12畳の洋室を間仕切りできる?ドアと窓の位置を考慮したリフォーム計画

リフォームで、間仕切りが可能かどうか、お伺いいたします。12畳の横長の洋室を、真ん中で間仕切りし、二部屋にしたいのですが、ちょうど、部屋の真ん中あたりに、入口ドア、ドアの向かい側に窓が(天井高)それぞれ、一つしかないので、間仕切りした場合どうなるのか、また間仕切りそのものが可能なのかどうか、お聞きしたいです。よろしくお願いいたします。

12畳の横長リビングを2部屋に間仕切るリフォーム:可能性と課題

12畳の横長リビングを間仕切りして2部屋にするリフォームをご検討とのこと、大変良いですね! 広々とした空間を、用途に合わせて使い分けることができるようになるのは魅力的です。しかし、ドアと窓の位置が中央にあるという点が、間仕切り計画において重要な考慮事項となります。 間仕切りは可能かどうか、そして間仕切り後の部屋の使い勝手はどうか、詳しく見ていきましょう。

間仕切りの可能性と方法

結論から言うと、12畳の横長リビングを間仕切ることは、多くの場合可能です。 しかし、ドアと窓の位置、そして希望する部屋の広さや間取りによって、最適な間仕切り方法や、必要な工事の規模は大きく変わってきます。

考えられる間仕切り方法

いくつかの間仕切り方法と、それぞれのメリット・デメリットを検討してみましょう。

  • 壁を造作する:最も一般的な方法です。しっかりとした仕切りを作りたい場合に最適ですが、工事費用が高く、解体も容易ではありません。ドアや窓の設置も必要になる場合があります。
  • 建具で間仕切る:折りたたみ式やスライド式の建具を使用することで、空間を柔軟に使い分けることができます。壁を造作するよりも費用を抑えられますが、遮音性や断熱性は劣ります。ドアと窓の位置によっては、建具の設置が難しい場合もあります。
  • カーテンやパーテーション:手軽で費用を抑えられますが、遮音性やプライバシー保護の面では劣ります。あくまで目隠し程度の仕切りとして利用するのが適切です。
  • 収納付き間仕切り:収納スペースを兼ね備えた間仕切りは、収納不足の解消にも繋がります。ただし、設置場所やサイズによっては、部屋が狭く感じられる可能性があります。

ドアと窓の位置を考慮した間仕切りプラン

ドアと窓が中央にある場合、間仕切り位置によっては、どちらかの部屋に窓がない、もしくはドアがない状態になる可能性があります。 そのため、間仕切り計画を立てる際には、以下の点を考慮する必要があります。

採光と通風

* 窓の位置:片方の部屋に窓がないと、暗く、通風も悪くなります。窓のある側に、より広い部屋を確保する、もしくは、間仕切り壁に窓を設けるなどの工夫が必要です。
* 採光計画:間仕切り壁にガラスブロックを使用したり、上部に明かり取り窓を設置するなど、採光を確保する工夫が必要です。

動線と使い勝手

* ドアの位置:どちらの部屋からもアクセスしやすいように、ドアの位置を調整する必要があるかもしれません。既存のドアの位置を活かすか、新たなドアを設置するかの判断が必要です。
* 部屋の用途:間仕切り後の部屋の用途を明確にすることで、最適な間仕切り位置や方法を選ぶことができます。例えば、寝室と書斎にするのか、子供部屋と収納にするのかなど、用途によって必要な広さや設備も変わってきます。

専門家の意見を参考に

間仕切りリフォームは、建築士やリフォーム業者に相談することが非常に重要です。 彼らは、建物の構造や法規制を理解しており、最適なプランを提案してくれます。 特に、ドアや窓の位置、配管の位置など、専門的な知識が必要な部分については、プロの意見を聞くことで、トラブルを回避し、より満足度の高いリフォームを実現できます。

具体的な事例とアドバイス

例えば、12畳の横長リビングを、6畳と6畳の2部屋に間仕切る場合、ドアと窓の位置を考慮し、窓のある側に6畳の部屋を配置し、もう片方の部屋は6畳の寝室にするといったプランが考えられます。 この場合、寝室側にクローゼットを設け、収納不足を解消するのも良いでしょう。

また、間仕切り壁に一部ガラスブロックを取り入れることで、採光を確保しつつ、プライバシーも守ることも可能です。 さらに、間仕切り壁にニッチ(壁に設けた小さな収納)を設けることで、飾り棚として活用することもできます。

まとめ:理想の間仕切りを実現するために

12畳の横長リビングを間仕切るリフォームは、希望する間取りやライフスタイルに合わせた計画が不可欠です。 ドアと窓の位置、採光、通風、動線など、様々な要素を考慮し、専門家のアドバイスを受けながら、最適なプランを作成しましょう。 「いろのくに」では、様々なインテリアスタイルに合わせた間仕切りデザインや、リフォーム業者をご紹介しています。 ぜひ、サイトを参考に、理想の空間を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)