13歳猫との距離感…寝場所が変わって寂しがっている?猫の気持ちと飼い主さんの対応策

猫も寂しいかな。私の猫は13歳で、生後2ヶ月から飼ってます。それで今まで何度か引っ越しはしたけど、13年間猫は私の部屋で寝ました。でも今の家に来てからは、だんだん、私と一緒に寝てくれなくなりましたね。今は事情があって、違う部屋に寝ています。その部屋には、猫を入れる事はできません。猫は2階だけOK、私が今寝てる部屋は1階です。我が家の事情で、どうしても猫は1階の部屋はNGです。でも何か私、寝る時、猫が寂しがってるんじゃないかと気になって仕方ない時があります。猫も鳴いて階段降りて来て・・・私を呼んでるのかな、でも私が2階に行っても猫は気まぐれで逃げます。私が私の部屋(寝室)にいる時は、猫は一緒に寝てくれないのに、私がいなくなったら猫も寂しいですかね?ツンデレですね。

13歳猫の行動変化と寂しさ:原因を探る

13歳という高齢猫は、若い猫とは異なる行動パターンを示すことがあります。今回のケースでは、長年一緒に寝ていた飼い主さんが別の部屋で寝るようになったことで、猫が寂しさを感じている可能性があります。しかし、単に寂しいというだけでなく、加齢による変化や、環境の変化への適応に時間がかかっている可能性も考えられます。

加齢による変化

高齢猫は、若い猫に比べて活動量が減り、睡眠時間が長くなる傾向があります。また、聴力や視力の低下、認知機能の低下なども起こりやすいため、以前のように飼い主さんの声や存在にすぐに反応できなくなっている可能性があります。猫が階段を降りてきて鳴くのは、飼い主さんを呼びたいという意思表示かもしれませんが、すぐに逃げ出すのは、高齢による不安定さや、聴覚・視覚の衰えで飼い主さんの存在を正確に認識できていない可能性も考えられます。

環境の変化への適応

引っ越しや生活空間の変化は、猫にとって大きなストレスとなります。たとえ何度も引っ越しを経験していても、年齢を重ねるごとに環境変化への適応能力は低下する傾向があります。13歳という年齢を考えると、今回の寝室変更が猫にとって大きなストレスになっている可能性があります。

猫の寂しさを察知するサイン

猫が寂しがっているかどうかは、以下のサインから判断できます。

  • 鳴き声の変化:普段とは異なる高い声で鳴いたり、頻繁に鳴いたりする。
  • 食欲の変化:食欲不振や過食。
  • トイレの失敗:今までなかった場所に排泄する。
  • 毛づくろいの変化:過剰な毛づくろい、または全く毛づくろいをしない。
  • 活動量の低下:元気がなくなり、いつも寝ている。
  • 隠れる行動:普段あまり隠れない場所によく隠れる。
  • 甘える行動の増加:普段より多くすり寄ってきたり、抱っこを要求する。

これらのサインは、寂しさ以外にも病気やストレスが原因である可能性もあります。複数のサインが見られる場合は、獣医への相談をおすすめします。

猫の寂しさへの具体的な対応策

猫が寂しがっている可能性がある場合、以下の対応策を試してみましょう。

1. コミュニケーションの工夫

* 触れ合う時間を増やす:猫が落ち着ける場所で、優しく撫でたり、ブラッシングをしてあげましょう。
* 声かけをする:優しく声をかけ、猫の存在を認めてあげましょう。
* 遊びの時間を作る:猫が楽しめるおもちゃで遊んで、運動不足を解消しましょう。高齢猫向けのおもちゃを選ぶと良いでしょう。
* フェロモン製品の活用:猫のフェロモンを模倣した製品(フェリウェイなど)を使用することで、猫を落ち着かせ、安心感を与えることができます。

2. 寝室環境の工夫(代替案)

1階への入室が不可能な場合、猫が安心できる空間を2階に作ることを検討しましょう。

* 快適な寝床を用意する:猫が好む素材のベッドやクッションを用意し、暖かい場所を確保します。
* 猫専用のスペースを作る:猫が落ち着いて過ごせるキャットタワーや、隠れ家となるハウスを設置しましょう。
* 視覚的な工夫:猫が飼い主さんのいる1階の様子を見られるように、猫が安全に過ごせる位置に窓を設置したり、見晴らしの良い場所を確保するのも効果的です。

3. 徐々に距離を縮める

いきなり寝室で一緒に寝るのではなく、徐々に距離を縮めていくことが重要です。

* 寝室のドアを開けておく:猫が自由に寝室に出入りできるようにします。
* 寝室に猫のお気に入りのものを置く:猫が安心できる匂いのするおもちゃやベッドを置いて、寝室への抵抗感を減らします。
* 寝室で一緒に過ごす時間を増やす:最初は短時間から始め、徐々に時間を長くしていきましょう。

4. 獣医への相談

上記の対応策を試しても改善が見られない場合は、獣医に相談しましょう。高齢猫特有の病気や認知症の可能性もあります。

専門家の意見:動物行動学者の視点

動物行動学者によると、猫は犬と比べて寂しさを表現するのが苦手です。そのため、飼い主さんが気づかないうちにストレスを抱えているケースも多いです。今回のケースでは、長年一緒に寝ていた環境が変わったことで、猫は不安を感じている可能性が高いです。高齢猫は変化に弱いため、ゆっくりと時間をかけて、猫のペースに合わせて環境に慣れさせていくことが大切です。

まとめ:猫との絆を育むために

13歳という高齢猫との生活は、若い猫とは異なる配慮が必要です。今回のケースでは、猫の寂しさだけでなく、高齢による変化や環境の変化への適応の遅れも考慮する必要があります。猫のサインを注意深く観察し、適切な対応をすることで、猫との良好な関係を維持することができます。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて、猫との絆を育んでいきましょう。

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