14畳のリビングを8畳ダイニングと6畳和室に間仕切り!費用と方法を徹底解説

14畳のリビングを2部屋にわけたいと思っています。8畳はダイニング、6畳は和室にしたいです。壁、または仕切りを作るのに費用はどれくらいかかるのでしょうか? 現在はフローリングの14畳ですが、部屋を分けられるようにドアは二つ作ってあります。 可動式の仕切りはトステムのカタログでみましたが、材料費だけで50万円以上かかるみたいですね。 可動、固定はこだわらないのですが、きちんとした壁をつくると工事費込でいくらくらいかかるのでしょうか?

14畳のリビングを間仕切りする際の費用

14畳のリビングを8畳のダイニングと6畳の和室に間仕切る場合の費用は、使用する素材や工法、そして業者によって大きく異なります。 ご質問にあるように、可動式の仕切りは高価ですが、固定式の壁であれば比較的費用を抑えることができます。しかし、「きちんととした壁」という表現から、しっかりとした断熱性や遮音性を求めていると推測します。そのため、単純な間仕切り壁ではなく、本格的な壁工事が必要となるでしょう。

間仕切り工事の費用内訳

工事費用は大きく分けて以下の項目から構成されます。

  • 材料費:壁材(石膏ボード、断熱材など)、下地材(木材など)、ドア、枠、建具、その他金物など
  • 施工費:解体作業、下地工事、壁工事、クロス貼り、ドア取り付け、仕上げ工事など
  • 設計費(場合により):間取り変更などの設計が必要な場合
  • 処分費:解体で出た廃材の処分費用

費用に影響を与える要素

費用は下記の要素によって大きく変動します。

  • 壁の素材:一般的な石膏ボードから、より高価なレンガ調の壁材など、素材によって費用が大きく異なります。断熱材の有無も費用に影響します。
  • 間仕切りの構造:単純な壁であれば費用を抑えられますが、耐震性や遮音性を高めるための補強工事が必要な場合、費用は増加します。既存のドアの利用可否も影響します。
  • 仕上げ:クロス(壁紙)の種類や塗装の種類によっても費用が変わります。高級なクロスを使用すれば、それだけ費用は高くなります。
  • 業者の選定:業者によって価格設定が異なります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。大規模なリフォーム会社よりも、地元の小さな工務店の方が費用を抑えられる可能性もあります。
  • 追加工事:電気配線やコンセントの増設、照明器具の設置など、追加工事が必要な場合、費用は増加します。

費用を抑えるための工夫

50万円以上の費用は、確かに高額に感じられます。しかし、費用を抑えるための工夫はいくつかあります。

1. DIYに挑戦する

比較的簡単な間仕切りであれば、DIYに挑戦することで費用を大幅に削減できます。ただし、DIYには専門知識と技術が必要となるため、難易度や安全性を考慮し、無理のない範囲で行いましょう。石膏ボードの取り付けやクロス貼りは、初心者でも挑戦できる部分です。

2. 材料を安く仕入れる

ホームセンターなどで材料を直接購入することで、業者を通すよりも安く仕入れることができます。ただし、大量購入が必要な場合や、専門的な知識がない場合は、業者に依頼する方が安心です。

3. シンプルなデザインにする

デザインをシンプルにすることで、材料費や工賃を抑えることができます。例えば、装飾的な要素を省いたり、標準的な素材を使用したりすることで、費用を抑えることができます。

4. 複数の業者に見積もりを取る

複数の業者に見積もりを取り、価格を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。見積もりには、材料費、施工費、その他費用が明記されていることを確認しましょう。

5. 時期を選ぶ

工事の時期によっても費用が変動することがあります。閑散期に工事を依頼することで、費用を抑えられる可能性があります。

予想される費用と具体的なアドバイス

一般的なケースでは、14畳のリビングを8畳と6畳に間仕切る場合、工事費込みで50万円~100万円程度を見込んでおくのが妥当でしょう。ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は上記の要素によって大きく変動します。

具体的なアドバイス:

1. **複数の業者に見積もり依頼:** 最低でも3社以上の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討しましょう。見積書には、それぞれの項目が明確に記載されているか確認してください。
2. **詳細な図面を作成:** 間仕切りの位置、ドアの設置場所、コンセントの位置など、詳細な図面を作成し、業者に提示することで、より正確な見積もりを得ることができます。
3. **素材の選定:** 予算に合わせて、壁材やクロスなどの素材を選定しましょう。コストパフォーマンスに優れた素材を選ぶことが重要です。
4. **追加工事の検討:** 電気配線や照明器具の設置など、追加工事が必要な場合は、事前に業者に相談し、費用を把握しておきましょう。
5. **契約前に確認事項:** 契約前に、工事内容、支払い方法、保証内容などをしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。

専門家の視点

建築士やリフォーム会社に相談することで、より適切なアドバイスと見積もりを得ることができます。彼らは、構造上の問題点や、費用を抑えるための工夫などを提案してくれます。特に、既存のドアの活用や、耐震性・遮音性に関する専門的なアドバイスは、専門家だからこそ得られる貴重な情報です。

まとめ

14畳のリビングの間仕切り工事は、費用や工法、デザインなど、様々な要素を考慮する必要があります。 本記事で紹介した費用やアドバイスを参考に、ご自身の状況に最適なプランを立て、快適な空間を実現してください。

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