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7畳の1Kに幅90cm、高さ180cm、奥行50cmの全身鏡は大きすぎる?
7畳の1Kのお部屋に、幅90cm、高さ180cm、奥行50cmの全身鏡を置くことを検討されているとのこと。確かに鏡は空間を広く見せる効果がありますが、サイズが大きすぎると逆に圧迫感を与え、狭く感じてしまう可能性があります。特に奥行50cmは、7畳という限られた空間ではかなり存在感を示し、圧迫感につながるでしょう。
結論から言うと、このサイズの全身鏡は7畳の1Kには大きすぎる可能性が高いです。 ダンスをされているとのことですので、大きな鏡は魅力的ですが、生活空間の快適さを損なうようでは本末転倒です。
全身鏡を選ぶ際のポイント
お部屋の広さだけでなく、以下の点を考慮して全身鏡を選びましょう。
1. 部屋の広さと鏡のサイズのバランス
* 面積の1/10以下の鏡を選ぶ:一般的に、鏡の面積は部屋の面積の1/10以下にするのが良いとされています。7畳は約11.5㎡なので、鏡の面積は1.15㎡以下が目安です。今回の鏡は4.5㎡(90cm×50cm)なので、この目安を大きく超えています。
* 視覚的なバランスも重要:鏡のサイズだけでなく、設置場所も考慮しましょう。壁一面に鏡を置くのではなく、家具とのバランスや、視線の流れを意識して配置することで、圧迫感を軽減できます。
* 鏡以外の家具とのバランス:ソファやベッドなどの大きな家具との配置をシミュレーションし、圧迫感がないか確認しましょう。
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2. 設置場所と設置方法
* 壁掛けかスタンド式か:壁掛けは省スペースでスッキリとした印象になりますが、賃貸の場合は壁に穴を開けることができないため、注意が必要です。スタンド式は移動が容易ですが、奥行が必要になります。今回の鏡はスタンド式と思われますが、奥行50cmはスタンド式としてはかなり大きいです。
* 賃貸の場合の壁への取り付け:賃貸物件で壁に直接鏡を取り付ける場合は、必ず大家さんや管理会社に許可を取りましょう。また、壁を傷つけないよう、粘着式のフックや、賃貸でも使える壁掛け金具を使用するなど、工夫が必要です。
* 転倒防止対策:大きな鏡は転倒の危険性があります。転倒防止用の金具や、壁に固定するなど、安全対策をしっかり行いましょう。
3. 鏡の種類と素材
* ミラーの種類:一般的な鏡の他に、姿見、ドレッサー鏡など様々な種類があります。ダンスの練習用であれば、全身が映りやすく、歪みの少ない鏡を選びましょう。
* フレームの素材:木製のフレームは温かみのある雰囲気、金属製のフレームはモダンな雰囲気になります。お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。
7畳の1Kにおすすめの全身鏡の選び方
7畳の1Kでダンスの練習にも使える全身鏡を選ぶには、以下の点を考慮しましょう。
* コンパクトなサイズを選ぶ:奥行が浅く、幅も抑えた鏡を選びましょう。例えば、幅60cm、高さ150cm、奥行3cm程度の壁掛け式ミラーがおすすめです。
* 壁掛け式を選ぶ:省スペースで、お部屋を広く見せる効果があります。賃貸の場合は、跡が残らないタイプの壁掛け金具を使用しましょう。
* 折りたたみ式を選ぶ:使わない時は折りたたんで収納できるタイプは、スペースを有効活用できます。
* ミラーの素材にこだわる:歪みの少ない高品質なミラーを選ぶことで、ダンスの練習にも最適です。
専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から見ると、7畳の1Kに幅90cm、高さ180cm、奥行50cmの全身鏡は、空間の圧迫感だけでなく、動線を妨げる可能性も高いです。ダンスの練習を考慮すると、鏡のサイズだけでなく、周囲のスペースも確保する必要があります。
より良い解決策としては、壁掛け式のコンパクトな全身鏡、もしくは折りたたみ式の全身鏡を検討することをお勧めします。あるいは、三面鏡のような、コンパクトながらも全身を映せる鏡も選択肢の一つです。
まとめ
7畳の1Kに全身鏡を設置する際は、鏡のサイズだけでなく、設置場所、設置方法、お部屋全体のバランスを考慮することが重要です。大きすぎる鏡は、かえって狭く感じさせてしまうため、コンパクトで機能的な鏡を選ぶことをおすすめします。 賃貸の場合は、壁への取り付け方法や転倒防止にも注意を払い、安全で快適な空間を確保しましょう。