15歳犬の食欲不振と心臓病・腎不全への対処法:愛犬との時間を大切に

犬 15歳 心臓病と腎不全で食欲がない 15歳になったばかりのミックスの中型犬の事ですが、昨年末に僧帽弁閉鎖不全と診断され毎日の投薬で峠を乗り越え元気にすごしていたのですが、ここになって1週間ほど水以外に食事をほぼ取らなくなりました。 体重はピーク時で17キロですが1年半年かけて11キロまで減少しています。 投薬をしても2~3時間後に嘔吐してしまい栄養ドリンクを強制的に口に入れていますが 同じく嘔吐してしまいます。 そこでかかり付けの病院で4ヶ月ぶりに血液検査してもらった所、腎不全をおこしている事がわかりました。 BUN基準値 9.2~29,2のところ89.2 CRE基準値 0.4~1.4のところ2.0です。 獣医師の判断により注射・制吐剤 注射・強心利尿剤 静脈点滴の3つを2日間行いました。 利尿剤により腎臓に負担がかかり食欲がなくなっていると言われ普段飲み続けている利尿剤ラシックス等を半分にする事になりました。 3日目に皮下輸液を行うかもしれないと言われましたがこのれらの治療を行うと食欲が回復するはずと獣医師は考えているようですが、回復するまで愛犬に高カロリーの流動食だけで大丈夫でしょうか? 一応いつもの場所に水 フード類は置いていて興味はあるのか匂いを嗅ぐしぐさはしますがフード類は食べずに水だけ飲んでいる感じです。 なにか食べてくれるような良い物はないでしょか? あと、獣医師からは現在なにがおこってもおかしくない(15歳 心臓病と腎不全)なので注意して観察して下さいと言われました。 お迎えに来るのが日々近くなってる事は覚悟してますがまだなんとかしてあげたいのです。 皆様なにか良いアドバイスお願いできませんか 宜しくお願い致します。 【追伸】 注射・制吐剤の効果があったようで連日嘔吐してたのがしなくなりましたので高カロリーの栄養剤を強制的に飲ませています。 コレも嘔吐なしです。

15歳犬の食欲不振:原因と対処法

15歳という高齢で、心臓病と腎不全を抱える愛犬の食欲不振は、非常に深刻な状況です。 BUN値とCRE値の高さから、腎不全がかなり進行していることがわかります。 嘔吐も併発していることから、食事摂取が困難な状態であると考えられます。獣医師の指示に従い、治療を継続することが最優先です。

食欲不振の原因を特定する

まず、食欲不振の原因を特定することが重要です。 高齢による消化器系の衰え、腎不全による消化吸収不良、薬の副作用、痛みなど、様々な可能性が考えられます。 獣医師と綿密に相談し、原因を特定するために、以下の点を確認しましょう。

  • 現在の食事内容: 腎臓に負担の少ない低リン・低ナトリウムの食事を与えているか?
  • 薬の副作用: 投薬による嘔吐や食欲不振の可能性について獣医師に相談する。
  • 口腔内の状態: 歯周病や口内炎など、食事を摂るのを困難にしている状態がないか確認する。
  • 痛み: 関節痛やその他の痛みで食事に集中できない可能性を考慮する。

高カロリー流動食の継続と工夫

獣医師が皮下輸液を検討しているということは、経口摂取だけでは十分な栄養補給が難しいと判断されている可能性が高いです。高カロリー流動食を強制的に与えることは、現状では必要な措置と言えます。しかし、強制給餌は愛犬にとってストレスとなるため、以下の点に注意しましょう。

  • 少量ずつ、こまめに与える: 一度に大量に与えるのではなく、少量ずつ、数回に分けて与えることで、嘔吐のリスクを軽減できます。
  • 温度に注意する: 体温程度に温めて与えることで、食べやすくなります。
  • 嗜好性の高い流動食を選ぶ: 様々なメーカーから、様々な風味の流動食が販売されています。愛犬の好みに合わせて、試行錯誤してみるのも良いでしょう。 鶏レバーや牛肉などの風味のものが人気です。
  • 注射器やシリンジを使用する: 無理強いせず、優しくゆっくりと与えることが大切です。愛犬がリラックスできる環境を作ることも重要です。

食欲を増進させる工夫

強制給餌だけでなく、愛犬が自ら食事を摂る意欲を高める工夫も必要です。

  • 少量の好物で誘う: 普段は食べないような、少量のチーズやヨーグルトなどを少量与えてみる。
  • 食器を変える: 普段使っている食器とは違う形状や素材の食器に変えてみる。
  • 食事場所を変える: 静かで落ち着ける場所、もしくは普段とは違う場所で食事を与えてみる。
  • 手から与える: 飼い主の手から直接与えることで、安心感を与え、食欲を増進させる可能性があります。
  • 温かいタオルで包んであげる: 愛犬を優しく温かく包んであげることで、リラックス効果が期待できます。

獣医師との連携が不可欠

愛犬の状態は日々変化します。 獣医師との連携を密にし、定期的に血液検査を行い、状態をモニタリングすることが重要です。 薬の調整や治療法の見直しが必要になる場合もあります。 獣医師の指示をしっかりと守り、愛犬の状況を正確に伝えるようにしましょう。

心のケアも忘れずに

愛犬の介護は、飼い主さんにとっても大きな負担です。 精神的なストレスを抱えないように、家族や友人、サポート団体などに相談することも大切です。 愛犬との時間を大切に過ごし、穏やかな日々を過ごせるように心がけましょう。

インテリアとの調和:落ち着ける空間づくり

愛犬がリラックスして過ごせる空間作りも重要です。 ベージュの落ち着いた色調のインテリアは、犬の心を落ち着かせ、穏やかな時間を過ごすのに役立ちます。 例えば、ベージュのクッションやベッド、ブランケットなどを用意し、愛犬が安心して休める場所を作ってあげましょう。 また、騒音や刺激を避け、静かで落ち着いた環境を心がけることも大切です。

まとめ

15歳という高齢で、心臓病と腎不全を抱える愛犬の介護は大変ですが、諦めずに愛犬と過ごす時間を大切にしましょう。 獣医師の指示を忠実に守り、愛犬の様子を注意深く観察し、適切なケアを行うことが重要です。 そして、愛犬にとって快適で安心できる環境を整えてあげましょう。

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