2ヶ月の子猫の行動と飼い主との関係性：興奮、威嚇、甘え方について

子猫が興奮します。2ヶ月の雌です。何度も質問してしまってすみません。不安なもので。飼い主に向かって身体を大きく見せたりするってことは、わたしは、なめられているのでしょうか(涙)？あと、たまに空吠えみたいな変な威嚇(?)をされるのですが、どういう意味があるかわからないので教えてください。シャーっていうのではなくて、痰を吐くみたいに短く吠えます。最初は、威嚇やロックオンで近付いてくるのが怖すぎて騒いでしまっていましたが、最近は、あまり騒がないようにしています。そうすると、ムササビのように飛びついてきても爪を立てることはないです。遊んでいて、とても興奮している時に捕まえようとするとすごい噛まれます。興奮しすぎて危ないので宥めたいのですが、部屋を出たほうが良いのでしょうか？でも、部屋をいったん出て、次に部屋に入った時にも、逃げたり警戒したりで、なんか悲しくなってしまいます。放っておいたら、『何をしても怒られない』って思ってそうで…。もともと、一人遊びが好きなようですので、わたしは、おもちゃを床に置いて、それで遊んでいるのを見ているだけです。その時に、わたしが動いたり立ち上がったりすると、いきなり興奮度が上がるようです。今日は、ソファに座って、暫く放っておいて眺めていたら、最後に足元に来てちょっと鳴いて、それからお腹に来て毛づくろい後に寝ちゃいました。いつもこんなに落ち着いてくれれば可愛いのにって思います。こうやって、たまにですが近付いてきてくれるので、わたしの愛は届いているということでしょうか？猫を飼ってる人のブログや、知恵袋を見ると、鳴いて甘えてくるとか書いてますが、そんなことが殆どないんです。思い描いていたイメージとかなり違うので、心配です。猫を飼うのが夢でしたが、猫に怯えて暮らさなきゃならないのでしょうか。嫌われたくないです。

Contents

1 2ヶ月の子猫の行動：興奮、威嚇、甘え方の解説
2 具体的なアドバイスと専門家の視点
- 2.1 専門家（獣医）の視点
3 まとめ

2ヶ月の子猫の行動：興奮、威嚇、甘え方の解説

2ヶ月の子猫は、まだ社会性を学んでいる最中です。そのため、人間の赤ちゃんと同じように、感情表現が未熟で、飼い主さんにとって理解しにくい行動をとることがあります。質問者さんの子猫ちゃんの行動を一つずつ見ていきましょう。

身体を大きく見せる、空吠えのような威嚇について

子猫が身体を大きく見せる、または「痰を吐くような」短い吠え声をあげる行動は、必ずしも「飼い主をなめきっている」という意味ではありません。むしろ、興奮や不安、遊びへの誘いといった様々な意味合いが考えられます。 2ヶ月の子猫は、まだ自分の感情をうまくコントロールできません。遊びに興奮しすぎて、興奮のあまり威嚇のような行動に出てしまうことがあるのです。また、短い吠え声は、子猫なりのコミュニケーション手段かもしれません。人間の子どもの泣き声と同じように、様々な状況で発せられる可能性があります。

興奮時の噛みつきと対処法

遊んでいて興奮しすぎて噛みつくのは、子猫にとって遊びの一環です。しかし、飼い主さんにとっては危険な行為です。 興奮しすぎたら、一旦遊びを中断することが大切です。 部屋を出て落ち着かせるのも有効な方法です。ただし、すぐに部屋に戻ると警戒される可能性があるので、数分間待ってから、落ち着いた様子で部屋に戻りましょう。 重要なのは、子猫に「噛むと遊びが中断される」ということを学習させることです。 噛まれたらすぐに遊びを止め、子猫を無視するか、別の部屋へ移動しましょう。

甘え方について：猫の愛情表現は多様

猫の甘え方は、犬のようにハッキリとしたものではありません。鳴いて甘えるのは、猫の甘え方の一つですが、全ての猫がそうとは限りません。質問者さんの猫ちゃんが鳴いて甘えてこないからといって、愛情が不足しているとは限りません。 毛づくろいをして寝てくれる、足元に寄ってきてくれる、といった行動も、猫なりの愛情表現です。 猫は、自分のペースで愛情を示します。質問者さんの猫ちゃんは、自分のペースで愛情表現をしていると考えられます。

一人遊びと飼い主の行動

子猫が一人遊びを好むのは、猫の習性です。しかし、飼い主さんが動いたり立ち上がったりすると興奮度が上がるのは、子猫にとって飼い主さんの動きが遊びの誘いか、刺激になっている可能性があります。 子猫と遊ぶ際は、ゆっくりとした動きで、子猫のペースに合わせて遊びましょう。 急に動きすぎると、子猫は興奮してしまい、噛みつきなどの問題行動につながる可能性があります。

具体的なアドバイスと専門家の視点

子猫との良好な関係を築くために、以下の点を意識してみましょう。

遊びの時間を決める： 1日に数回、10～15分程度の遊びの時間を決めて、集中して遊びましょう。遊びすぎると興奮して噛みつきやすくなります。
適切なおもちゃを選ぶ： 猫が安全に遊べるおもちゃを選びましょう。羽根つきの棒やボールなど、追いかけることができるおもちゃがおすすめです。
噛みつき防止対策： 子猫が興奮して噛みついてきたら、すぐに遊びを止め、子猫を無視するか、別の部屋へ移動しましょう。「噛むと遊びが終わる」ことを学習させましょう。
落ち着ける空間を作る： 子猫が安心して休める場所を用意しましょう。猫ベッドや、高い場所など、子猫が安全だと感じる場所を用意することが重要です。
猫専門の獣医に相談する： もし、問題行動が改善しない場合は、猫専門の獣医に相談しましょう。獣医は、子猫の行動の背景を理解し、適切なアドバイスをしてくれます。

専門家（獣医）の視点

獣医の立場から見ると、2ヶ月の子猫は、まだ社会化の過程にあるため、興奮しやすいのは自然なことです。重要なのは、飼い主さんが子猫の行動を正しく理解し、適切な対応をすることです。過剰な反応や叱責は、かえって子猫を不安にさせ、問題行動を悪化させる可能性があります。落ち着いて、子猫のペースに合わせて接することが大切です。

まとめ

子猫の行動は、必ずしも飼い主さんへの反抗や嫌悪を示しているわけではありません。興奮、不安、遊びへの誘いなど、様々な感情が複雑に絡み合っている可能性があります。飼い主さんは、子猫の行動を理解し、適切な対応をすることで、子猫との良好な関係を築くことができます。もし不安なことがあれば、猫専門の獣医に相談することをお勧めします。焦らず、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。