18年間洗っていないカーテン…どうすれば?洗濯方法から買い替えの判断基準まで徹底解説

カーテンを一度も洗っていません。どうするべきでしょうか。 カーテンを購入して以来一度も洗ったことがありません。 我が家ではカーテンを洗うという習慣自体がなかったのですが、リビングのカーテンを買い換える話になり、初めてカーテンについて調べたところ、年に一度は洗うべきだということを知り驚きました。そういえばカーテンを洗ったのを見たことがないと思い母に聞いたところ、18年前に家を建ててから一度も洗っていないそうです…。しかも父が喫煙者のため、リビングと寝室は…考えたくもありません。そして今のところリビング以外のカーテンを買い換える予定はないそうです。 そこで質問なんですが、18年間洗っていないカーテンはやはり買い換えるべきでしょうか。 それと、私の部屋のカーテンは7年くらい前に購入したもののため、レースは新しく買い換えますが、カーテンの方は使っていきたいです。普通なら洗濯機で洗うべきなんでしょうが、ここまで洗っていないと抵抗があります。 どうするべきでしょうか。

18年間放置したカーテン…買い替え?それとも洗濯?

18年間も洗っていないカーテン、確かに衝撃ですよね。特に喫煙者の方がいるご家庭では、ヤニ汚れやニオイがかなり蓄積されている可能性が高いです。まずは、リビングのカーテンの買い替えと、7年前に購入したカーテンの洗濯について、それぞれ検討していきましょう。

18年使用のカーテン:買い替えが賢明なケース

18年間も洗っていないカーテンは、素材や状態によっては買い替えを検討した方が良いケースが多いでしょう。以下のような状態であれば、買い替えを強くおすすめします。

  • 強いニオイがこびりついている場合:特にタバコのヤニによるニオイは、洗濯だけでは完全に除去できない可能性が高いです。何度洗濯してもニオイが消えない場合は、新しいカーテンへの買い替えを検討しましょう。ニオイは、健康にも影響を与える可能性があります。
  • 生地が傷んでいる場合:長年の紫外線や摩擦によって、生地が色あせしたり、傷んだりしている可能性があります。生地が弱くなっていると、洗濯でさらに傷んでしまう可能性も。破れや穴が開いている場合は、買い替えが必須です。
  • カビやダニが発生している場合:湿気がこもりやすい環境では、カビやダニが発生している可能性があります。アレルギー症状がある方や小さなお子様がいるご家庭では、健康面から考えても買い替えがおすすめです。見た目では分かりにくいので、念のため確認しましょう。
  • 機能性の低下:遮光カーテンや断熱カーテンなど、機能性の高いカーテンは、長年の使用でその機能が低下している可能性があります。光を遮断する効果や断熱効果が弱まっていると感じたら、買い替えを検討しましょう。

7年使用のカーテン:洗濯に挑戦してみよう!

7年前のカーテンは、状態によっては洗濯で綺麗になる可能性があります。ただし、18年もの間洗っていないカーテンとは異なり、適切な方法で洗うことが重要です。

カーテンの洗濯方法:素材別・状態別の適切な方法

カーテンの洗濯方法は、素材や汚れ具合によって異なります。まずはカーテンの素材を確認しましょう。洗濯表示タグを確認し、洗濯方法に従って洗うことが大切です。

洗濯機で洗う場合

比較的汚れが少なく、素材が洗濯機洗い可能なカーテンであれば、洗濯機で洗うことができます。

  • 洗濯ネットを使用する:カーテンを洗濯ネットに入れて洗いましょう。生地の傷みを防ぎます。
  • 中性洗剤を使用する:アルカリ性の洗剤は生地を傷める可能性があるので、中性洗剤を使用しましょう。
  • 脱水時間は短く:脱水時間を短くすることで、生地の傷みを軽減できます。その後は、手で優しく絞りましょう。
  • 陰干しをする:直射日光に当てると色あせの原因となるため、風通しの良い日陰で干しましょう。

手洗いする場合

デリケートな素材や、汚れがひどい場合は、手洗いがおすすめです。

  • ぬるま湯を使用する:ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、カーテンを優しく押し洗いします。
  • すすぎは丁寧に:洗剤が残らないように、丁寧にすすぎましょう。
  • 脱水は優しく:脱水機を使用する場合は、短時間で優しく脱水します。手で絞る場合は、生地を傷めないように優しく絞りましょう。
  • 陰干しをする:直射日光に当てると色あせの原因となるため、風通しの良い日陰で干しましょう。

ドライクリーニングの場合

素材によっては、ドライクリーニングが必要な場合があります。洗濯表示タグを確認し、指示に従ってクリーニングに出しましょう。

カーテンの素材と洗濯方法

カーテンの素材は様々です。代表的な素材と洗濯方法を以下に示します。

ポリエステル

比較的丈夫で、洗濯機洗い可能な素材です。上記の手順で洗濯機洗いできます。

綿

吸水性が高く、肌触りが良い素材です。洗濯機洗いも可能ですが、縮む可能性があるので、手洗いがおすすめです。

通気性が良く、涼しい素材です。手洗いまたはドライクリーニングがおすすめです。

レーヨン

光沢があり、ドレープ性の良い素材です。手洗いまたはドライクリーニングがおすすめです。

プロの意見:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、カーテンの洗濯と買い替えについて伺いました。

「長年洗っていないカーテンは、見た目だけでなく、衛生面も心配です。特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、ダニやカビの発生に注意が必要です。18年使用のカーテンは、状態によっては買い替えを検討するのが良いでしょう。7年使用のカーテンは、素材や状態を確認し、適切な方法で洗濯を試みることをおすすめします。もし、洗濯後もニオイや汚れが気になる場合は、買い替えを検討しましょう。」

まとめ:カーテンの適切なケアで快適な空間を

カーテンは、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要なインテリアアイテムです。適切なケアをすることで、長く清潔で快適な空間を保つことができます。今回ご紹介した方法を参考に、カーテンの洗濯や買い替えについて検討してみてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)