120cm水槽設置の不安を解消!2階への設置と床への影響について徹底解説

120センチの水槽を買おうと思っているのですが、家の2階においても大丈夫ですか?家は一軒家で自分の部屋が2階にあるので、水槽をおいて床がぬけないか心配です。

120cm水槽、2階への設置は可能?床への影響を徹底解説

120cm水槽は、かなりの重量になります。水の重さだけでも120kgを超え、水槽本体やスタンド、砂利、レイアウト用品などを含めると、総重量は150kg~200kgに達することも珍しくありません。そのため、2階への設置は、床の強度や構造によってはリスクを伴います。安易に設置せず、事前に十分な確認と対策が必要です。

床への負担軽減:設置場所の確認と対策

まず、水槽を設置する予定の場所の床強度を確認することが重要です。築年数や家の構造によって耐荷重は大きく異なります。

1. 建物の構造を確認する

一戸建ての場合でも、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、建物の構造によって耐荷重は大きく異なります。特に木造住宅は、床の強度が低い場合が多いため、注意が必要です。建築図書を確認するか、建築業者に相談することで、床の耐荷重を確認できます。

2. 床材の確認

床材の種類も重要です。合板やフローリングなど、強度が低い床材は、長期間の水槽設置に耐えられない可能性があります。床下に空間がある場合、床材の強度が低くても、適切な補強を行うことで設置できる可能性があります。

3. 設置場所の確認

柱や梁などの構造部材の上などに設置することで、床への負担を軽減できます。直接床に設置するのではなく、できるだけ構造部材の上に設置することを心がけましょう。

4. 専門家への相談

不安な場合は、建築士や構造設計士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、建物の構造や床の強度を正確に判断し、安全な設置方法を提案してくれます。

床への対策:補強方法

床の強度が不足している場合は、補強が必要です。補強方法はいくつかありますが、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

1. 床下地補強

床下にアクセスできる場合は、床下地を補強する方法があります。根太を増設したり、合板を追加したりすることで、床の強度を高めることができます。これは、専門業者に依頼する必要があります。

2. 床上補強

床下にアクセスできない場合や、床下地補強が難しい場合は、床上に補強材を設置する方法があります。頑丈な合板や鉄骨などを敷き詰めることで、床への負担を軽減できます。これも専門業者への依頼が望ましいです。

水槽設置後の注意点

水槽を設置した後も、注意が必要です。

1. 水漏れ対策

水槽の水漏れは、床への大きなダメージにつながります。定期的に水槽の点検を行い、水漏れがないかを確認しましょう。また、水槽の下には、防水シートなどを敷いておくことをお勧めします。

2. 水槽台の選定

水槽台は、水槽の重量を支える重要な役割を果たします。水槽のサイズに合った、頑丈な水槽台を選ぶことが重要です。安価な水槽台は、強度が不足している場合があるため注意が必要です。

3. 水槽周辺の環境

水槽周辺の温度や湿度にも注意が必要です。直射日光が当たる場所や、温度変化の激しい場所には設置しないようにしましょう。また、水槽の周囲には、十分なスペースを確保し、メンテナンスがしやすようにしましょう。

事例:成功と失敗

成功例:あるお客様は、新築時に建築士と相談し、2階に120cm水槽を設置する計画を立てました。床の耐荷重を事前に確認し、必要に応じて補強工事を行い、安全に水槽を設置することができました。

失敗例:一方、古い木造住宅に120cm水槽を設置しようとしたお客様は、床の強度不足により、床がたわんでしまう事態が発生しました。結果、水槽を撤去し、別の場所に設置することになりました。

専門家の意見

インテリアコーディネーターである山田先生に意見を伺いました。「120cm水槽は重量が相当なものになります。2階への設置は、建物の構造や床の強度を十分に確認した上で、専門家のアドバイスを得ながら慎重に進めるべきです。安全を第一に考え、リスクを最小限に抑えることが大切です。」

まとめ:安全第一で、美しい水槽のある生活を

120cm水槽の2階への設置は、床の強度をしっかり確認し、必要に応じて補強工事を行うことで、安全に実現可能です。しかし、安易な設置は危険を伴います。専門家への相談を積極的に行い、安全で快適な水槽のある生活を実現しましょう。

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