16畳リビングの冬暖房:エアコンと石油ファンヒーター、賢い使い分けで光熱費節約!

冬の光熱費について質問があります。部屋は16畳です。☆エアコンは2012年東芝(RAS-632NDR1)20畳用です。仕様は暖房基準能力7.1kW、暖房低温能力8.0kW、暖房運転電流10.54A、暖房基準電力1.980kW、暖房低温電力3.170Kw、エネルギー消費効率暖房3.59、電源単相200V 50/60Hzです。☆石油ファンヒーターは2006年式コロナ(GT-326E3)です。使用は油タンク容量5.0L、燃料消費量0.310L/h、暖房出力3.19kW、定格周波数50/60Hz、最大消費電力(点火時)650/650W、燃焼時消費電力21/21Wです。ちなみに現在の灯油価格はリッター88円です。家の仕様はオール電化で、太陽光パネルを載せています。現在日中発電中は電気料金も高いし、極力売電したいので、エアコンを使用せずファンヒーターを使用して、発電した電気は売電出来るようにしています。売電価格42円。日が落ちて発電しなくなったら、エアコンを使用するようにしています。日中もエアコンのみ使用した方が良いのか、それともファンヒーターとエアコンを併用した方がいいのでしょうか?料金価格帯は下記の通りです。8:00~10:00 ファミリー料金23.5円、10:00~17:00 デイ料金32.8円、17:00~23:00 ファミリー料金23.5円、23:00~8:00 深夜料金9.6円です。長々と質問いたしましたが、どなたか詳しい方おられましたら、回答の方よろしくお願い致します。

16畳リビングの暖房:エアコンと石油ファンヒーターの比較

16畳のリビングの暖房に、エアコンと石油ファンヒーターを併用されているとのこと、太陽光発電も活用されている状況を踏まえ、光熱費の最適化について検討してみましょう。

エアコンと石油ファンヒーターのメリット・デメリット

まず、それぞれの暖房機器のメリット・デメリットを比較します。

エアコンのメリット

* **広い範囲を均一に暖める:** エアコンは空気を循環させるため、部屋全体を均一に暖めることができます。石油ファンヒーターのように局所的に暖まることがなく、快適な空間を保ちやすいです。
* **省エネ性(機種による):** 高効率機種であれば、石油ファンヒーターよりも省エネになる可能性があります。特に、最新のインバーター式エアコンは、消費電力を状況に応じて調整するため、効率が良いです。
* **清潔さ:** 燃焼ガスを出さないため、室内空気が汚れません。小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心です。
* **温度調節の容易さ:** リモコンで温度設定が簡単にでき、細かい温度調整が可能です。

エアコンのデメリット

* **初期費用が高い:** 購入費用が高額です。
* **電気代がかかる:** 電気代は、使用時間や設定温度によって大きく変動します。
* **乾燥しやすい:** エアコンを使用すると、空気が乾燥しやすいため、加湿器が必要になる場合があります。

石油ファンヒーターのメリット

* **初期費用が安い:** エアコンに比べて購入費用が安価です。
* **暖まりが早い:** エアコンに比べて、すぐに暖まります。
* **ランニングコストが低い(灯油価格による):** 電気代に比べて、灯油代は比較的安価です(ただし、灯油価格の変動に影響されます)。

石油ファンヒーターのデメリット

* **局所暖房:** 暖房効果が局所的になりやすく、部屋全体が暖まりにくい場合があります。
* **空気の乾燥:** 燃焼時に水分が奪われるため、空気が乾燥しやすくなります。
* **換気が必要:** 燃焼ガスが発生するため、定期的な換気が必要です。
* **CO中毒のリスク:** 換気が不十分だと、一酸化炭素中毒のリスクがあります。

太陽光発電と電力料金体系を考慮した最適な暖房方法

ご自宅はオール電化で太陽光パネルを設置されているため、日中の発電状況を考慮した暖房方法を選択することが重要です。

日中(発電時間):

* **売電を優先する戦略:** 現在行われているように、ファンヒーターを使用し、発電した電力を売電する戦略は、売電価格42円とデイ料金32.8円を比較すると有効です。ただし、ファンヒーターの暖房範囲が限定的であること、乾燥すること、換気が必要であることを考慮する必要があります。
* **エアコン併用を検討するケース:** もし、日中の室温が快適に保てない、あるいは、ファンヒーターのランニングコストが気になり始めた場合は、エアコンとファンヒーターの併用も検討できます。例えば、エアコンを弱運転にして、補助的にファンヒーターを使用するなど、状況に合わせて使い分けることで、効率的な暖房を行うことができます。

夜間(発電時間終了後):

* **深夜料金を活用する:** 深夜料金9.6円は、他の時間帯に比べて非常に安価です。そのため、夜間はエアコンを使用するのが経済的です。タイマー機能などを活用して、就寝前にエアコンを稼働させ、室温を上げておくことで、朝まで快適に過ごすことができます。

具体的な光熱費削減のためのアドバイス

* **エアコンの設定温度を見直す:** 設定温度を1℃下げるだけでも、光熱費を大幅に削減できます。20℃程度に設定することをおすすめします。
* **暖房器具の適切なメンテナンス:** エアコンと石油ファンヒーターのフィルター清掃や点検を定期的に行い、効率的な運転を維持しましょう。
* **窓からの熱損失を減らす:** カーテンや窓ガラスフィルムなどを活用して、窓からの熱損失を減らすことで、暖房効率を向上させることができます。
* **断熱性の向上:** 家の断熱性を高めることで、暖房効率が向上し、光熱費を削減できます。
* **省エネ家電の導入:** 省エネ性能の高い家電製品を選ぶことで、電気代を節約できます。
* **室温管理の工夫:** 室温を適切に管理することで、無駄なエネルギー消費を抑えられます。

専門家の視点:エネルギーコンサルタントからのアドバイス

エネルギーコンサルタントの視点から、より詳細なアドバイスをさせていただきます。

ご家庭の状況から、日中の売電を優先する戦略は、現状では妥当な選択と言えるでしょう。しかし、快適性と光熱費のバランスを考慮すると、以下の点を検討する価値があります。

* **エアコンの運転時間とファンヒーターの併用:** 日中のエアコン運転を短時間にする代わりに、ファンヒーターを併用することで、電気代の節約と快適性の両立を目指せます。
* **スマートメーターの導入:** スマートメーターを導入することで、リアルタイムの電力使用状況を把握し、より効率的なエネルギー管理が可能になります。
* **太陽光発電システムの見直し:** 太陽光発電システムの容量や設置場所を見直すことで、発電量を増やすことも可能です。専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ:快適さと経済性を両立させる暖房計画

16畳のリビングの暖房は、エアコンと石油ファンヒーターの特性を理解し、太陽光発電と電力料金体系を考慮した上で、最適な方法を選択することが重要です。日中と夜間で暖房方法を使い分けることで、光熱費を削減しながら、快適な室内環境を維持できるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)