12畳の広々空間を快適に暖める!遠赤外線パネルヒーター導入ガイド~エアコン併用と省エネ対策~

遠赤外線パネルヒーターの購入を考えています。6畳×2部屋を仕切りを外して使っています。暖まるのに時間がかかるようなので、最初はエアコンで暖めてから遠赤外線パネルヒーターに切り替える予定なのですが、だいたい6畳~8畳までとなっています。しかも気密性はないマンションなので、エアコンで1度温度を上げても維持できるかが心配です。今のところ、ソルビエントの物かサンメラを検討しています。使っている方など情報をお願いします。

遠赤外線パネルヒーター導入のメリットとデメリット

12畳の広い空間を暖めるにあたって、遠赤外線パネルヒーターの導入を検討されているとのこと、素晴らしいですね!快適な空間づくりに向けて、しっかりと準備を進めましょう。まずは、遠赤外線パネルヒーターのメリットとデメリットを理解することが重要です。

メリット

  • 輻射熱で直接暖める:エアコンのように空気を暖めるのではなく、物体を直接暖めるため、暖まりが早く、体感温度が高いです。体の芯から温まるので、エアコンのように乾燥しにくいのも魅力です。
  • 省エネ効果:一度暖まると、熱を長時間保持するため、電気代の節約に繋がります。特に、エアコンとの併用で、エアコンの稼働時間を短縮できれば、より大きな効果が期待できます。
  • 安全性が高い:表面温度が比較的低く、火傷の危険性が少ないです。小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
  • デザイン性:様々なデザインの製品があり、インテリアに馴染みやすいものが選べます。お部屋の雰囲気を損なわず、快適な暖房を実現できます。

デメリット

  • 初期費用:エアコンと比較すると、初期費用が高くなる可能性があります。
  • 暖房範囲が限定的:直接暖めるため、ヒーターから離れた場所は暖まりにくい傾向があります。広い部屋では、複数台設置が必要になる場合もあります。
  • 暖まるまでに多少時間が必要:エアコンと比べると、暖まるまでに多少時間がかかります。そのため、エアコンとの併用が効果的です。

12畳空間への導入:エアコン併用と省エネ対策

12畳という広い空間を暖めるには、遠赤外線パネルヒーター単体では能力不足の可能性があります。特に、気密性の低いマンションでは、熱が逃げやすいため、エアコンとの併用が非常に有効です。

エアコンと遠赤外線パネルヒーターの併用方法

  • 初期暖房:エアコンで部屋全体をある程度暖めてから、遠赤外線パネルヒーターを稼働させます。これにより、パネルヒーターの立ち上がり時間を短縮し、効率的に暖房できます。
  • 局所暖房:エアコンで部屋全体を暖めつつ、パネルヒーターを人がよくいる場所(ソファ周辺など)に設置して、局所的に暖めることで、より快適に過ごせます。エアコンの温度設定を低く抑えることで省エネにも繋がります。
  • タイマー設定:パネルヒーターとエアコンの両方にタイマーを設定し、無駄な電力消費を避けます。就寝前には両方オフにするなど、賢く活用しましょう。

ソルビエントとサンメラの比較

ソルビエントとサンメラは、どちらも人気の遠赤外線パネルヒーターメーカーです。それぞれの製品の特徴を比較し、ご自身のニーズに合った製品を選びましょう。

ソルビエント

  • 特徴:デザイン性が高く、インテリアに馴染みやすい製品が多いです。省エネ性能にも優れているモデルが多いです。
  • 価格帯:中価格帯~高価格帯
  • 検討ポイント:デザイン性と省エネ性能を重視する方におすすめです。

サンメラ

  • 特徴:価格が比較的安価で、コストパフォーマンスに優れています。シンプルなデザインが多いです。
  • 価格帯:低価格帯~中価格帯
  • 検討ポイント:予算を抑えたい方におすすめです。

気密性の低いマンションでの省エネ対策

気密性の低いマンションでは、暖房効率を上げるための工夫が必要です。

窓の断熱対策

  • カーテン:厚手のカーテンや断熱カーテンを使用することで、窓からの熱の逃げを抑制できます。
  • 窓ガラスフィルム:窓ガラスに断熱フィルムを貼ることで、断熱効果を高めることができます。
  • 窓枠の隙間埋め:窓枠と壁の間に隙間がある場合は、隙間テープなどで塞ぎましょう。

その他の省エネ対策

  • ドアの隙間を塞ぐ:ドアの隙間から冷気が入り込むのを防ぐために、ドアストッパーや隙間テープを使用しましょう。
  • 床の断熱:カーペットやラグを敷くことで、床からの冷気を防ぎます。
  • 定期的な換気:こまめな換気は、室内の空気を入れ替えることで、暖房効率を向上させます。換気扇を使用する際は、短時間で行いましょう。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から、遠赤外線パネルヒーターの設置場所や選び方についてアドバイスします。

「12畳の空間では、パネルヒーターを複数台設置したり、エアコンと併用することで、より効率的に暖房できます。設置場所を選ぶ際は、人がよくいる場所や、冷気が入りやすい窓際に設置するのがおすすめです。また、パネルヒーターのデザインもインテリアの一部として考えることで、お部屋全体の雰囲気をより良くすることができます。例えば、ブラウン系の家具が多いお部屋には、木目調のパネルヒーターがおすすめです。色の統一感を意識することで、より洗練された空間を演出できます。」

まとめ

12畳の空間を快適に暖めるためには、遠赤外線パネルヒーターとエアコンの併用、そして適切な省エネ対策が重要です。ソルビエントとサンメラ、どちらの製品も魅力的ですが、ご自身の予算やデザインの好み、そして省エネ性能などを考慮して、最適な製品を選びましょう。この記事が、快適な空間づくりのお手伝いができれば幸いです。

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