12畳用LEDシーリングライトが暗い!明るさをアップさせる方法と選び方

LEDシーリングライトの12畳用を付けましたが、思ったほど明るくなく暗いです。買い替え検討してますが、単純に14畳用にすればよいのでしょうか?購入したのは東芝のLEDH95042Y-LC です。 補足 LEDでは限界があるんでしょうか?蛍光灯のがいいですか?パソコンなど作業用に白系明るい光が欲しいんです。もっと明るくしっかり照らせるもの教えてください。

12畳用LEDシーリングライトなのに暗い…その原因を探る

東芝のLEDH95042Y-LC、12畳用LEDシーリングライトを購入されたにも関わらず、暗いと感じているとのこと、お困りのことと思います。単純にワット数の高い14畳用を選べば良いのか?蛍光灯の方が良いのか?といった疑問も浮かぶのも当然です。 まずは、暗く感じる原因をいくつか考えてみましょう。

明るさ不足の原因1:部屋の形状と天井の高さ

シーリングライトの明るさは、部屋の広さだけでなく、形状や天井の高さにも大きく影響されます。例えば、天井が高かったり、吹き抜けがあったり、間仕切りが多い部屋では、同じワット数のシーリングライトでも暗く感じることがあります。LEDH95042Y-LCは、一般的な12畳の部屋を想定した設計ですが、あなたの部屋の形状が特殊な場合、明るさが不足している可能性があります。

明るさ不足の原因2:色の選び方と演色性

LEDシーリングライトには、色温度(ケルビン:K)という数値で表される光の色の種類があります。低いケルビン値は暖色系(電球色など)、高いケルビン値は寒色系(昼光色など)の光となります。パソコン作業には、集中力を高めるために、白系で明るい昼光色(5000K~6500K)が適しています。しかし、演色性(Ra)という指標も重要です。演色性とは、物体の色が自然に見える度合いを示す数値で、Ra90以上が自然な色再現性と言われています。演色性が低いと、色がくすんで見えたり、作業効率が低下したりする可能性があります。LEDH95042Y-LCの演色性をご確認ください。

明るさ不足の原因3:設置場所と光の反射

シーリングライトの設置場所も明るさに影響します。例えば、部屋の中央に設置されていない場合、光の届かない部分が出てきて暗く感じることがあります。また、壁や家具の色、素材も光の反射に影響を与えます。濃い色の壁や家具が多い部屋では、光が吸収されて暗く感じやすくなります。

明るさ不足の原因4:照明器具の選び方

LEDシーリングライトを選ぶ際には、明るさ(ルーメン:lm)を確認することが重要です。ルーメン値が高いほど明るくなります。12畳用と記載されていても、ルーメン値が低い製品もあります。また、光が拡散するタイプと、集光するタイプがあり、部屋の形状や用途に合わせて選ぶ必要があります。

14畳用への買い替えは本当に必要?

単純に14畳用への買い替えが解決策とは限りません。先に挙げた原因を解消することで、現在のLEDシーリングライトでも十分な明るさを確保できる可能性があります。14畳用にしても、部屋の形状や設置場所、光の反射などが適切でなければ、依然として暗く感じるかもしれません。

明るさをアップさせる具体的な対策

では、どのように明るさをアップさせれば良いのでしょうか?いくつかの対策を提案します。

1.追加照明の設置

シーリングライトだけでは明るさが足りない場合は、補助照明として、デスクライトやフロアライト、間接照明などを追加設置することを検討しましょう。パソコン作業には、目に優しいLEDデスクライトがおすすめです。

2.壁や家具の色の変更

壁や家具の色が暗いと、光が吸収されやすくなります。明るい色の壁や家具に交換することで、部屋全体が明るくなります。特に、天井を白くすることで、光の反射率を高め、明るさをアップさせる効果があります。

3.光の反射を高める工夫

鏡やガラスなどの光を反射する素材を配置することで、光の拡散を促し、明るさを増すことができます。

4.高演色性LEDシーリングライトへの交換

もし、現在のLEDシーリングライトの演色性が低い場合は、演色性(Ra)の高い製品への交換を検討しましょう。Ra90以上の高演色性LEDシーリングライトは、より自然で鮮やかな光を提供し、作業効率も向上させる可能性があります。

5.明るさ(ルーメン)の高いLEDシーリングライトへの交換

それでも明るさが足りない場合は、ルーメン値の高いLEDシーリングライトへの交換を検討しましょう。ただし、14畳用を選ぶ前に、部屋の広さや形状、天井の高さなどを考慮して、適切なルーメン値のシーリングライトを選びましょう。

専門家(照明プランナー)の視点

照明プランナーの視点から見ると、単にワット数や畳数だけで照明器具を選ぶのは適切ではありません。部屋の形状、用途、使用する人の視力、そして何より、その人が「明るい」と感じる基準は人それぞれです。 まずは、部屋全体の明るさを測る照度計を使って、どの程度の明るさが必要なのかを測定することが重要です。そして、その数値を元に、適切な照明器具を選定し、必要に応じて追加照明を検討することがおすすめです。

まとめ

LEDシーリングライトが暗く感じる原因は様々です。14畳用への単純な買い替えだけでなく、部屋の形状、色、設置場所、照明器具の選び方などを総合的に見直すことで、より明るく快適な空間を実現できます。 追加照明の設置や壁・家具の色変更、高演色性LEDシーリングライトへの交換などを検討し、快適な作業環境を構築してください。

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