15アンペアの部屋で仕事部屋を快適に?エアコン、パソコン、冷蔵庫の使用について徹底解説

仕事部屋にと15アンペアしか無い部屋を借りようと思うのですが、15アンペアでは電化製品をどこまで使用しても大丈夫ですかね? ちなみに絶対に使用したいのはエアコンとパソコンだけです。あ、小さい冷蔵庫も使用出来たら嬉しい。補足アドバイスはありがたいのですが、「無料だからアンペアを変えてもらえばいい」とか簡単に言わないでください。それが簡単に通る大家なら自分以外の人間がすでにそうしてたはずですし。激安で借りるので、アンペアについては頼まずやりたいのです。

15アンペアの部屋で、エアコン、パソコン、冷蔵庫を使うことは可能?

15アンペアの部屋でエアコン、パソコン、小型冷蔵庫を同時に使用できるかどうかは、それぞれの電化製品の消費電力と、同時使用による電力合計が15アンペアの許容範囲内かどうかによって決まります。結論から言うと、機種選びによっては可能ですが、注意が必要です。 無理なく快適に使うためには、消費電力の低い製品を選ぶこと、そして同時に使う機器を制限することが重要になります。

電化製品の消費電力とアンペアの関係

まず、電力の単位について理解しておきましょう。

* ワット(W): 電力消費量を表す単位。電化製品の消費電力は、製品の仕様に記載されています。
* アンペア(A): 電流の強さを表す単位。家庭のブレーカーは、許容電流(アンペア)を超えると自動的に電気を遮断します。

ワットとアンペアの関係は、以下の式で表されます。

ワット(W) = 電圧(V) × アンペア(A)

日本の家庭用電源の電圧は100Vです。そのため、15アンペアのブレーカーの場合、許容電力は15A × 100V = 1500Wとなります。 しかし、これはあくまで理論上の最大値です。実際には、ブレーカーには安全マージンが考慮されており、1500Wを常に使い切ることは推奨されません。 安全に使うためには、許容電力(1500W)の80%程度(1200W)を目安にしましょう。

エアコン、パソコン、冷蔵庫の消費電力

それぞれの電化製品の消費電力は、機種によって大きく異なります。

* エアコン: 消費電力は、機種や能力によって大きく変動します。省エネタイプのエアコンを選ぶことが重要です。小型の窓用エアコンであれば、500W~800W程度のものが多く、比較的消費電力が抑えられます。
* パソコン: デスクトップパソコンはノートパソコンよりも消費電力が大きいです。省電力タイプのCPUやSSDを採用した機種を選ぶことで消費電力を抑えられます。一般的なノートパソコンは30W~60W程度、デスクトップパソコンは100W~200W程度が目安です。
* 冷蔵庫: 小型冷蔵庫は、消費電力が比較的低く、50W~100W程度のものが多くあります。

具体的な例

例えば、以下の機器を使用する場合を考えてみましょう。

* 省エネタイプの窓用エアコン:600W
* ノートパソコン:40W
* 小型冷蔵庫:70W

合計消費電力:600W + 40W + 70W = 710W

この場合、1200Wの目安を大きく下回るので、同時に使用しても問題ない可能性が高いです。しかし、これはあくまで例であり、使用する機器の具体的な消費電力を確認することが重要です。

15アンペアの部屋で快適に過ごすための工夫

15アンペアの部屋で快適に過ごすためには、以下の工夫が有効です。

  • 省エネ家電を選ぶ: エアコン、パソコン、冷蔵庫など、消費電力の低い省エネタイプの製品を選びましょう。製品を選ぶ際には、消費電力(W)を必ず確認してください。
  • 同時使用を避ける: 可能な限り、エアコン、パソコン、冷蔵庫を同時に使用しないように心がけましょう。例えば、エアコンを使用する時は、パソコンと冷蔵庫の電源を切る、といった工夫が有効です。
  • こまめな電源オフ: 使用していない電化製品の電源は、必ずオフにするようにしましょう。待機電力も消費電力に含まれるため、意外と大きな影響があります。
  • 電力消費量を監視する: 電力消費量を監視できるスマートプラグなどを活用することで、消費電力を把握し、節電に役立ちます。
  • 照明器具を見直す: LED照明に切り替えることで、消費電力を大幅に削減できます。特に、長時間点灯する照明器具は、LED化の効果が大きいです。

専門家からのアドバイス

電気工事士の視点から見ると、15アンペアのブレーカーは、古い物件によく見られる仕様です。現代の生活スタイルでは、電力不足になりやすい可能性があります。 無理なく生活するには、消費電力の少ない家電を選ぶこと、そして同時に使用する電化製品の数を制限することが非常に重要です。 もし、不安であれば、電気工事士に相談して、安全な電力量を計算してもらうことをお勧めします。

まとめ

15アンペアの部屋でエアコン、パソコン、冷蔵庫を使用することは、機種選びと使用状況によっては可能です。しかし、安全に使うためには、消費電力の低い製品を選び、同時使用を避けるなどの工夫が必要です。 不安な場合は、専門家に相談することをおすすめします。 快適な仕事部屋を作るためには、計画的な家電選びと節電意識が不可欠です。

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