120cmと90cm水槽を並べて設置する際の注意点と安全な設置方法

120と90cmの水槽を並列に置きたい。間に30センチの隙間を空ければ、重みが分散して、何とか置けるんじゃないか?・・・なんてことを思ったのですが、もしかして210センチの水槽をおくのと大して変わらなかったりするんでしょうか。甘いですか。。? もしくは対面であれば問題ないでしょうか? ※ちなみに奥行き高さ45cmの水槽です。RC造マンションの2階に住んでいます。

水槽の設置:重量と分散、そして安全性の確保

水槽の設置は、その重量と設置場所の強度を考慮することが非常に重要です。特に大型水槽の場合、思わぬ事故につながる可能性があります。120cmと90cmの水槽を並べて設置する場合、単純に重さを足し算するだけでは不十分です。それぞれの水槽の重量に加え、水、砂利、レイアウト用品などを含めた総重量を正確に計算する必要があります。45cm奥行きの水槽であれば、120cm水槽は約300kg、90cm水槽は約200kgの重量になると想定できます。合計500kg近い重量が床に集中することになります。

並列設置と対面設置の比較

質問にあるように、120cmと90cmの水槽を30cm間隔で並列に設置した場合、210cm水槽を設置するのとほぼ同じ状況になる可能性が高いです。これは、床への荷重が集中するためです。30cmの隙間は、分散効果としては限定的です。対面設置であれば、床への荷重が分散されるため、並列設置よりも安全と言えるでしょう。しかし、それでも合計500kg近い重量を支える必要があります。

RC造マンション2階での設置:耐荷重の確認が必須

RC造マンションであっても、床の耐荷重には限界があります。特に2階の場合は、1階よりも耐荷重が低い可能性があります。安全に水槽を設置するためには、マンションの管理会社に確認し、設置場所の床の耐荷重を確認することが不可欠です。耐荷重が500kgを下回る場合は、水槽の設置は非常に危険です。

耐荷重を超える場合の対策

もし、設置場所の耐荷重が水槽の総重量を下回る場合は、以下の対策を検討する必要があります。

  • 設置場所の変更:耐荷重の高い場所(例えば、柱の上など)を探す。
  • 水槽のサイズ変更:より小型の水槽に変更する。
  • 補強工事:専門業者に床の補強工事を依頼する。これは高額になる可能性がありますが、安全を確保する上で最も確実な方法です。
  • 分散設置:複数の場所に水槽を分散して設置する。例えば、120cm水槽と90cm水槽を別の部屋に設置する。

専門家への相談:安心・安全な設置のために

水槽の設置は、専門家のアドバイスを受けることが重要です。水槽販売店やアクアリストに相談し、設置場所の状況や水槽のサイズ、重量などを考慮した上で、安全な設置方法を検討してもらいましょう。彼らは、適切な設置方法や必要な補強工事についてアドバイスしてくれます。

専門家選びのポイント

専門家を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 経験と実績:大型水槽の設置経験が豊富であること。
  • 資格や免許:必要な資格や免許を持っていること。
  • 対応力:迅速かつ丁寧な対応をしてくれること。
  • 費用:事前に費用を明確にしてくれること。

インテリアとの調和:水槽のある空間デザイン

水槽は、インテリアの主役となる存在です。ブラウンを基調とした落ち着いた空間であれば、水槽の落ち着いた色合いと調和し、リラックスできる空間を演出できます。水槽の周囲には、観葉植物などを配置することで、より自然な雰囲気を演出することも可能です。

ブラウンインテリアとのコーディネート例

* ブラウンのウッド調の家具と組み合わせることで、自然で温かみのある空間を演出できます。
* ブラウンの壁や床と水槽のガラス面が美しく調和します。
* 間接照明を使用することで、水槽内の生物をより美しく見せることができます。
* ブラウンのクッションやラグなどを配置することで、リラックスできる空間を演出できます。

まとめ:安全第一で、理想の水槽空間を実現しよう

大型水槽の設置は、重量や設置場所の強度を考慮する必要がある、非常に重要な作業です。安全を最優先事項として、設置場所の耐荷重を確認し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。安全性を確保した上で、理想の水槽空間を実現し、美しい水景と癒やしの空間を楽しみましょう。

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