに合わせて準備しましょう。
* 食事場所の確保:食事場所も、先住猫と子猫で別々に確保します。これにより、食事中の争いを防ぐことができます。
* 隠れ家の確保:先住猫が落ち着いて過ごせる隠れ家(猫ベッド、ダンボールハウスなど)を複数用意しましょう。これは、子猫との接触にストレスを感じた際に、安全に逃げ込める場所を提供するために非常に重要です。
* フェロモン製品の活用:猫のストレス軽減に効果的なフェロモン製品(フェリウェイなど)を活用しましょう。これにより、猫同士の緊張感を和らげ、スムーズな共存を促すことができます。

2. 徐々に慣れさせる

* 段階的な接触:最初は、ケージ越しに子猫と先住猫を数時間だけ接触させ、様子を観察します。お互いに警戒しながらも、落ち着いていれば、徐々に接触時間を延ばしていきます。
* 匂いの交換:子猫と先住猫のタオルやベッドなどを交換し、お互いの匂いを嗅ぎ合わせることで、お互いの存在に慣れてもらいます。
* 遊びの時間:子猫がケージから出て自由に動き回れるようになったら、先住猫が安全な場所から様子を観察できるよう、おもちゃを使って遊びの時間を作ります。
* 食事の時間をずらす:食事の時間をずらすことで、食事の際のトラブルを防ぎます。

3. 健康管理

* ウイルス検査:子猫のウイルス検査は必須です。特に、猫白血病ウイルス(FeLV)と猫免疫不全ウイルス(FIV)の検査は、先住猫の健康を守るために非常に重要です。もし陽性反応が出た場合は、獣医師に相談し、適切な対応を検討する必要があります。母猫の検査結果も確認しておきましょう。陽性の場合、迎え入れることは避けた方が賢明です。
* ワクチン接種:子猫がワクチン接種を済ませていない場合は、獣医師に相談して適切な時期に接種しましょう。
* 定期的な健康診断:多頭飼育では、猫同士の感染症リスクが高まるため、定期的な健康診断が重要です。

4. その他必要なもの

* 猫用食器:先住猫と子猫それぞれに必要な数だけ用意します。
* 猫用おもちゃ:猫同士の遊びを促すためにも、十分な数の猫用おもちゃを用意しましょう。
* 猫用爪とぎ:爪とぎは、猫のストレス軽減にもつながります。
* キャリーバッグ:通院時などに必要なキャリーバッグは、猫の数だけ用意しましょう。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

多頭飼育は、猫同士の性格や相性、環境など、様々な要素が影響します。スムーズな多頭飼育を実現するためには、獣医師に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。獣医師は、猫の健康状態や性格を考慮した上で、具体的な対策やアドバイスを提供してくれます。

まとめ

臆病な先住猫がいる家庭でも、適切な準備と計画、そして何より愛情と根気さえあれば、2匹目の猫との幸せな多頭飼育は実現可能です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、先住猫と子猫が共に安心して暮らせる環境を築いていきましょう。

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