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1. リフォーム計画:明確なビジョンを形にする
3階のリフォーム、楽しみですね!「3回建てないと納得できない」というのは、建築の世界ではよくある話ですが、リフォームでも同じように、理想を明確にしないと満足のいく結果になりません。まずは、ご自身のビジョンを具体的に整理していきましょう。
1-1. 具体的なイメージを固める
「アジアンリゾート風」は漠然としています。具体的なイメージを固めるために、以下のステップを踏んでみましょう。
- キーワードをリストアップ: アジアンリゾート、どんなイメージですか? 例えば、「バリ風」「タイ風」「南国風」「シンプル」「モダン」「ラグジュアリー」など、具体的なキーワードを書き出してみましょう。さらに、「竹」「ラタン」「石」「木」「麻」など、素材についても考えてみましょう。
- 画像収集: PinterestやInstagram、Houzzなどのインテリアサイトで、「アジアンリゾート風リビング」「バリ風インテリア」「リゾート風ベッドルーム」など、キーワードを組み合わせて検索し、気に入った画像を保存しましょう。 雑誌も有効です。「Casa BRUTUS」「エルデコ」「モダンリビング」などは、高品質な写真が多く掲載されています。 また、海外のインテリア雑誌のデジタル版もおすすめです。
- ムードボード作成: 集めた画像や素材見本を、大きなボードに貼り付けてみましょう。 これにより、全体像が見えてきて、より具体的なイメージが固まります。 デジタルツールを使って、オンラインでムードボードを作成することもできます。
- 配色を考える: アジアンリゾート風には、ベージュ、ブラウン、アイボリーといった自然な色合いが良く合います。 白を基調とするのも良いですが、白×白だと少し殺風景になる可能性があるので、他の色とのバランスを考えましょう。例えば、ベージュの壁にブラウンの家具、アイボリーのカーテンなど、自然なグラデーションを意識すると、より落ち着いた雰囲気になります。
1-2. 生活動線を考慮する
1階で生活の中心が行われているため、3階は生活感のない空間にしたいとのこと。これはとても重要です。
- 収納計画: 衣装部屋の収納は十分ですか? クローゼットのサイズ、収納方法などを具体的に計画しましょう。 オープンシェルフやウォークインクローゼットなど、様々な選択肢があります。 収納を充実させることで、生活感を抑えることができます。
- 家具配置: ソファやテーブルなどの配置を事前に計画しましょう。 動線を考慮し、ゆったりと過ごせるレイアウトを考えましょう。 家具のサイズや素材も、事前に確認しておきましょう。
- 照明計画: 間接照明を効果的に使うことで、リラックスできる雰囲気を作り出すことができます。 ダウンライト、ペンダントライト、フロアランプなどを組み合わせ、明るさと陰影のバランスを考えましょう。
2. 業者とのコミュニケーション:具体的なビジョンを伝える
旦那さんの友人である業者さんとのコミュニケーションがスムーズに進まないとのことですが、作成したムードボードと具体的な要望を伝えることで、より建設的な会話ができるようになります。
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- ムードボードを活用: 作成したムードボードを業者さんに見せ、「この雰囲気にしたい」と伝えましょう。 具体的な画像があれば、イメージのズレを防ぐことができます。
- 具体的な要望を伝える: 「アジアンリゾート風」だけでなく、「壁はベージュの塗り壁、床は天然木のフローリング、家具はラタン製」など、具体的な素材や色を指定しましょう。 また、「収納はウォークインクローゼットにしたい」「間接照明を多く取り入れたい」など、具体的な要望を伝えましょう。
- 質問を積極的にする: 疑問点があれば、積極的に質問しましょう。 業者さんは専門家なので、的確なアドバイスをもらえるはずです。 白×白の空間について懸念されているとのことですが、業者さんの意見を参考に、他の色との組み合わせを検討してみるのも良いでしょう。
- 予算を明確にする: 予算を事前に業者さんと共有することで、現実的なプランを立てることができます。 予算に合わせて、素材や工法を選択する必要があります。
3. 床材選び:素材と質感の選択
床材は、空間の印象を大きく左右します。ツルツルした床材は高級感がありますが、子供が走り回ったり、高齢の方が生活する場合には、滑りやすさが懸念されます。
- フローリング: 天然木、無垢材、複合材など、様々な種類があります。 天然木は高級感があり、温かみのある空間を作ることができます。 複合材は価格が安く、メンテナンスも容易です。 アジアンリゾート風には、天然木のフローリングがおすすめです。
- タイル: 水に強く、お手入れがしやすいのが特徴です。 石材タイルは高級感があり、アジアンリゾート風にも合います。 ただし、冷たさを感じやすいので、床暖房との組み合わせを検討しましょう。
- クッションフロア: 価格が安く、デザインも豊富です。 ただし、耐久性や高級感に欠けるため、リビングにはあまりおすすめできません。
4. 海外のモデルハウスや別荘の検索方法
海外のモデルハウスや別荘を参考にしたいとのことですが、インターネット検索で効果的に情報を集めるには、以下のキーワードを使うと良いでしょう。
- 英語での検索: 「Asian resort style living room」「Balinese villa interior」「Tropical house design」など、英語で検索すると、より多くの情報を得ることができます。 Google画像検索も有効です。
- 具体的な場所を指定: 「Bali villa interior」「Thailand resort design」など、具体的な場所を指定して検索すると、より絞り込んだ情報を得ることができます。
- インテリアサイトの活用: Houzz、Pinterest、Instagramなどのインテリアサイトは、世界中のインテリアデザインが集まっているので、参考になります。
5. まとめ:理想の空間を実現するために
リフォームは、時間と労力を要する作業ですが、計画をしっかりと立て、業者さんと密にコミュニケーションをとることで、理想の空間を実現することができます。 今回のアドバイスを参考に、素敵なアジアンリゾート風のリビングと衣装部屋を完成させてください。