19歳猫の通院と介護:高齢猫の健康管理と快適な生活について

19歳のネコの通院で悩んでいます。先週まで元気であちこちの部屋をうろうろ歩き回って、階段も登ったりしてました。ところが、父のスルメを知らない間に食べてしまって、その後1時間くらいして下痢をして、それから、食欲も無くなり、ぐったりしてしまいました。翌日、獣医さんに連れて行ったところ、血液検査と尿検査で膀胱炎と肝臓の数値(GPTが164)だったので、点滴による、抗生剤とビタミンの投与で1週間様子を見ることになりました。スルメを食べる前から、元気で食欲も大盛で、便もよく出ていたのに、ここ2か月くらいで痩せてきていました。ネットで調べると、甲状腺機能亢進症かもとあったので、それもあるのでは?と獣医さんに聞いてみたのですが、まずは、膀胱炎と肝臓を良くしてあげないと、他の臓器にも影響がでると言われました。それで、1週間通院していたのですが、その間に寒い日もあり、風邪を引いてしまったのか、くしゃみと涙目がひどくなり、昨日はエサ(処方食)に初めて飲み薬を混ぜたせいか、食べた物を吐いたりして、ますますぐったりしています。(今日は薬を入れなければ、食欲が少しもどりました)通院でのストレスもあると思うのですが、やはりまだ通院を続けた方がいいのか。最初は嫌がって、鳴いたりもしたのが、最近はその元気もなさそうで、黙って小さくなってるだけで、見てると、かわいそうで、通院がこの子にとっていいことなのか、悩ましくなってきました。19歳の高齢で、毎日の通院、投薬、血液検査。もし、今後甲状腺ホルモンの病気が発覚したら、その治療を続けるのか。どうしてあげるのが、一番いいのでしょうか。急に、元気がなくなって、おとなしくなったのは原因はなんだったんでしょうか。どなたか、ご経験、アドバイスをお願いします。

19歳猫の急な体調変化:原因の特定と今後のケア

19歳という高齢の猫さんの急な体調変化、ご心配ですね。 先週までの活発さから一転、食欲不振、下痢、ぐったりとした状態…ご家族の皆様も辛い思いをされていることと思います。 スルメ摂取による下痢は、消化器への負担になった可能性があります。しかし、それ以前からの体重減少や、GPT値の上昇(164は高い数値です)は、膀胱炎や肝臓の疾患以外にも、より根本的な問題を示唆している可能性があります。

獣医師の診断と治療方針

獣医師の診断では、膀胱炎と肝機能障害が確認されています。 まずはこれらの治療に集中することが重要です。 抗生剤とビタミンの点滴治療は、適切な処置と言えるでしょう。 しかし、2ヶ月間の体重減少や、甲状腺機能亢進症の可能性についても、獣医師に相談されたことは素晴らしいです。 高齢猫では、複数の病気が同時に進行することも珍しくありません。

甲状腺機能亢進症の可能性

ご指摘の通り、高齢猫における体重減少、多飲多尿、食欲増加(初期症状ではありますが、今回のケースでは食欲不振です)などは、甲状腺機能亢進症の症状に類似しています。 獣医師が膀胱炎と肝臓の治療を優先されたのは、これらの疾患が他の臓器に悪影響を及ぼす可能性があるためです。 膀胱炎と肝機能が安定してから、甲状腺機能の検査を行うのが適切な流れと言えるでしょう。

高齢猫の通院:ストレス軽減と生活の質の向上

通院は猫にとって大きなストレスです。 キャリーケースへの入れ方、病院までの移動時間、診察室での検査など、あらゆる場面で猫は不安を感じています。 19歳という高齢で、さらに風邪症状も併発している状態では、通院による負担は大きいです。

通院の継続とストレス軽減策

通院の継続は、猫の状態を適切にモニタリングし、治療効果を確認するために必要です。 しかし、猫のストレス軽減も非常に重要です。 以下の点を考慮してみてください。

  • 通院手段の工夫:できるだけストレスの少ない移動方法を選びましょう。 猫専用のキャリーケースを使用し、車内では落ち着けるように工夫する。 可能であれば、自宅への往診を検討する。
  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。 キャリーケースや診察室にスプレーしておくと効果的です。
  • 獣医師とのコミュニケーション:獣医師に猫の状態を詳しく伝え、不安な点を相談しましょう。 治療方針や今後のケアについて、獣医師と十分に話し合うことが重要です。
  • 自宅でのケア:自宅では、猫が落ち着いて過ごせる環境を整えましょう。 静かな場所を用意し、快適な寝床を用意する。 優しく声をかけ、スキンシップをとることで安心感を与えます。
  • 食事:食欲不振の場合は、嗜好性の高い食事を試したり、少量ずつ頻繁に与えるなど工夫しましょう。 獣医師から処方された食事は、猫の健康状態に合わせた栄養バランスが考慮されているので、可能な限り継続することが大切です。 薬を混ぜる際は、少量から始め、猫が嫌がらない方法を模索しましょう。

薬の服用について

薬の服用は、猫にとって大きなストレスになります。 吐いてしまう場合は、獣医師に相談し、薬の種類や服用方法を見直す必要があるかもしれません。 薬を隠して与える方法もありますが、猫によっては気づいてしまう場合もあります。 獣医師と相談し、猫にとって負担の少ない方法を見つけることが重要です。

高齢猫の介護:快適な生活環境の整備

高齢猫の介護は、猫の生活の質(QOL)を維持するために非常に重要です。

生活環境の工夫

  • 清潔な環境:清潔なトイレ、寝床、食事場所を確保しましょう。 高齢猫は、清潔さに敏感です。
  • 保温対策:高齢猫は寒さに弱いため、特に冬場は保温対策が重要です。 暖かい寝床を用意したり、室温を適切に保つようにしましょう。
  • 段差解消:階段の上り下りや、高い場所へのジャンプが困難になっている場合は、段差解消グッズを使用しましょう。
  • 滑り止めマット:床に滑り止めマットを敷くことで、転倒を防ぎます。
  • ストレス軽減:猫が落ち着いて過ごせる環境を整えましょう。 静かな場所を用意し、快適な寝床を用意する。 優しく声をかけ、スキンシップをとることで安心感を与えます。

専門家の意見:動物病院での相談

今回のケースでは、獣医師との継続的なコミュニケーションが不可欠です。 猫の年齢、症状、検査結果などを詳しく伝え、治療方針や今後のケアについて相談しましょう。 必要に応じて、専門的な知識を持つ獣医師や動物病院を探してみるのも良いでしょう。 セカンドオピニオンを得るのも一つの方法です。

まとめ:高齢猫との穏やかな時間を

19歳という高齢の猫さんの介護は大変ですが、猫との穏やかな時間を大切にしていきましょう。 獣医師との連携を密にし、猫の状態を丁寧に観察しながら、適切なケアを心がけてください。 猫の気持ちに寄り添い、快適な生活環境を整えることで、猫のQOLを向上させることができます。 少しでも不安なことがあれば、迷わず獣医師に相談しましょう。

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