12畳の部屋を紫を基調とした統一感のある空間にコーディネートする方法

インテリアについて メールからの投稿になります。 近々一軒家に引っ越しをします。 お部屋のコーディネートで悩んでいるのですが… お部屋は12畳です。 元々、フローリングの上に黒とグレーの(ひとつずつ外せる)カーペット?が敷いてあります。 買ってきたベージュのカーペットを上に敷いた所、扉が閉まりにくくなった為、黒とグレーのをそのまま利用しようと思います。 そこで質問なんですが、 壁は白、 ドア、クローゼットの扉はブラウン(赤みがかった)、窓が両側に二つと、真ん中にベランダの大きな窓があります。 テレビ台、テーブル、カーテン、ラグ、ベッドの枠は何色にしたら統一感でますか? 紫が好きなので少しでも取り入れたいのですが? アドバイスお願い致します。

12畳の空間と既存の家具、そして紫を取り入れるためのコーディネート

12畳のリビングダイニングは、広々とした空間を演出できる反面、家具の配置や色のバランスを間違えると、まとまりのない印象になりがちです。今回のケースでは、白の壁、赤みのあるブラウンのドアとクローゼット、そして黒とグレーのカーペットという既存の要素を活かしつつ、紫を効果的に取り入れるコーディネートを提案します。 紫は、落ち着いた雰囲気から華やかな雰囲気まで幅広く演出できる魅力的な色ですが、面積やトーンを間違えると部屋全体が暗く重苦しく見えてしまう可能性もあります。そのため、適切な配色と家具選びが重要になります。

ベースカラーとアクセントカラーのバランス

まず、部屋全体のベースカラーを決めましょう。白の壁を最大限に活かし、明るく開放的な空間を保つことが大切です。既存の黒とグレーのカーペットは、ベースカラーではなく、空間を引き締めるためのアクセントとして活用します。 紫は、アクセントカラーとして効果的に取り入れることをおすすめします。 全体を紫で統一してしまうと重たくなってしまうため、ポイント使いが重要です。

各家具の色の提案と紫の取り入れ方

では、各家具の色について具体的な提案をしていきます。

テレビ台

テレビ台は、部屋の印象を大きく左右する重要な家具です。 ダークブラウンのテレビ台を選ぶことで、赤みのあるブラウンのドアとクローゼットと調和し、落ち着いた雰囲気を演出できます。 紫を取り入れるには、テレビ台の引き出しや取っ手などに紫色のアクセントを加えるのがおすすめです。例えば、紫色のガラスの取っ手や、紫色の模様が入った引き出しなどを選択することで、さりげなく紫を取り入れることができます。

テーブル

ダイニングテーブルは、アイボリーベージュなどの明るい色を選ぶのがおすすめです。白の壁と調和し、明るく開放的な空間を保つことができます。 テーブルクロスやランチョンマットに紫色のものを選ぶことで、テーブルの上にも紫のアクセントを加えることができます。 また、紫色の花瓶やキャンドルなどを飾るのも良いでしょう。

カーテン

カーテンは、窓からの光を取り込み、部屋の明るさを調整する重要な役割を果たします。 アイボリーベージュなどの淡い色のカーテンを選ぶことで、部屋全体を明るく、清潔感のある空間に仕上げることができます。 紫を取り入れるには、カーテンの柄に紫色の模様が入ったものや、紫色のタッセルなどを加えるのがおすすめです。

ラグ

既存の黒とグレーのカーペットの上に、紫色のラグを敷くことで、より個性を出すことができます。 ただし、紫色の濃淡や柄によって部屋の印象が大きく変わるため、慎重に選びましょう。 濃い紫色のラグは、部屋を落ち着いた雰囲気に、薄い紫色のラグは、明るく華やかな雰囲気に仕上げます。 黒とグレーのカーペットとの組み合わせを考慮し、バランスの良いものを選びましょう。

ベッドの枠

ベッドの枠は、寝室の雰囲気を大きく左右します。 ダークブラウンまたはウォールナットのような落ち着いた色の木製フレームがおすすめです。 ベッドカバーや枕カバーに紫色のものを選ぶことで、ベッドにも紫のアクセントを加えることができます。

専門家の視点:色の効果的な使い方

インテリアコーディネーターの視点から見ると、紫は、創造性や神秘性を象徴する色であり、空間をドラマチックに演出する力を持っています。 しかし、使い方を誤ると、部屋が暗く狭く感じられる可能性があります。 今回のケースでは、紫をアクセントカラーとして使用することで、白とブラウンをベースとした落ち着いた空間に、華やかさと個性を加えることができます。 重要なのは、紫の濃淡や面積を調整し、全体のバランスを考慮することです。 例えば、濃い紫色のソファを置く代わりに、紫色のクッションやブランケットを使うことで、紫の効果をより柔らかく取り入れることができます。

具体的な実践ステップ

1. **紫色の濃淡を決める**: 明るい紫、濃い紫、ラベンダーなど、様々な紫があります。部屋の明るさや雰囲気に合わせて、適切な濃淡を選びましょう。 2. **紫色の面積を制限する**: 紫はアクセントカラーとして使用し、全体の面積の10%程度に抑えるのがおすすめです。 3. **素材感を考慮する**: 紫色のファブリック、陶器、金属など、様々な素材があります。それぞれの素材の質感や光沢を考慮して、家具や小物を選びましょう。 4. **他の色との組み合わせを考える**: 紫は、白、ベージュ、グレー、ブラウンなどとの相性が良いです。これらの色と組み合わせることで、より洗練された空間を演出できます。 5. **少しずつアイテムを追加する**: いきなり全ての家具を紫にするのではなく、少しずつ紫色のアイテムを追加していくことで、自分の好みに合った空間を作ることができます。

まとめ

12畳の部屋に紫を取り入れるコーディネートは、ベースカラーとアクセントカラーのバランスが重要です。白とブラウンをベースに、紫を効果的に取り入れることで、明るく開放的で、かつ個性を際立たせた空間を演出できます。 今回提案した具体的な家具の色や配置を参考に、あなただけの素敵な空間を創造してください。 少しずつ試行錯誤しながら、理想のインテリアを実現しましょう。

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