18畳の部屋が暗い!シーリングライトの明るさ調整と選び方

引っ越しで新しいシーリングライトを購入して部屋に取り付けたのですが、何となく暗い!明るい暗いの感じ取る個人差でしょうが、やっぱり明るくしたい!部屋は18畳なので6〜10畳用(86W)を3つ付けたのですが暗く感じます。シーリングライト自体は新品なので本体そのままで丸形スリム蛍光灯を明るめの物にしたいのですが、同じワット数で明るい蛍光灯はありますか?今の丸形スリム蛍光灯はシーリングライトに付いていた物をそのまま使ってます。

18畳の部屋を明るくする照明計画:明るさ不足の原因を探る

18畳の部屋に6~10畳用(86W)のシーリングライトを3つ設置しても暗いというのは、いくつかの原因が考えられます。単にワット数が足りないだけでなく、照明器具の種類、光の拡散性、部屋の構造、インテリアの色など、様々な要素が明るさに影響を与えます。まずは、明るさ不足の原因を特定し、適切な解決策を見つけましょう。

明るさ不足の原因1:ワット数と畳数表記の落とし穴

シーリングライトの「6~10畳用」という表記は、あくまで目安です。この表記は、一般的な明るさ(約100ルクス)を確保するためのワット数を示しています。しかし、部屋の明るさに対する感じ方は個人差が大きく、実際にはもっと明るい方が快適だと感じる人もいます。また、部屋の天井高、壁の色、家具の配置などによっても必要な明るさは変わってきます。18畳という広さに対して、3つの6~10畳用シーリングライトでは、明るさが不足している可能性があります。

明るさ不足の原因2:蛍光灯の種類と性能

同じワット数でも、蛍光灯の種類によって明るさは異なります。従来型の蛍光灯と比べて、LED電球は消費電力が少なく、同じワット数でもより明るい光を放ちます。また、色温度(光の色のニュアンス)も明るさへの印象に影響します。暖色系の光はリラックス効果がありますが、部屋を暗く感じさせる傾向があります。一方、白色系の光は明るく感じさせ、作業効率も高まります。

明るさ不足の原因3:光の拡散性と配置

シーリングライトの形状やデザインによっても、光の拡散性が異なります。例えば、カバーが密閉されているタイプは、光が拡散しにくく、一部分だけ明るくなってしまう場合があります。また、シーリングライトの配置も重要です。3つのシーリングライトを均等に配置することで、より広い範囲を明るく照らすことができます。

明るさを改善するための具体的な対策

では、18畳の部屋を明るくするための具体的な対策を見ていきましょう。

1. LED電球への交換

最も手軽で効果的な方法が、LED電球への交換です。LED電球は、従来の蛍光灯や白熱電球と比べて消費電力が少なく、同じワット数でもより明るく、長寿命です。さらに、色温度も自由に選べるため、好みに合わせた明るさを実現できます。

2. 高演色性LED電球の採用

演色性とは、光の自然さを表す指標です。演色性の高いLED電球は、自然光に近い色で物を照らし、より快適な空間を作り出します。特に、インテリアの色合いや素材感を大切にしたい場合は、高演色性LED電球を選ぶことをおすすめします。

3. シーリングライトの追加または交換

現状のシーリングライトでは明るさが足りない場合は、追加でシーリングライトを設置するか、より高ワット数のシーリングライトに交換することを検討しましょう。18畳の部屋であれば、12畳以上のシーリングライトを複数設置する、もしくはより高出力のシーリングライトに交換することで、明るさを確保できます。

4. 間接照明の活用

シーリングライトだけでは、どうしても部屋全体が均一に明るくなるわけではありません。間接照明を効果的に活用することで、部屋の雰囲気を豊かにし、明るさを補うことができます。例えば、フロアスタンドやテーブルランプ、壁掛け照明などを配置することで、立体的な明るさを演出できます。

5. インテリアの色の調整

部屋の壁や家具の色も、明るさに影響を与えます。暗い色の壁や家具は、光を吸収するため、部屋を暗く感じさせます。明るい色の壁や家具は、光を反射するため、部屋を明るく感じさせます。もし可能であれば、壁や家具の色を明るい色に塗り替える、もしくは明るい色のファブリックを取り入れることで、明るさを改善できます。

6. 専門家への相談

それでも明るさが足りない、または適切な照明選びが難しい場合は、照明専門家やインテリアコーディネーターに相談することをおすすめします。専門家は、部屋の構造やインテリアに合わせて最適な照明プランを提案してくれます。

専門家の視点:照明計画の重要性

照明計画は、快適な住空間を作る上で非常に重要な要素です。適切な照明計画を行うことで、部屋の雰囲気を良くし、作業効率を高め、リラックス効果を高めることができます。照明計画は、単に明るさを確保するだけでなく、空間デザインの一部として考えることが重要です。

まとめ

18畳の部屋を明るくするには、LED電球への交換、シーリングライトの追加または交換、間接照明の活用、インテリアの色の調整など、様々な方法があります。これらの方法を組み合わせることで、より快適な明るさを実現できます。迷った場合は、専門家への相談も有効です。

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