天井の高い12畳のリビングを間仕切り収納で仕切りたい、でも高さ330cmに対応できるものがなかなか見つからない…とお困りのことと思います。広々とした空間を有効活用したい、収納力も確保したい、そしてデザイン性も妥協したくない。そんなご要望に応えるべく、今回は天井の高い部屋に最適な間仕切り収納の選び方から設置方法、具体的な商品例まで、詳しく解説していきます。
Contents
天井の高い部屋の間仕切り収納を選ぶポイント
天井の高い部屋に間仕切り収納を設置する際には、通常の収納とは異なるいくつかのポイントに注意が必要です。まず重要なのは高さです。330cmという高さは、一般的な間仕切り収納では対応できない場合が多いでしょう。次に重要なのは安定性です。高い位置まで収納を設置するため、地震などによる転倒リスクを考慮しなければなりません。そして、デザイン性も重要です。天井の高い部屋は、空間全体の見栄えに大きな影響を与えるため、間仕切り収納のデザインは全体のインテリアに調和する必要があります。
1. 高さ調整可能なシステム収納
330cmという高さに対応できる間仕切り収納として、まずおすすめしたいのが高さ調整可能なシステム収納です。多くのメーカーが、様々な高さに対応できるシステム収納を提供しています。自由に棚板の高さを調整できるため、収納する物の高さに合わせてカスタマイズ可能です。また、上部には、普段使わない物の収納スペースとして活用できます。ただし、システム収納は価格が高くなる傾向があるため、予算との兼ね合いも考慮する必要があります。
2. 天井まで届くオーダーメイド収納
既製品では対応できない場合は、オーダーメイド収納を検討しましょう。寸法を指定して作製するため、天井高330cmにも完璧に対応できます。デザインや素材も自由に選択できるため、部屋のインテリアに合わせたオリジナルの間仕切り収納を作ることが可能です。ただし、オーダーメイドは価格が高く、納期もかかるため、余裕を持って計画を進める必要があります。
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3. 間仕切りとしても使える突っ張り式収納
コストを抑えたい場合は、突っ張り式収納も選択肢の一つです。天井と床に突っ張ることで固定するため、安定性も確保できます。ただし、天井の強度や高さによっては使用できない場合もあるため、事前に確認が必要です。また、デザインのバリエーションはシステム収納やオーダーメイドに比べると少ない傾向があります。
間仕切り収納の素材選び
間仕切り収納の素材選びも重要です。木製の収納は温かみがあり、どんなインテリアにも合わせやすいです。金属製の収納はスタイリッシュでモダンな印象を与えます。ガラス製の収納は、空間を広く見せる効果があります。それぞれの素材のメリット・デメリットを比較し、部屋の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。例えば、ブラウン系の木材は落ち着いた雰囲気を演出し、空間を広く見せる効果もあります。一方、ダークブラウンはより重厚感のある空間を演出します。
具体的な間仕切り収納のアイデア
ここでは、天井の高い部屋に最適な間仕切り収納の具体的なアイデアをいくつかご紹介します。
- 書斎スペースとリビングスペースの仕切り:天井まで届く高さの書棚を設置することで、収納力と間仕切り効果を両立できます。書棚の背面にアクセントクロスを使用すれば、よりデザイン性の高い空間になります。
- 寝室とリビングスペースの仕切り:クローゼットと一体型の収納を設置することで、収納スペースを確保しながら、寝室とリビングを自然に仕切ることができます。落ち着いた色合いの木材を使用することで、リラックスできる空間を演出できます。
- リビングとダイニングスペースの仕切り:背の高い収納棚や、パーテーションと収納を組み合わせた間仕切りを設置することで、それぞれの空間を明確に区切ることができます。収納棚に観葉植物などを飾ることで、よりおしゃれな空間になります。
専門家のアドバイス
インテリアコーディネーターの山田先生にアドバイスを伺いました。「天井の高い部屋は、間仕切り収納によって空間を効果的に活用できる可能性が非常に高いです。しかし、高さや安定性、デザイン性を考慮した適切な選択が重要です。まずは、部屋の寸法を正確に測り、収納したい物の量や種類をリストアップしましょう。そして、複数のメーカーやショップを比較検討し、最適な間仕切り収納を選びましょう。必要であれば、専門業者に相談することも有効です。」
まとめ
天井の高い12畳の部屋を間仕切り収納で仕切ることは、空間を有効活用し、収納力とデザイン性を両立させる素晴らしい方法です。高さ調整可能なシステム収納、オーダーメイド収納、突っ張り式収納など、様々な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、部屋の状況や予算、デザインの好みを考慮して最適な間仕切り収納を選びましょう。この記事が、皆様の理想の間仕切り収納選びの一助となれば幸いです。