1Rアパート原状回復DIY完全ガイド:貧乏大家さんのための費用を抑えたリフォーム術

■1Rアパート原状回復の手順について■ 1Rアパートの原状回復をDIYでやりたいです。 工事内容として下記項目があります。 ・クロス張替え(部屋とキッチンの壁と天井) ・玄関ドアポスト目隠し割れ ・キッチンCF張替え ・キッチン排水臭気止処理 ・キッチン電気コンロ錆取り ・キッチンカッティングシート貼り ・キッチン天板周りコーキング ・収納内クロス張替え ・キッチン換気扇ダクト化粧剥がれ ・玄関タイル剥がれ再接着 ・部屋・キッチン照明器具設置 ・火災報知機設置 ・洋間-キッチン間カーテンレール交換 ・木部塗装 ・フローリング補修 工事の順番としては、 ①清掃・錆取り ②木部塗装 ③クロス張替え ④キッチンカッティングシート貼り ⑤設備補修・設置 ⑥CF張替え ⑦玄関タイル補修 の順番で行おうと思いますが、現場監督目線からみて、この工事順番は如何でしょうか? そもそも工事の順番は気にしなくても良いのでしょうか? お金がないので、極力自分でやりたいと考えております。 どんな事でも構いませんので、ご意見、ご指導を宜しくお願い致します。補足説明不足ですみません。 立場的には大家の立場です。 原状回復していないアパートを買ってしまいました貧乏大家です。 お金持ちそうな地主様のアパートが羨ましいです。

1Rアパート原状回復DIY:工事手順とポイント

1Rアパートの原状回復をDIYで進める、貧乏大家さん、応援します! 確かに、お金をかけずに済ませたい気持ちはよく分かります。しかし、DIYは専門知識と技術、そして適切な手順が重要です。 あなたの計画された工事手順は、決して悪くありませんが、いくつか改善点と注意点があります。現場監督の視点から、より効率的で安全な手順と、DIYにおける具体的なアドバイスを以下に示します。

工事前の準備:計画と安全対策

まず、工事前に以下の準備を徹底しましょう。

  • 詳細な見積もり作成: 各工事項目に必要な材料費、工具レンタル費用などをリスト化し、予算を明確にしましょう。予想外の費用が発生する可能性も考慮し、余裕を持った予算計画を立ててください。 ホームセンターのウェブサイトなどを活用すると、材料費の概算がわかります。
  • 安全対策: DIYは危険と隣り合わせです。作業前に必ず安全対策を講じましょう。作業時は保護メガネ、手袋、マスクなどを着用し、作業場所の安全確保も重要です。高所作業が必要な場合は、安全帯の使用を検討してください。作業中は十分に換気をし、作業後も換気を継続しましょう。特に塗装作業では、換気は必須です。
  • 材料・工具の準備: 必要となる材料と工具を事前にリストアップし、ホームセンターなどで購入またはレンタルしましょう。事前に必要な数量を計算し、不足がないように注意しましょう。工具の使い方を事前に確認し、安全に使えるように練習しておきましょう。
  • 写真撮影: 作業前と作業後の状態を写真に記録しておきましょう。これは、もしトラブルが発生した場合に証拠として役立ちます。特に、傷や汚れの状態を記録しておくことは重要です。

最適な工事手順と解説

あなたの計画された手順も悪くないですが、より効率的な手順を提案します。

  1. ①清掃: これは最優先事項です。 ゴミや汚れを取り除くことで、作業効率が上がり、仕上がりが綺麗になります。 特に、クロス張替えやCF張替えの前に徹底的に清掃しましょう。 掃除機、雑巾、洗剤などを準備してください。
  2. ②下地処理: クロス張替え、CF張替え、塗装の前に、下地処理が重要です。壁や床の凹凸をパテで補修したり、古い塗料を剥がしたりする作業です。この工程を丁寧に行うことで、仕上がりが大きく変わります。
  3. ③木部塗装: クロス張替えやCF張替えの前に済ませておきましょう。 塗装後の乾燥時間を考慮する必要があります。 養生テープでしっかりマスキングし、周囲を汚さないように注意しましょう。
  4. ④設備補修・設置: コンロの錆取り、排水臭気止め処理、換気扇ダクトの補修、照明器具・火災報知機の設置、カーテンレール交換などを行います。 これらの作業は、他の作業に影響を与えないように、先に済ませておくのが理想的です。 電気工事やガス工事が必要な場合は、必ず専門業者に依頼しましょう。
  5. ⑤クロス張替え: 下地処理が完了したら、クロス張替えを行いましょう。 初めての方は、小さな面積から練習することをお勧めします。 綺麗に貼るには、コツと練習が必要です。 YouTubeなどの動画を参考にすると良いでしょう。
  6. ⑥CF張替え: キッチンCFの張替えも、下地処理が重要です。 古いCFを剥がす際、床を傷つけないように注意しましょう。 新しいCFを綺麗に貼るには、専用の接着剤とヘラを使用しましょう。
  7. ⑦玄関タイル補修: タイルの剥がれを再接着します。 接着剤の種類や使用方法をよく確認し、しっかりと接着しましょう。 乾燥時間もしっかりと確保しましょう。
  8. ⑧キッチンカッティングシート貼り: 最後に、キッチンにカッティングシートを貼ります。 これも、綺麗に貼るにはコツが必要です。 気泡が入らないように注意し、ヘラを使って丁寧に貼り付けましょう。

DIYの限界と専門業者への依頼

DIYは費用を抑えられる反面、技術や時間、安全面でのリスクがあります。以下の場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

  • ガス工事、電気工事: 資格が必要な作業です。 安全のためにも、必ず専門業者に依頼しましょう。
  • 複雑な補修: フローリングの大きな損傷や、複雑な設備の修理などは、専門家の技術が必要となります。
  • 時間がない場合: DIYは予想以上に時間がかかる場合があります。 時間がない場合は、専門業者に依頼した方が効率的です。
  • 仕上がりに不安がある場合: DIYに自信がない場合は、プロに依頼する方が安心です。

費用を抑えるための工夫

DIYで費用を抑えるための工夫として、以下の点を考慮しましょう。

  • リサイクル材の活用: 中古建材を利用することで、費用を大幅に削減できます。 近所の解体現場などで、使える材料がないか探してみるのも良いでしょう。
  • 材料のまとめ買い: ホームセンターなどで、材料をまとめて購入することで、割引を受けることができる場合があります。
  • 工具のレンタル: 高価な工具はレンタルすることで、費用を抑えられます。
  • 友人や家族の協力: 友人や家族に手伝ってもらうことで、作業時間を短縮し、効率的に作業を進めることができます。

インテリアデザインの視点:原状回復と魅力的な空間づくり

原状回復は、入居者にとって快適な空間を提供するだけでなく、物件の価値を高める重要な要素です。 DIYで原状回復を行う際には、単に元通りにするだけでなく、入居者にとって魅力的な空間になるよう工夫することも大切です。

例えば、クロス張替えでは、ベージュなどの落ち着いた色を選ぶことで、どんな家具にも合わせやすく、清潔感のある空間を演出できます。 照明器具も、LED照明を採用することで、省エネ効果を高め、明るく快適な空間を実現できます。 カーテンレール交換では、機能性とデザイン性を両立したものを選び、空間のアクセントとして活用しましょう。

これらの工夫によって、原状回復を単なる修繕作業ではなく、物件の魅力を高める機会に変えることができます。

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