18畳のリビングと衣装部屋リフォーム:アジアンリゾート風空間を実現するための完全ガイド

リフォームについて。子供が大きくなってきたので家の3階(18畳の1部屋を夫婦のリビング+8畳くらいの物置部屋を衣装部屋)にリフォームしようと考えています。私は嫁にきたので家を建てた経験がありませんが、周りの友達の話をきくと家は3回建てると自分で納得するものができあがる、とのこと。勿論3回も建てるお金はありませんので失敗しないリフォームをと考えています。ですが何から手をつけていいかわかりません。業者は旦那の友達の業者さんでと決まっていますが、自分の明確なビジョンを伝えられないため会話が進みません。雑誌等で切り抜いたものを集めるといい、とも友達から聞きましたが実際どのような雑誌を見ていいか分かりません。イメージはアジアンリゾートっぽいものなのですが実際は1日の大半を1階ですごすため、3階は生活感のないものに仕上げたいです。この間業者様に白壁に白床にしたいと伝えると白×白空間は息がつまるように思ってくるよとのこと。そうなのでしょうか?床材にしてもつるつるしたものからフローリングまであり頭が痛いです笑 参考になるような海外のモデルや芸能人が別荘として持っているような部屋を参考にしたいのですが、ネットでどのように検索していいかもわかりません。どなたかアドバイスをお願いいたします。

1. リフォーム計画:明確なビジョンを形にする

3階のリフォーム、楽しみですね!「3回建てないと納得できない」というのは、建築の世界ではよくある話ですが、リフォームでも同じように、理想を明確にしないと満足のいく結果になりません。まずは、ご自身のビジョンを具体的に整理していきましょう。

1-1. 具体的なイメージを固める

「アジアンリゾート風」は漠然としています。具体的なイメージを固めるために、以下のステップを踏んでみましょう。

  • キーワードをリストアップ: アジアンリゾート、どんなイメージですか? 例えば、「バリ風」「タイ風」「南国風」「シンプル」「モダン」「ラグジュアリー」など、具体的なキーワードを書き出してみましょう。さらに、「竹」「ラタン」「石」「木」「麻」など、素材についても考えてみましょう。
  • 画像収集: PinterestやInstagram、Houzzなどのインテリアサイトで、「アジアンリゾート風リビング」「バリ風インテリア」「リゾート風ベッドルーム」など、キーワードを組み合わせて検索し、気に入った画像を保存しましょう。 雑誌も有効です。「Casa BRUTUS」「エルデコ」「モダンリビング」などは、高品質な写真が多く掲載されています。 また、海外のインテリア雑誌のデジタル版もおすすめです。
  • ムードボード作成: 集めた画像や素材見本を、大きなボードに貼り付けてみましょう。 これにより、全体像が見えてきて、より具体的なイメージが固まります。 デジタルツールを使って、オンラインでムードボードを作成することもできます。
  • 配色を考える: アジアンリゾート風には、ベージュ、ブラウン、アイボリーといった自然な色合いが良く合います。 白を基調とするのも良いですが、白×白だと少し殺風景になる可能性があるので、他の色とのバランスを考えましょう。例えば、ベージュの壁にブラウンの家具、アイボリーのカーテンなど、自然なグラデーションを意識すると、より落ち着いた雰囲気になります。

1-2. 生活動線を考慮する

1階で生活の中心が行われているため、3階は生活感のない空間にしたいとのこと。これはとても重要です。

  • 収納計画: 衣装部屋の収納は十分ですか? クローゼットのサイズ、収納方法などを具体的に計画しましょう。 オープンシェルフやウォークインクローゼットなど、様々な選択肢があります。 収納を充実させることで、生活感を抑えることができます。
  • 家具配置: ソファやテーブルなどの配置を事前に計画しましょう。 動線を考慮し、ゆったりと過ごせるレイアウトを考えましょう。 家具のサイズや素材も、事前に確認しておきましょう。
  • 照明計画: 間接照明を効果的に使うことで、リラックスできる雰囲気を作り出すことができます。 ダウンライト、ペンダントライト、フロアランプなどを組み合わせ、明るさと陰影のバランスを考えましょう。

2. 業者とのコミュニケーション:具体的なビジョンを伝える

旦那さんの友人である業者さんとのコミュニケーションがスムーズに進まないとのことですが、作成したムードボードと具体的な要望を伝えることで、より建設的な会話ができるようになります。

  • ムードボードを活用: 作成したムードボードを業者さんに見せ、「この雰囲気にしたい」と伝えましょう。 具体的な画像があれば、イメージのズレを防ぐことができます。
  • 具体的な要望を伝える: 「アジアンリゾート風」だけでなく、「壁はベージュの塗り壁、床は天然木のフローリング、家具はラタン製」など、具体的な素材や色を指定しましょう。 また、「収納はウォークインクローゼットにしたい」「間接照明を多く取り入れたい」など、具体的な要望を伝えましょう。
  • 質問を積極的にする: 疑問点があれば、積極的に質問しましょう。 業者さんは専門家なので、的確なアドバイスをもらえるはずです。 白×白の空間について懸念されているとのことですが、業者さんの意見を参考に、他の色との組み合わせを検討してみるのも良いでしょう。
  • 予算を明確にする: 予算を事前に業者さんと共有することで、現実的なプランを立てることができます。 予算に合わせて、素材や工法を選択する必要があります。

3. 床材選び:素材と質感の選択

床材は、空間の印象を大きく左右します。ツルツルした床材は高級感がありますが、子供が走り回ったり、高齢の方が生活する場合には、滑りやすさが懸念されます。

  • フローリング: 天然木、無垢材、複合材など、様々な種類があります。 天然木は高級感があり、温かみのある空間を作ることができます。 複合材は価格が安く、メンテナンスも容易です。 アジアンリゾート風には、天然木のフローリングがおすすめです。
  • タイル: 水に強く、お手入れがしやすいのが特徴です。 石材タイルは高級感があり、アジアンリゾート風にも合います。 ただし、冷たさを感じやすいので、床暖房との組み合わせを検討しましょう。
  • クッションフロア: 価格が安く、デザインも豊富です。 ただし、耐久性や高級感に欠けるため、リビングにはあまりおすすめできません。

4. 海外のモデルハウスや別荘の検索方法

海外のモデルハウスや別荘を参考にしたいとのことですが、インターネット検索で効果的に情報を集めるには、以下のキーワードを使うと良いでしょう。

  • 英語での検索: 「Asian resort style living room」「Balinese villa interior」「Tropical house design」など、英語で検索すると、より多くの情報を得ることができます。 Google画像検索も有効です。
  • 具体的な場所を指定: 「Bali villa interior」「Thailand resort design」など、具体的な場所を指定して検索すると、より絞り込んだ情報を得ることができます。
  • インテリアサイトの活用: Houzz、Pinterest、Instagramなどのインテリアサイトは、世界中のインテリアデザインが集まっているので、参考になります。

5. まとめ:理想の空間を実現するために

リフォームは、時間と労力を要する作業ですが、計画をしっかりと立て、業者さんと密にコミュニケーションをとることで、理想の空間を実現することができます。 今回のアドバイスを参考に、素敵なアジアンリゾート風のリビングと衣装部屋を完成させてください。

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