13歳トイプードルの奇行と健康不安:原因と対処法

13歳トイプードル(♀)を赤ちゃん頃から飼い,元気に暮らしてきました。が、ここ1週間、症状と奇行を示すようになりました。この子は私の家(6人家族)で13年間可愛がってきました。私が一番に面倒を見ているわけではありませんが、一番に可愛がってきた母、そして当のうちの子(犬)の今の様子を見ているととても不安になり、似たような経験をされた方がおりましたらコメントをいただけたらと思って、書き込ませてもらいました。主な症状と奇行 1.ときどき体を震わせる。2.ときどき、ゼーゼーと息が荒くなる。3.通常リビングにいて、基本的にそのドアの内側にいたがる傾向だったのに、ときどき急にドアの外に(別の階や別の部屋へ)出たがるようになった。4.(特定の)ゴムボールをときどきくわえるようになった。寝るときもそのゴムボールを持っていないと不安なようで、ボールをまくらにしたり、ボールに添うように寝ている。ボールをかみながら体を震わせる。ただし、それ以外は正常で、ご飯もある程度食べ、(知らない人がくると)ほえたり、階段を駆けあがったり、駆け下りることもできます。ここ最近、何か傷を負ったとか、ストレスとかいった変化も思い当たりません。体の震えがひどいときに獣医に連れていったところ、ストレスあるいは痛みなどがあるんじゃないかということ。そして、血液検査では白血球が少し増加しているとのことで炎症が起きているのではないか、という診断でした。これだけでは漠然としているので、まずはX線とかいろいろ詳しく調べる必要があるとのことでした。が、“奇行”などがとても気になります。とくに上記の3がとても不安になります。犬は痛みを人間のようには表に出ないため、わかりづらいとのことですし。。。実はとても痛がっているのではないかとも思い、重度ではないか不安です。上記のような奇行を経験された方はいらっしゃいますでしょうか。上記だけでは情報不足かもしれませんが、ちょっとでもコメントいただけるとありがたいです。

13歳トイプードルの異変:症状と行動の変化

13歳という高齢期を迎えたトイプードルは、様々な身体的・精神的な変化が現れる可能性があります。ご記載の症状(体の震え、呼吸困難、場所への執着の変化、特定のオモチャへの執着)は、単一の病気によるものではなく、複数の原因が重なっている可能性も考えられます。獣医の先生も仰る通り、まずは詳しい検査が必要です。

体の震えと呼吸困難

体の震えとゼーゼーとした呼吸は、痛み不安ストレス心臓疾患呼吸器疾患など様々な原因が考えられます。高齢犬では、関節炎などの痛みや、心臓の機能低下による呼吸困難が起こりやすくなります。

場所への執着の変化

普段はリビングのドアの内側にいたがる犬が、急にドアの外に出たがるようになったという変化は、認知機能障害(認知症)の可能性を示唆するかもしれません。認知症の犬は、場所の認識が曖昧になったり、不安感が強くなったりすることがあります。

ゴムボールへの執着

特定のゴムボールへの強い執着は、安心感を得るための行動と考えられます。不安やストレスを感じている際に、お気に入りのオモチャを側に置くことで落ち着きを得ようとするのは、犬にとって自然な行動です。しかし、この行動が過剰になっている場合は、精神的な問題を抱えている可能性があります。

考えられる原因と獣医への相談

ご愛犬の症状と行動から考えられる原因をいくつか挙げ、それぞれの対処法を説明します。

1. 関節炎やその他の痛み

高齢犬に多い関節炎は、体の震えや行動の変化を引き起こします。X線検査で関節の状態を確認することが重要です。痛み止めや関節サポートのサプリメントなどの治療が必要となる場合があります。

2. 認知機能障害(認知症)

認知症は、高齢犬によく見られる病気です。場所の認識が曖昧になったり、不安感が強くなったり、夜鳴きが増えたりするなどの症状が現れます。獣医による診断と、必要に応じてサプリメントや環境調整によるサポートが必要です。

3. 心臓病や呼吸器疾患

ゼーゼーとした呼吸は、心臓病や呼吸器疾患のサインです。聴診器による診察や血液検査、レントゲン検査などで診断を行います。

4. ストレスや不安

環境の変化、家族構成の変化、他のペットとの関係など、様々なストレスが原因で、体の震えや行動の変化が現れることがあります。

5. その他の病気

白血球増加は、炎症や感染症を示す可能性があります。尿検査や血液検査、超音波検査など、より詳細な検査が必要となるでしょう。

具体的なアドバイス

* 獣医への相談:まずは獣医に詳細な症状を伝え、適切な検査を受けることが重要です。血液検査、レントゲン検査、超音波検査など、様々な検査が必要となる可能性があります。
* 日々の観察:食事量、排泄状況、活動量などを記録し、獣医に伝えることで、診断に役立ちます。
* ストレス軽減:静かな環境を用意し、過度な興奮やストレスを与えないように注意しましょう。
* 快適な睡眠環境:柔らかいベッドやマットを用意し、落ち着いて眠れるようにサポートしましょう。
* 認知症対策:認知症が疑われる場合は、環境をシンプルに整え、規則正しい生活リズムを作ることで、症状を緩和できる場合があります。
* 専門家への相談:必要に応じて、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することも有効です。

専門家の視点:動物病院での検査と治療

動物病院では、まず問診と身体検査が行われます。その後、必要に応じて血液検査、尿検査、レントゲン検査、超音波検査などの検査が行われます。検査結果に基づいて、原因となる病気が特定され、適切な治療が行われます。

インテリアとの関連性:安心できる空間づくり

ご愛犬の不安を軽減するために、インテリアにも工夫を凝らしてみましょう。落ち着ける空間を作ることで、ストレスを軽減し、症状の改善に繋がる可能性があります。

* 落ち着いた色のインテリア:グレーなどの落ち着いた色は、犬の心を落ち着かせます。
* 快適な寝床:柔らかく、保温性の高いベッドを用意しましょう。
* 安全な空間:犬が自由に動き回れる、安全なスペースを確保しましょう。
* 自然光を取り入れる:自然光は、犬の精神安定に役立ちます。
* 騒音対策:騒音は犬にストレスを与えます。騒音を軽減する工夫をしましょう。

まとめ

高齢犬の奇行は、様々な原因が考えられます。まずは獣医に相談し、適切な検査と治療を受けることが大切です。そして、日々のケアと、安心できる環境づくりによって、ご愛犬の生活の質を向上させる努力をしましょう。

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