13歳老猫の行動問題と家族の対応:しつけと協力体制の構築

13歳の雄猫がいます。旦那が子供の頃に欲しいとねだり買ってもらった猫ですが可愛がるだけで世話をせず同居していた旦那の祖母が世話をしていました。 猫は女性には懐きませんが家族唯一の男性である旦那にはベッタリです。もう年で世話がしんどいと言う祖母と猫と一緒に居たいと言う旦那の話を受け入れ同棲を機にウチで引き取りました。相変わらず旦那は世話をせず可愛がるだけ。もう一匹猫を飼っているのですがその子が尿路結石になって市販の猫缶等を獣医に禁止にされてから老猫にも缶詰めを与えておらず大好きだった缶詰めを食べられないせいか夜中にフライパンに残っている人間のご飯を食べたり排水口の生ゴミを漁ったりと日に日に酷くなり私が怒っても毎晩やります。床に散らばった生ゴミや濡れた床、食べかすなどの片付けももちろん私です。毎日叱られストレスが溜まっているのか挙げ句の果てに10ヶ月の子供を些細な事で引っ掻いたり私に思い切り噛みついたりと手がつけられません。旦那に言ってももう年だから怒ったら死ぬと言い怒らず旦那にも猫にも腹が立ちます。最近夜は部屋にトイレ等を置き閉じ込めますが泣き叫びドアにガシャガシャと爪を立てドアはボロボロです。(最終的に諦めます。早朝仕事に出る旦那が朝ドアを開けます。)旦那がガツンときつく猫に怒ればある程度は収まりつく気がしますが旦那は怒る気ゼロです。私もそろそろ限界でそんな猫の顔も見たくないし世話もしたくありません。引っ掻くので子供にも近づかせたくない。そんな猫の効果的なしつけや旦那にもっと協力してもらうにはどうしたらいいですか?アドバイスお願いします。補足 病猫も缶詰め好きで老猫にだけ別室であげた事有り。音等でバレ病猫が可哀想だから。フライパンの件は子供と一緒に寝てしまった時だけ。蓋ありだが開ける。生ゴミは食器についた食べ滓を水で流し排水口に溜まった物

老猫の行動問題:原因と解決策

13歳という高齢の猫の行動変化は、単なるいたずらではなく、深刻な問題を示している可能性があります。 夜間の徘徊、食べ物の窃盗、攻撃行動などは、老猫特有の認知症(猫認知症)や、ストレス、身体的な不調が原因として考えられます。缶詰が食べられないストレスは大きな要因の一つでしょう。

1. 獣医への相談が最優先

まず、動物病院を受診し、老猫の健康状態を詳しく検査してもらうことが重要です。血液検査、尿検査、レントゲン検査などを通して、認知症、腎臓病、甲状腺機能低下症などの可能性を調べてもらいましょう。身体的な問題が解決すれば、行動も改善する可能性があります。 また、高齢猫に適切な食事療法のアドバイスも受けられます。

2. 環境の見直しとストレス軽減

* 食事:缶詰が食べられないストレスを軽減するために、獣医の指示のもと、老猫が食べられる代替食を探しましょう。ウェットフードや、嗜好性の高いドライフードなど、様々な選択肢があります。
* トイレ:高齢猫は、トイレの位置や種類に敏感になります。トイレの数を増やしたり、高齢猫用のトイレに替えたりすることで、排泄トラブルを減らすことができます。
* 安全な空間の確保:猫が落ち着いて過ごせる、安全な場所(猫ベッドやキャットタワーなど)を用意しましょう。
* 刺激の軽減:夜間の騒音や光を避け、静かな環境を作ることで、猫のストレスを軽減できます。
* 生活リズムの安定:規則正しい生活リズムを保つことで、猫の精神的な安定を図りましょう。

3. 行動修正

夜間の徘徊や食べ物の窃盗については、徹底した環境整備が重要です。

* フライパンの管理:子供と寝ている時は、フライパンを完全に片付けるか、猫が届かない場所に保管しましょう。
* 生ゴミの処理:排水口の生ゴミは、すぐに処理し、猫が近づけないように工夫しましょう。蓋付きのゴミ箱を使用し、しっかりと蓋を閉めることを徹底しましょう。
* 夜間の隔離:部屋に閉じ込めるのは、猫にとって大きなストレスになります。代わりに、猫が安全に過ごせる、落ち着ける空間を用意しましょう。フェロモン製品(フェリウェイなど)も効果的です。

4. 攻撃行動への対処

子供やあなたへの攻撃は、恐怖や不安からくる可能性が高いです。猫が安全だと感じる空間を与え、無理強いせず、距離を置くことが重要です。猫が攻撃してきた時は、大きな声を出したり、水をかけたりせず、静かにその場を離れましょう。

旦那さんへの協力依頼:コミュニケーションと役割分担

旦那さんには、老猫の状況を冷静に説明し、協力体制を築くことが重要です。感情的に訴えるのではなく、具体的な問題点と、あなたが抱えている負担を伝えましょう。

* 具体的な事例を提示:「猫が夜中に徘徊して生ゴミを漁り、私が毎日掃除している」など、具体的な事例を提示することで、旦那さんの理解を促せます。
* 役割分担を明確にする:猫の世話、掃除、子供の安全確保など、具体的な役割分担を決め、お互いの負担を軽減しましょう。
* 専門家の意見を伝える:獣医の意見を伝えることで、旦那さんの理解を深めることができます。
* 共感と感謝を伝える:旦那さんの協力に感謝の気持ちを伝えることで、良好な関係を築くことができます。

専門家の意見:動物行動学者からのアドバイス

動物行動学者の視点から見ると、老猫の行動は、年齢による身体的・認知的な変化と、環境への適応不足が複雑に絡み合っていると考えられます。 単なるしつけではなく、猫の気持ちに寄り添い、適切な環境調整とサポートを行うことが重要です。 隔離は、一時的な対応としては有効ですが、長期的な解決策ではありません。 猫が安全で快適に過ごせる環境を作り、ストレスを軽減することが最優先です。

まとめ:継続的なケアと家族の協力が大切

老猫の行動問題への対処は、継続的なケアと家族の協力が不可欠です。 獣医への相談、環境の見直し、行動修正、そして旦那さんとの良好なコミュニケーションを通じて、猫と家族みんなが幸せに暮らせる環境を築いていきましょう。 すぐに効果が出なくても、諦めずに、根気強く取り組むことが重要です。

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