14歳ワンちゃんの室内トイレトレーニング:高齢犬でも大丈夫?

玄関飼いでトイレは散歩で済ませてた14才のわんこを 家の部屋にあげて、トイレも、家用の使えるようにするのって難しいですか? まだ全然元気で散歩も行く気ですが 散歩の時にウンチが出なくて夜中や朝方鳴くことが、しばしばあって、 好きな時にトイレできるようにしてあげたいんですが 変更は可能でしょうか?

高齢犬の室内トイレトレーニング:可能?不可能?

14歳という高齢のワンちゃんでも、室内トイレトレーニングは可能です。ただし、子犬と比べると学習速度は遅く、根気と適切な方法が必要です。 散歩で排泄できず、夜中に鳴くという状況は、年齢による身体機能の衰えや、排泄の我慢が辛くなっている可能性を示唆しています。 大切なのは、ワンちゃんの状態を理解し、焦らず、優しくトレーニングを進めることです。

室内トイレトレーニング成功のためのステップ

1. 適切なトイレ選び

まずは、ワンちゃんにとって使いやすいトイレを選びましょう。 高齢犬は足腰が弱っている場合が多いので、低い位置にあるトイレや、段差のないトイレがおすすめです。 また、滑りにくい素材のトイレを選ぶことも重要です。 サイズも、ワンちゃんが快適に使える広さであることを確認しましょう。 ペットショップでは様々なタイプのトイレが販売されているので、ワンちゃんの体型や年齢、性格などを考慮して最適なものを選びましょう。 例えば、高齢犬用の低床型トイレや、足腰への負担が少ないワイドタイプのトイレなどが選択肢として考えられます。 材質も、清掃がしやすい素材を選ぶことが重要です。

2. トイレトレーニング場所の選定

トイレを設置する場所は、静かで落ち着ける場所を選びましょう。 ワンちゃんが安心して排泄できる環境を作るのが重要です。 また、人通りの少ない場所を選ぶことも大切です。 玄関や廊下など、人が頻繁に通る場所だと、ワンちゃんが落ち着いて排泄できない可能性があります。 理想的なのは、ワンちゃんの寝床から離れた、比較的目立たない場所です。 ただし、あまりにも隠れた場所だと、飼い主さんが排泄の様子を確認しにくくなるため、程よい距離感を保つことが重要です。

3. トイレトレーニングの開始

最初は、散歩から帰ってきた直後や、食事の後などに、トイレに連れて行きましょう。 そして、排泄をしたら、必ず褒めてご褒美を与えましょう。 ご褒美は、おやつや言葉の褒め言葉など、ワンちゃんが喜ぶものであれば何でも構いません。 重要なのは、一貫性です。 毎日同じ時間にトイレに連れて行き、排泄したら必ず褒めることで、ワンちゃんはトイレの場所を覚えていきます。 もし、トイレ以外で排泄してしまったら、叱るのではなく、すぐにトイレに連れて行きましょう。 叱ると、ワンちゃんはトイレを嫌がるようになってしまう可能性があります。

4. 頻回なトイレ休憩

高齢犬は、膀胱や尿道の機能が低下している可能性があります。そのため、若い犬よりも頻繁にトイレ休憩が必要です。 最初は、1~2時間おきにトイレに連れて行きましょう。 そして、ワンちゃんの排泄の様子を観察し、トイレの頻度を調整します。 夜間も、数回トイレに連れて行く必要があります。 夜泣きが頻繁な場合は、夜間のトイレ休憩の回数を増やすことを検討しましょう。

5. 健康状態の確認

排泄に関する問題が続く場合は、獣医師に相談しましょう。 高齢犬は、様々な健康問題を抱えている可能性があります。 例えば、膀胱炎や尿路結石、認知症などが原因で、排泄に問題が生じることがあります。 獣医師による診察で、健康状態を確認し、必要であれば治療を受けましょう。 早めの対応が、ワンちゃんの健康状態を維持し、快適な生活を送るために重要です。

6. 環境の整備

室内の環境も重要です。 滑りやすい床材は、高齢犬にとって転倒のリスクを高めます。 滑り止めマットなどを敷いたり、床材の見直しを検討したりするのも良いでしょう。 また、室温や湿度にも注意しましょう。 高齢犬は体温調節機能が低下しているため、寒さや暑さの影響を受けやすいです。 快適な室温を保つために、暖房や冷房を適切に使いましょう。

専門家のアドバイス:動物病院の獣医師

動物病院の獣医師は、ワンちゃんの年齢や健康状態を考慮した上で、最適なトイレトレーニング方法をアドバイスしてくれます。 特に、排泄に関する問題を抱えている場合は、獣医師の診察を受けることが重要です。 獣医師は、病気や怪我の可能性を排除し、必要であれば適切な治療を行います。 また、高齢犬のトイレトレーニングに関する具体的なアドバイスも得られます。

インテリアとの調和:トイレの設置場所とデザイン

トイレトレーニングは成功しても、トイレそのものがインテリアと調和していないと、お部屋の雰囲気を損ねてしまうかもしれません。 そこで、トイレの設置場所やデザインにも配慮しましょう。 トイレを目立たなくしたい場合は、家具やカーテンなどで隠すこともできます。 また、デザイン性の高いトイレを選ぶことで、インテリアの一部として楽しむことも可能です。 例えば、お部屋の雰囲気に合わせた色のトイレカバーや、おしゃれなトイレトレーを選ぶのも良いでしょう。

まとめ

高齢犬の室内トイレトレーニングは、根気と愛情が必要ですが、決して不可能ではありません。 適切な方法でトレーニングを進め、ワンちゃんの状態を常に観察することが大切です。 必要に応じて獣医師に相談し、ワンちゃんにとって快適な生活環境を整えましょう。 そして、トレーニングを通して、より一層深い絆を築いていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)