19歳女性からのSOS!ゴミ屋敷化した実家と片付けられない母への対処法

19歳の女です。私の母は片付けられない女です。家(マンション)は完全なるゴミ屋敷と化しています。キッチンには小蝿が飛び交い、部屋はゴミ袋があちこちに転がっておりほとんど床が見えません 。もちろん友達も呼べませんし、宅急便などの受け取りで玄関を開けるのも苦痛です。 何度片付けるように促しても、どうしても掃除ができません。せめて生ゴミをシンクに捨てるのをやめてほしいと頼んでも、それすらまともにできません。はっきり診断して頂いたことはありませんが、母はADHDではないかと思います。自分でも自覚はあるようで、子どものためなら何でもできるけど片付けだけは…と言われたこともあります。 父も昔は頼むから片付けてくれと懇願していましたが、最近はもう諦めたようで生活のほとんどを自室で過ごしています。 昨年、夏休みを利用して三日ほど徹夜し、玄関からリビングにかけてを片付けました。母も他の家族もとても喜んでくれ、これで少しは家がまともになるかと思いましたが、一年経った今、またゴミ屋敷に戻ってしまっています。それからも何度も片付けましたが同じことです。 私がやらなければこの家は変わらないことはわかっていますし、また片付けたいと思っているのですが、私自身学校とバイトが忙しくなかなか家のことをする余裕がありません。 幼い頃からこの家で育っていますが、もうどうしたらいいのかわからなくなっています。本当に限界です。家を出たいと考えたこともありますが、私には弟と妹が三人います。その子達や父をこの家に残して出て行くことなんてできませんし、なんだかんだ言いながらも母は片付け以外の面では本当に家族思いのいい人なのでどうしても見捨てられません。 業者を呼ぶにもうちにはお金がありません。親戚にも頼れません。 やはり私が頑張るしかないのでしょうか?ADHDは薬で症状が改善することもあると聞きましたが、それで片付けられるようになることもあるのでしょうか? 何度頑張っても変わらない家庭環境に疲れてしまいました。長文になってしまい申し訳ございませんが、なにかアドバイス頂ければ幸いです。

ゴミ屋敷問題:深刻な状況と現状分析

まず、あなたの状況は非常に深刻で、精神的にも肉体的にも負担が大きいです。ゴミ屋敷化している自宅環境は、家族の生活の質を著しく低下させており、健康面への影響も懸念されます。 小蝿の発生は衛生上の問題、ゴミ袋の山は転倒や怪我のリスク、そして精神的なストレスは計り知れません。 あなたがこれまで何度も片付けを試み、家族も喜んでくれたにも関わらず、すぐに元に戻ってしまう現状は、単なる「片付けられない」という問題を超え、根本的な解決策が必要であることを示しています。

お母様のADHDの可能性と専門家のサポート

お母様のADHDの可能性について触れられていますが、これは専門家による診断が必要です。 ADHDは、注意欠陥・多動性障害の略で、衝動性、注意散漫、多動性といった症状が特徴です。片付けられないこと以外にも、日常生活に支障をきたす様々な症状が現れる可能性があります。 お母様ご自身が自覚されているとのことですので、まずは心療内科や精神科を受診することを強くお勧めします。 専門医による診断を受ければ、適切な治療やサポートを受けることができます。 ADHDの治療には薬物療法が有効な場合があり、症状の改善によって片付けへの取り組み方が変わる可能性もあります。

ADHDと片付けの関係性

ADHDの人は、整理整頓や計画性、タスク管理に困難を感じる場合があります。これは、脳の機能的な違いによるもので、怠けているわけではありません。 薬物療法は、脳の機能を調整し、これらの困難を軽減する効果が期待できます。 しかし、薬だけで全てが解決するわけではなく、薬物療法と並行して、認知行動療法などの心理療法も併用することが効果的です。 専門家と一緒に、お母様に合った治療法を見つけることが重要です。

現実的な解決策:段階的なアプローチ

現状を変えるには、段階的なアプローチが必要です。 一気に全てを変えることは難しいため、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。

ステップ1:専門家への相談

まず、お母様に心療内科や精神科を受診してもらいましょう。 可能であれば、あなたも一緒に受診し、状況を説明することで、より的確なアドバイスを受けることができます。 必要であれば、家族療法も検討しましょう。

ステップ2:ゴミの分別と撤去

専門家のアドバイスを受けながら、まずはゴミの分別と撤去に取り組みましょう。 一気に全てを片付けるのではなく、小さな範囲から始め、少しずつ進めていくことが重要です。 例えば、キッチンから始め、生ゴミの処理、食器の片付けなど、小さな目標を設定し、達成していくことで、自信とモチベーションを高めることができます。 ゴミの量が多い場合は、不用品回収業者に依頼することも検討しましょう。 費用を抑えるために、自治体のゴミ回収サービスを活用するなど、工夫が必要です。

ステップ3:生活空間の確保

ゴミを減らしたら、生活空間を確保しましょう。 最低限、安全に生活できる空間を確保することが重要です。 床が見えない状態では、生活に支障をきたします。 まずは、通路を確保し、生活に必要なスペースを確保しましょう。 必要に応じて、家具の配置換えなども検討しましょう。

ステップ4:維持のための仕組みづくり

片付けた状態を維持するために、仕組みづくりが必要です。 これは、お母様だけでなく、家族全員で取り組む必要があります。 例えば、ゴミ箱を適切な場所に設置し、毎日ゴミを捨てる習慣を作る、定期的に掃除をする、などです。 また、お母様には、片付けやすい環境を作る、片付けのタスクを小さな単位に分割する、など、具体的な方法をサポートしましょう。 リマインダーアプリなどを活用するのも有効です。

ステップ5:家族会議の開催

家族全員で話し合う機会を持ちましょう。 それぞれの役割分担を明確にし、協力体制を築くことが重要です。 お母様の負担を軽減するために、家族全員で家事を分担したり、外食を増やすなど、工夫が必要です。 この機会に、お母様の気持ちや、家族それぞれの思いを共有することで、より良い解決策を見つけることができます。

具体的なアドバイス:あなた自身のケアも忘れずに

あなたは、家族のために頑張りすぎていませんか? あなたの精神的な健康も非常に大切です。 学校とバイトで忙しい中で、家の片付けに追われる日々は、あなた自身の負担を大きくしているはずです。 まずは、自分の時間を作ることを優先しましょう。 友人と会ったり、趣味の時間を作ったり、リラックスできる時間を持つことで、精神的なバランスを保ちましょう。 必要であれば、学校のカウンセリング室や、地域の相談窓口などを活用しましょう。 一人で抱え込まず、周りの人に相談することも大切です。

業者への依頼:費用を抑える方法

費用面が心配とのことですが、不用品回収業者を選ぶ際には、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。 自治体のゴミ回収サービスを活用したり、不用品をリサイクルショップに売却するなど、費用を抑える工夫も可能です。 また、地域によっては、ボランティア団体などがゴミ屋敷の片付けを支援している場合があります。 インターネットで検索してみるのも良いでしょう。

まとめ:希望を捨てないで

現状を変えることは容易ではありませんが、希望を捨てないでください。 専門家のサポートを受けながら、段階的に問題に取り組むことで、必ず状況は改善します。 家族みんなで協力し、少しずつでも前に進んでいきましょう。 そして、あなた自身のケアも忘れずに、健康的な生活を送ることが大切です。

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