14畳のリビングに6畳用エアコンと扇風機は大丈夫?省エネ対策とエアコン選びのポイント

鉄筋コンクリートのマンションの、14畳のリビングにエアコンがありません。個人的に出費の関係で今年の夏は扇風機で我慢だなと思ってたんですが、知人が「今のエアコンは省電力で性能めっちゃ良いから、6畳用の奴と扇風機の併用で全然イケるぞ!」って言われました。細かく聞くと、冷えるまではフルパワーで冷やして、その後はマニュアルでコントロールしながら扇風機で風を回すとか何とか…それで大丈夫なら、6畳用のエアコンはかなり低価格で用意出来るので良いなと思う反面、「それで大丈夫ならみんなそうするよな。わざわざ広さに対応したエアコン買わないよな」とも思いました。実際、こういう使い方でも充分冷えますか??電気屋さんに聞けば当然?、「広さに見合った製品じゃないと冷えない」と言われますが…エアコンに詳しい方々、教えて下さい!補足皆さん回答ありがとうございます!リビング16畳でした汗かなり大型のエアコンが必要みたいです汗広さに見合った容量のエアコンがベストと言うのを前提でお聞きしますが、16畳に対して6畳用のエアコンよりも14畳用エアコンであれば、「まだマシ」にはなりますか?ちょうど近くのリサイクルショップで安く出ていたのでこれなら何とか…とか思ったのですが。

16畳のリビングにエアコンを選ぶ:6畳用と14畳用、どちらが良い?

16畳のリビングにエアコンを設置する場合、6畳用エアコンと扇風機の併用は現実的ではありません。電気屋さんが「広さに見合った製品じゃないと冷えない」と言うのは正しいです。6畳用エアコンは、文字通り6畳程度の部屋を快適に冷やすように設計されています。16畳の部屋に使用すると、以下の問題が発生します。

  • 冷房能力不足:エアコンがフル稼働しても、部屋全体を十分に冷やすことができません。特に、日射しが強い時間帯や、人が多くいる場合は、室温がなかなか下がらず、不快な暑さを感じることになります。
  • 消費電力増加:6畳用エアコンを無理に広い部屋で使用すると、常に最大出力で運転することになり、消費電力が大幅に増加します。省エネ効果は期待できません。
  • 故障リスク:設計能力を超えて使用することで、エアコンに負担がかかり、故障のリスクが高まります。修理費用も発生する可能性があります。
  • 寿命短縮:常にフル稼働状態が続くと、エアコンの寿命が短くなる可能性があります。

14畳用エアコンは6畳用エアコンよりはマシですが、それでも16畳のリビングにはやや不足する可能性があります。快適に過ごすためには、16畳~18畳程度に対応したエアコンを選ぶのがベストです。

エアコン選びのポイント:適切な能力と省エネ性能

エアコンを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. 冷房能力(kW):部屋の広さに合った機種を選ぶ

エアコンの能力は「kW(キロワット)」で表されます。これは、1時間あたりにどれだけの熱を取り除けるかを表す指標です。部屋の広さだけでなく、窓の数、日当たり、断熱性能なども考慮して、適切な能力のエアコンを選びましょう。一般的に、1畳あたり約0.2kWの能力が必要と言われています。16畳のリビングであれば、3.2kW以上のエアコンが推奨されます。

2. 省エネ性能:APF(年間エネルギー消費効率)を確認

省エネ性能は、APF(年間エネルギー消費効率)で判断します。APFの数値が高いほど、省エネ性能が高いことを示します。最近のエアコンは、以前のモデルに比べてAPFが大幅に向上しています。省エネ性能の高いエアコンを選ぶことで、電気代の節約につながります。

3. 機能:自分に必要な機能を選択

エアコンには、様々な機能が搭載されています。例えば、以下のような機能があります。

  • 除湿機能:梅雨時期など、湿度が高い時期に役立ちます。
  • 空気清浄機能:花粉やハウスダストなどを除去し、空気の質を改善します。
  • 自動運転機能:室温に合わせて、自動的に運転モードや風量を調整します。
  • タイマー機能:設定した時間に合わせて、自動的に運転開始・停止を行います。

これらの機能は、快適性や利便性を高める上で役立ちますが、機能が多いほど価格が高くなる傾向があります。自分のニーズに合わせて、必要な機能を選びましょう。

リサイクルショップで購入する場合の注意点

リサイクルショップでエアコンを購入する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 動作確認:実際にエアコンが正常に動作することを確認しましょう。冷房・暖房ともに問題なく動作するか、しっかり確認することが大切です。
  • 保証:保証期間を確認しましょう。故障した場合の対応が明確にされているかを確認し、安心できるショップを選びましょう。
  • 清掃:中古エアコンは、清掃が不十分な場合があります。購入前に、清掃状況を確認するか、自分で清掃する必要があります。
  • ガス漏れ:ガス漏れがないかを確認しましょう。ガス漏れがあると、冷房能力が低下したり、故障の原因になったりする可能性があります。

専門家の意見:エアコン選びはプロに相談しよう

エアコン選びに迷う場合は、専門家に相談することをおすすめします。家電量販店やエアコン取付業者などに相談すれば、部屋の広さや条件に最適なエアコンを選んでくれます。また、設置方法や費用についても相談できます。

まとめ:快適な住空間のために適切なエアコンを選びましょう

16畳のリビングには、16畳~18畳に対応したエアコンを選ぶのが理想です。6畳用エアコンと扇風機の併用では、十分な冷房効果を得ることができません。エアコン選びは、部屋の広さ、省エネ性能、必要な機能などを考慮して、慎重に行いましょう。必要であれば、専門家の意見を参考にすると安心です。

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