1200万円という予算で平屋を建てる場合、どのような家が建てられるのか、間取りや畳数、デザインなどを具体的に解説します。土地の取得費用は含まない、純粋な建築費用1200万円での検討となります。
Contents
1200万円で建てる平屋の可能性:坪単価と建築面積
まず、重要なのは「坪単価」です。坪単価とは、建物の建築費用を建築面積で割った価格のこと。平屋の坪単価は、地域や建物の仕様によって大きく異なりますが、一般的な範囲で考えると、60万円~80万円/坪程度が相場です。
1200万円の予算で、坪単価を70万円/坪と仮定すると、建築できる面積は約17坪になります(1200万円 ÷ 70万円/坪 ≒ 17坪)。1坪は約3.3㎡なので、約56㎡の建物が建てられる計算です。
しかし、これはあくまで建物本体の費用のみを考慮した場合です。実際には、諸費用(設計費用、地盤改良費用、外構費用など)も必要になります。諸費用は建築費用の10~20%程度と見積もられることが多いので、1200万円の予算では、諸費用分を差し引いた金額で建築計画を立てる必要があります。
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17坪の平屋:実現可能な間取り例
56㎡(約17坪)の平屋では、どのような間取りが考えられるでしょうか。家族構成やライフスタイルによって最適な間取りは異なりますが、いくつかの例を挙げ、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
例1:コンパクトで機能的な3LDK
* リビングダイニングキッチン:約15畳
* 寝室:約6畳
* 子供部屋:約6畳×2
* 浴室・トイレ:標準的なサイズ
* 洗面室:コンパクトなサイズ
この間取りは、コンパクトながらも3LDKを実現し、家族3~4人でも快適に暮らせる可能性があります。ただし、収納スペースは限られるため、工夫が必要です。
例2:広々とした2LDK+書斎
* リビングダイニングキッチン:約18畳
* 寝室:約8畳
* 子供部屋:約8畳
* 書斎:約4畳
* 浴室・トイレ:標準的なサイズ
* 洗面室:標準的なサイズ
この間取りは、リビングダイニングキッチンを広くとり、ゆったりとした空間を確保しています。書斎を設けることで、テレワークや趣味のスペースとしても活用できます。ただし、子供部屋は1部屋のみとなるため、兄弟姉妹がいる場合は工夫が必要です。
例3:夫婦二人暮らし向けのシンプルな2LDK
* リビングダイニングキッチン:約12畳
* 寝室:約8畳
* ゲストルーム/書斎:約6畳
* 浴室・トイレ:標準的なサイズ
* 洗面室:標準的なサイズ
夫婦二人暮らしであれば、この間取りで十分な広さです。ゲストルームは、来客用や趣味の部屋として活用できます。
デザインと素材選び:予算内で魅力的な空間を創り出す
限られた予算の中で、魅力的な平屋を建てるためには、デザインと素材選びが重要です。
コストを抑える工夫
* 標準仕様の活用:高価なオプションを避け、標準仕様で十分な機能とデザイン性を備えた建材を選ぶことでコストを抑えられます。
* 建材の選定:価格を抑えつつ、デザイン性や耐久性に優れた建材を選ぶことが重要です。例えば、無垢材ではなく、合板や集成材を使用するなど、賢い選択が必要です。
* シンプルで無駄のないデザイン:複雑なデザインはコストアップにつながるため、シンプルで無駄のないデザインにすることで、予算を抑えることができます。
デザインのポイント
* 自然素材を取り入れる:木や石などの自然素材を取り入れることで、温かみのある空間を演出できます。
* 採光を重視する:窓を効果的に配置することで、自然光を最大限に取り入れ、明るく開放的な空間を創り出せます。
* 収納を工夫する:限られたスペースを有効活用するために、収納スペースを工夫することが重要です。
専門家への相談:建築のプロに相談しよう
1200万円という予算で平屋を建てる計画は、設計士や建築会社との綿密な打ち合わせが不可欠です。専門家のアドバイスを受けることで、予算内で最適なプランを提案してもらうことができます。複数の会社に見積もりを依頼し、比較検討することも重要です。
まとめ:夢の平屋を実現するために
1200万円という予算で平屋を建てることは、決して容易ではありませんが、綿密な計画と賢い選択によって実現可能です。この記事で紹介した間取り例やデザインのポイント、コストを抑える工夫などを参考に、理想の平屋を設計してみてください。専門家への相談も忘れずに、夢のマイホームを実現しましょう。