18歳ひきこもり弟への対応に悩む姉へ。解決策と専門家のサポート

ひきこもりの弟。お願いします誰か助けてください。。(長文) 未成年(18歳)を強制的に更生させる機関は存在しますか? 我が家は母(55歳)、姉(私です、23歳)、弟(18歳)の3人で都内に住んでおり、父は5年前に他界しました。 弟は中3(15歳)からネトゲ廃人になり、ネトゲを禁止すると暴れる、の繰り返しが1年半続きました。 具体的には弟のネトゲ生活を脅かすこと(ネット契約を切る、パソコンを処分する等)をすると、暴力や相手が困ることをしてきます。 当時受験生だった私も、自分で購入したパソコンが使われるのが嫌で隠していたら、受験票や参考書を破られていました。 パソコンを破棄した時は、母のカードを盗んで勝手にパソコンを購入したりしていましたし、本当に手に負えなかったです。 私も母も毎日泣きわめき、しかし力づくで追い出すこともできず、途方に暮れていました。 この時も何度も更生に向けての話し合いを繰り返してきました。 一応高校には進学したものの、すぐに行かなくなり、本人もあせりつつも人生を放棄しているように見えたので 私が「いやなら留学でもして新しい環境で1からスタートきってみれば」と進言したところ、本人もやる気を出し、 2年間の高校留学に成功しました。(田舎で、ネット環境の整っていない自然あふれる地域です) 帰国してきたときは、顔つきもおだやかに変わり、パソコンにも固執しない好青年にもどりつつありました。 大学に進学するといい受験にも挑戦しましたが、失敗し、この1年はバイトしながら浪人するといってました。 しかし始めたアルバイトで寝坊してそのまま辞めてしまい、2度目のアルバイトもすぐに辞め、 1日中家にいる日が続くと、またネットにはまってしまいました。 今回は、前回のネトゲ廃人という感じではなく、一日中アニメを見たりSNSゲームの攻略法を見たりで暇をつぶしているようです。 しかし徐々に、昔の弟に戻っており、ネットに固執しはじめました。 アルバイトも浪人にも興味がなくなってしまったようです。 しかも先日、母のカードを勝手に使い、SNSゲームに20万近く課金していたことが発覚しました。 その時こそは、と警察に突き出そうとしましたが、警察も未成年なら家族内での話し合いで解決してという姿勢で。。 弟が泣きながら、アルバイトして返金すると訴えてきたので、それを条件に警察には突き出さないという事でおさまりました。 しかし結局、相変わらず働きもせず毎日ネットです。 またもやネット回線を切り、やりたければ働いて自分でお金を払え、といいましたが 逆切れして、また私や母が困ることをし続けています。 常に「お前がネット切るようなことをしたから、俺がお前に嫌がらせをしている。嫌ならネット回線を復活させろ」といいます。 女2人で、色んなことを考えてやってきましたが、もう限界です。 何かを強制しようとすると、ひどい嫌がらせをしてくるので、何もできません。 強制的に更生させてくれる機関とかはありませんか? 私は現在就活中なのですが、今さっきも母がネット回線を切ったことに腹を立てた弟が、私の就活グッズを持って部屋に立てこもりました。 返してほしければ、母を説得しろと言っています。明日志望する企業の選考があるのに、準備することができません。。 私は真面目に、毎日を頑張っているのに、私は何も悪いこともしていないのに、なんでいつも弟に邪魔されなきゃいけないんだろう、と考えると、今までの気持ちがどっとあふれてきてしまい、弟の部屋の前で2時間泣き叫び続けてしまいました。 私が家出してしまおうかと、毎日のように考えるのですが、母の事を考えるとそうもいきません、、 長くなってすいません、 すごく気持ちが落ちているので、お叱りはご遠慮ください。。

現状と課題の整理:ひきこもりと家族への影響

ご質問を拝見し、ご家族の大変な状況を察します。18歳の弟さんのひきこもり、そしてそれに伴う家族への負担、特に姉さんであるあなたの就活への支障は深刻です。 弟さんの行動は、単なるネット依存やゲーム依存にとどまらず、家族への嫌がらせ、窃盗へと発展しており、放置できない状況です。 重要なのは、弟さんへの強制的な更生ではなく、弟さん自身の変化を促すための適切なアプローチを見つけることです。 強制は逆効果になりやすく、現状の悪化を招く可能性が高いです。

未成年者の強制的な更生機関は存在しない

まず、結論から申し上げます。未成年者を強制的に更生させる機関は存在しません。 日本の法律では、個人の自由と権利が尊重されており、本人の意思に反して施設に入所させることは、原則として認められていません。 ただし、深刻な犯罪行為を犯した場合、少年院送致の可能性はありますが、それは裁判所の判断によるものであり、容易ではありません。

弟さんの状況を専門家に相談する

現状打破のためには、専門家のサポートが不可欠です。 一人で抱え込まず、以下の機関に相談することを強くお勧めします。

  • 地域包括支援センター:お住まいの地域にある高齢者支援の拠点ですが、高齢者以外の相談にも対応してくれます。ひきこもり支援に関する情報提供や、専門機関への紹介もしてくれます。
  • 精神科医・心療内科医:弟さんの状態を診察し、適切な診断と治療方針を提案してくれます。ネット依存やゲーム依存、場合によっては、他の精神疾患の可能性も考慮する必要があります。
  • 精神保健福祉士:精神疾患を持つ方とその家族を支援する専門家です。相談、アドバイス、そして具体的な支援策の提案をしてくれます。
  • ひきこもり支援団体:全国各地に多くのひきこもり支援団体が存在します。経験豊富な相談員から、具体的なアドバイスや、家族会への参加などの機会を得られます。インターネットで検索すれば、多くの団体が見つかります。
  • 児童相談所:未成年者に関する相談窓口です。弟さんの状況によっては、児童相談所が介入し、保護や支援を行う可能性があります。

これらの機関に相談することで、弟さんの状態を客観的に評価してもらい、適切な支援策を検討できます。 また、あなた自身も精神的な負担を抱えていることを認識し、カウンセリングや相談窓口を利用することを検討しましょう。 一人で抱え込まず、周囲の力を借りることが大切です。

具体的な解決策へのアプローチ

専門家のアドバイスを踏まえ、具体的な解決策を検討しましょう。 以下は、いくつかの方向性です。

1. 弟さんとのコミュニケーションの改善

弟さんと対立するのではなく、共感と理解を示すことが重要です。 彼の気持ちを聞き、彼の立場を理解しようと努めることで、信頼関係を築き、協力関係を構築できる可能性があります。 一方的に叱責したり、非難したりするのではなく、穏やかなトーンで話し合うことが大切です。

2. 経済的な自立を促す

弟さんがアルバイトを続けることができない原因を探り、解決策を一緒に考えましょう。 もしかしたら、適性や興味に合わない仕事を選んでいるのかもしれません。 彼の適性や興味を把握し、彼にとって働きやすい環境を見つけることが重要です。 また、アルバイト探しや面接対策のサポートも必要です。

3. ネット利用のルール設定

ネット利用を完全に禁止するのではなく、時間制限や利用可能なコンテンツを制限するなどのルールを設定しましょう。 ルールを守った場合のメリットと、守らなかった場合のデメリットを明確に伝え、合意形成を図ることが大切です。 ただし、ルールは厳しすぎず、現実的に守れる範囲で設定することが重要です。

4. 趣味や興味の発見

ネットゲームやアニメ以外に、弟さんが興味を持つことを見つけ、新たな趣味や活動を始めることを促しましょう。 スポーツ、音楽、ボランティアなど、様々な選択肢があります。 新しい趣味を通じて、社会との繋がりを築き、生活にリズムを取り戻すことが期待できます。

5. 家族関係の修復

家族間のコミュニケーション不足が、弟さんのひきこもりを悪化させている可能性があります。 家族会議を行い、それぞれの気持ちを共有し、互いに理解し合う場を設けましょう。 家族の絆を修復することで、弟さんの心の安定にも繋がります。

具体的な事例と専門家の視点

多くのひきこもり支援の専門家は、強制的な介入よりも、本人の意思を尊重した、段階的なアプローチを推奨しています。 例えば、最初は週に一度だけ外に出かけることから始め、徐々に社会参加の機会を増やしていくなどです。 また、家族が一緒に取り組むことで、弟さんのモチベーションを高めることも可能です。 例えば、一緒に散歩に出かけたり、趣味の活動に参加したりするなど、小さな一歩から始めてみましょう。

まとめ:希望を捨てずに、専門家の力を借りましょう

あなたの状況は、非常に困難で、精神的に辛いものだと思います。しかし、決して一人ではありません。 専門家の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。 弟さんの変化には時間がかかるかもしれませんが、諦めずに、継続的な努力を続けることが大切です。 まずは、上記の機関に相談し、具体的なアドバイスを得てください。 そして、あなた自身も、相談窓口などを利用して、心のケアを怠らないようにしてください。

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