15畳L字型リビングダイニングのインテリアコーディネート:カーテン、ラグ、照明選びのポイント

インテリアについてアドバイスをお願いします。引越しに伴い、新居のリビングとダイニングのカーテン、ラグ、照明を新調することになりました。L字型リビングダイニング 計15畳、壁:オフホワイト、床:アイボリー、ソファ:テラコッタ色、家具:ウォールナットです。上記に合うカーテン、ラグはどんな色が合うでしょうか?カーテンはベージュかオフホワイトと考えていましたが、家具に合わせてこげ茶でもいいのかと・・・また、照明も家具に合わせて木目調の照明にした方が全体的にまとまるのか、合わせすぎて重たくなってしまわないか?シンプルなシャンデリア調の照明のほうがいいのか?考えれば考えるほどわからなくなってしまったためアドバイスいただけると助かります。

新居への引っ越し、おめでとうございます!15畳のL字型リビングダイニングは広々として素敵ですね。 カーテン、ラグ、照明選びはインテリアの雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。テラコッタ色のソファとウォールナットの家具という、温かみのある素材感を活かしたコーディネートを目指しましょう。今回は、それぞれのアイテム選びについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. カーテン選び:ベージュ、オフホワイト、それともこげ茶?

オフホワイトの壁とアイボリーの床という明るいベースに、テラコッタ色のソファとウォールナットの家具が加わることで、空間には温かみと深みが出ています。カーテン選びでは、このバランスを崩さず、さらに魅力を引き出す色を選ぶことが重要です。

  • ベージュ:安全で間違いのない選択肢です。オフホワイトの壁との調和も良く、テラコッタ色やウォールナットとも自然に馴染みます。明るすぎず、暗すぎない中間色なので、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、落ち着きのある空間を演出できます。特に、厚手の生地で光を程よく遮断するタイプを選ぶと、よりリラックスできる空間になります。
  • オフホワイト:壁の色と近いので、空間を広く見せる効果があります。ただし、ソファや家具の色とのコントラストが弱くなるため、空間が単調に見える可能性もあります。オフホワイトを選ぶ場合は、カーテンの素材や柄に工夫を加えて、視覚的なアクセントを付け加えることをおすすめします。例えば、リネン素材のナチュラルな風合い、またはさりげないストライプ柄などを検討してみてはいかがでしょうか。
  • こげ茶:ウォールナットの家具と色を合わせることで統一感を出すことができます。しかし、15畳という広さでは、こげ茶のカーテンは重く感じられる可能性があります。もしこげ茶を採用するなら、カーテンの素材を軽く、透け感のあるものにする、またはカーテンを一部分だけこげ茶にするなど工夫が必要です。例えば、レースカーテンをオフホワイト、ドレープカーテンをこげ茶にするなど、組み合わせることで重くなりすぎず、洗練された印象に仕上がります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの視点から見ると、ベージュが最もバランスが良いでしょう。テラコッタ色のソファとウォールナットの家具の重厚感を程よく引き立てつつ、明るい空間を保ちます。もし、よりモダンな雰囲気にしたい場合は、オフホワイトにグレーのストライプ柄などを加えるのも良いでしょう。

2. ラグ選び:空間のアクセントになる色を

ラグは、空間の印象を大きく左右するアイテムです。ソファや家具の色と調和させつつ、空間のアクセントになるような色を選びましょう。ここでは、いくつかの選択肢とそれぞれの効果について説明します。

  • アイボリー:床の色と近いので、空間を広く見せる効果があります。しかし、カーテンと床の色が近くなりすぎると、空間が単調に見える可能性があります。この場合、ラグの素材や柄に工夫を加えることで、視覚的なアクセントを付け加えることができます。例えば、厚手のシャギーラグや、幾何学模様のラグなどを検討してみてはいかがでしょうか。
  • ベージュ:カーテンの色と合わせることで、統一感のある空間を作ることができます。また、ベージュはどんなインテリアスタイルにも合わせやすいので、安心感のある選択肢です。 よりモダンな印象にしたい場合は、ライトグレーやグレージュもおすすめです。
  • テラコッタ色に近いオレンジ系:ソファの色とリンクさせることで、空間全体にまとまり感を与えます。ただし、面積が大きくなるため、ソファと同じ色だと少し強すぎる可能性があります。明るめのオレンジや、オレンジがかったベージュを選ぶと、より自然な仕上がりになります。

具体的なアドバイス:15畳の広さであれば、大きめのラグを選ぶことで、空間全体にまとまり感が出ます。ソファの前に敷くラグと、ダイニングテーブルの下に敷くラグを別々に選ぶのも良いでしょう。ソファ前には、ベージュやアイボリーの落ち着いた色のラグを、ダイニングテーブル下には、アクセントカラーのラグを敷くなど、メリハリをつけるのも効果的です。

3. 照明選び:木目調かシャンデリア調か?

照明は、空間の雰囲気を決定づける重要な要素です。木目調とシャンデリア調、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、リビングダイニングの雰囲気に合ったものを選びましょう。

  • 木目調照明:ウォールナットの家具と統一感を出し、温かみのある空間を演出できます。ただし、全体のトーンが暗くなりすぎる可能性があるので、明るさを確保できるよう、複数の光源を組み合わせることをおすすめします。例えば、メインの照明として木目調のペンダントライトを使用し、間接照明としてフロアスタンドやテーブルランプなどを加えることで、明るさと温かみのバランスを取ることができます。
  • シンプルなシャンデリア調照明:華やかで上品な雰囲気を演出できます。オフホワイトの壁やアイボリーの床と相性が良く、空間を明るく見せる効果もあります。ただし、テラコッタ色のソファやウォールナットの家具との調和には注意が必要です。シャンデリアの色やデザインを工夫することで、全体のバランスを整えることができます。例えば、ゴールドやブロンズなどの金属素材のシャンデリアは、ウォールナットの家具との相性も良く、上品な雰囲気を演出できます。

専門家のアドバイス:木目調照明は、温かみのある空間を作るのに最適ですが、全体のバランスが重要です。15畳という広さでは、明るさを確保するために、木目調のペンダントライトと、補助照明としてスポットライトや間接照明を組み合わせることをおすすめします。シャンデリアは、より華やかな雰囲気にしたい場合に適しています。ただし、デザインによっては、全体のバランスが崩れる可能性があるので、慎重に選びましょう。

4. まとめ:全体像を意識したコーディネートを

カーテン、ラグ、照明選びは、それぞれが独立した要素ではなく、相互に影響し合うものです。それぞれのアイテムの色や素材、デザインを総合的に考慮し、全体像を意識したコーディネートを心がけましょう。今回のケースでは、ベージュのカーテンと、アイボリーまたはベージュのラグ、そして木目調とシャンデリア調を組み合わせた照明が、バランスの良い選択肢となるでしょう。

具体的なステップ:

  1. まず、カーテンの色を決定します。ベージュがおすすめです。
  2. 次に、ラグの色を決定します。カーテンの色と調和するアイボリーまたはベージュがおすすめです。
  3. 最後に、照明を選びます。木目調のペンダントライトと、補助照明としてスポットライトや間接照明を組み合わせることをおすすめします。もし、より華やかな雰囲気にしたい場合は、シャンデリアも検討してみましょう。

これらのアドバイスを参考に、素敵なリビングダイニングをコーディネートしてください!

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