13歳大型犬の排泄問題と犬小屋の清掃:高齢犬の快適な生活空間づくり

13歳になる犬の件で質問致します。 大型犬なので家外に犬小屋を置きサークルを付けてその中で鎖無しで飼っております。 12歳の中頃から白内障で全く見えていません。 嗅覚も聴覚も衰え始めているのが分かります。 しかし足腰は弱いながらも大丈夫で散歩も喜んで出掛けています。 困った事が・・この頃小屋の中に糞をするようになってしまいました。 見えないので、何処が寝床なのか?なのでしょうか? それとも他の理由でしょうか? 糞を散歩でと思い、散歩は欠かさず排泄出来るまで頑張っていますが、疲れてしまうのでしない日もあります。 小屋の中にしますと寝場所がないのか、吠えて知らせます。 その時間も殆どが夜中なので、毎夜片付けが大変です。 今朝は昨深夜片付けたのにまたしていて、朝から小屋の床板の掃除になりました。 処理方法は水で流して洗い、消臭スプレー(獣医院で購入)をしています。 この作業が多いと日に3回。少なくても1回。 床板も傷み作業も力仕事で大変、また近所にも吠えるので申し訳ないです。 しかし諸事情で家の中で飼う事は出来ません。 また夜だけ屋内の玄関でとも思いましたがそれも今の所侭なりません。 小屋内にしてしまうのを防止する方法か、またはしてしまうのを仕方なしとして、片付けるのに楽な手段があれば教えて欲しく思います。 女性の力では日に2度3度となると限界に来ています。 すみませんが、アドバイス宜しくお願いします。補足お二方、早々のご回答ありがとうございます。不充分な質問内容ですみませんでした。獣医師には睡眠剤や安定剤、サプリのアロマ等時と場合で処方して頂いております。また健康診断もして頂いております。寒いので毛布も入れてありますが、毎日汚しまして消臭後また入れると言う日々です。

高齢犬の排泄問題:原因と解決策

13歳の大型犬の排泄問題、大変お困りだと思います。 犬小屋の中で排泄してしまう原因はいくつか考えられます。 まず、視覚障害による寝床とトイレの場所の認識の困難が大きな要因でしょう。 白内障で何も見えない状態では、排泄場所と寝場所を区別することができません。加齢による嗅覚・聴覚の衰えも、トイレの場所を認識する上で支障をきたしている可能性があります。 さらに、認知機能の低下も排泄場所に影響を与えているかもしれません。

他に考えられる原因としては、身体的な問題です。関節炎などによる痛みで、トイレまで行くのが困難になっている可能性もあります。 また、ストレスも排泄行動に影響を与えます。 夜間の吠え声は、不安やストレスの表れかもしれません。

犬小屋の改善と清掃方法の工夫

現状を改善するために、以下の点を検討してみましょう。

1. 犬小屋のレイアウト変更

* 寝床とトイレの明確な区別: 犬小屋の中に、寝床とトイレの場所を明確に区切る必要があります。 例えば、寝床には柔らかいベッドやマットを置き、トイレの場所には、吸水性の高いペットシーツを敷き詰めます。 視覚障害のある犬のために、異なる素材や質感を使うことで、場所の区別を助けることができます。 例えば、寝床にはふわふわの毛布、トイレには滑り止め加工のついたマットを使用するなどです。
* トイレトレーニングの再実施: トイレの場所を特定の場所に限定し、排泄したら褒めて強化するトレーニングを改めて行いましょう。 高齢犬には、ポジティブな強化が効果的です。 成功したらすぐに褒めて、ご褒美を与えましょう。
* 小屋の広さ: 小屋の広さが狭すぎると、寝床とトイレが近すぎて区別がつきにくくなる可能性があります。 可能であれば、少し広めの小屋を用意するか、サークルを大きくして、空間を確保しましょう。

2. 清掃方法の効率化

* 床材の変更: 現在の床板は、清掃が大変なようです。 防水性と清掃性の高い素材に変更することを検討しましょう。 例えば、プラスチック製の床板や、簡単に取り外して洗えるタイルなどがおすすめです。
* ペットシーツの活用: ペットシーツを敷くことで、床の汚れを防ぎ、清掃の手間を大幅に軽減できます。 吸収力の高い大型のペットシーツを使用しましょう。 また、シーツを複数枚用意し、汚れたらすぐに交換することで、清潔さを保つことができます。
* 消臭対策: 獣医で購入した消臭スプレーに加え、重曹などの自然な消臭剤も併用すると効果的です。 これらの消臭剤は、ペットにも安全で、ニオイをしっかり吸収してくれます。
* 清掃用具の準備: 清掃に必要な道具をまとめて収納しておけば、作業効率が向上します。 バケツ、雑巾、ブラシ、消臭剤などを、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。

3. その他の対策

* 夜間の監視: 夜間に排泄する頻度が高い場合は、ペットカメラなどを活用して、排泄のタイミングを把握し、すぐに対応できるようにしましょう。
* 獣医への相談: 排泄の問題が改善しない場合は、獣医に相談しましょう。 病気や認知症の可能性もあります。 獣医のアドバイスに従い、適切な治療やケアを行いましょう。
* 介護用品の活用: 高齢犬の介護には、介護用オムツ介護用マットなども有効です。 これらの用品は、排泄の失敗によるストレスを軽減し、清潔さを保つのに役立ちます。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、高齢犬の排泄問題は、加齢による身体的・認知的な変化が大きく影響しています。 視覚、嗅覚、聴覚の衰えに加え、認知機能の低下も排泄行動に影響を与えます。 そのため、犬の状況を理解し、犬のペースに合わせた丁寧なケアが重要です。 焦らず、ゆっくりと改善策を試みることが大切です。 また、ストレスを軽減する環境づくりも重要です。 安全で安心できる空間を提供することで、犬の精神的な安定を図りましょう。

まとめ

高齢犬の排泄問題は、飼い主さんにとって大きな負担となりますが、適切な対策を行うことで、犬の生活の質を高め、飼い主さんの負担を軽減することができます。 この記事で紹介した方法を参考に、愛犬と快適な生活を送ってください。 それでも改善が見られない場合は、獣医に相談することをお勧めします。

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