12年住むマンション和室の畳をフローリング風に!カビ対策と素材選びの悩みを解決

今のマンションに入居して12年になります。今、自分の部屋として使っているのが和室(6畳)です。和室が嫌なのでせめて、畳をフローリングにしたいと思っています。リフォームとなるとお金がかかるので、フローリングのカーペットを敷くか木目調のジョイントマットを敷き詰めようか考えています。湿気がすごいので、畳のうえにフローリングカーペットを敷いたら畳にカビが生えないか心配です。でもジョイントマットだと反り返りや色が剥げたりしないか心配です… 畳からフローリングもどき(?)にした方いらっしゃいましたら回答お願いします。また、他に良い考えがありましたらよろしくお願いします。

和室の畳をフローリング風にリフォーム!費用を抑えた方法と注意点

12年も住んでいるマンションの和室、6畳の空間をフローリング風にしたいというお気持ち、よく分かります。リフォームは費用がかかりますし、気軽にできるものではありませんよね。フローリングカーペットやジョイントマットは、費用を抑えつつ雰囲気を変える手軽な方法として人気があります。しかし、湿気や耐久性など、気になる点も多いのも事実です。そこで、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。さらに、より良い解決策もご提案します。

フローリングカーペット:手軽さと湿気対策の両立は可能?

フローリングカーペットは、手軽に和室をフローリング風にできる人気のアイテムです。しかし、湿気対策は重要なポイントです。

メリット

* 手軽な価格:ジョイントマットと比べて、広い面積をカバーできるため、一枚あたりのコストパフォーマンスが良い場合が多いです。
* 比較的簡単に施工できる:特別な工具は不要で、女性一人でも敷き詰められます。
* デザインのバリエーションが豊富:木目調だけでなく、様々なデザインやカラーが揃っています。

デメリット

* 湿気によるカビの発生リスク:畳の上に直接敷く場合、通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなります。カビの発生リスクが高まるため、防カビ・防ダニ加工が施された製品を選ぶことが重要です。
* 耐久性:頻繁に移動させたり、重いものを置いたりすると、傷みやすい場合があります。
* 畳への負担:長期間敷きっぱなしにすると、畳が湿気を含みやすくなり、カビが生えやすくなる可能性があります。

湿気対策とカビ予防

フローリングカーペットを敷く前に、畳の湿気対策を徹底することが重要です。

  • 定期的な換気:窓を開けて、部屋全体をしっかり換気しましょう。除湿機を使用するのも効果的です。
  • 除湿剤の使用:畳の下や部屋に除湿剤を置いて、湿気を吸収させましょう。特に梅雨時期はこまめな交換が大切です。
  • 防カビ・防ダニ加工のカーペットを選ぶ:カビやダニの繁殖を防ぐ効果のあるカーペットを選びましょう。素材には、ポリエステルやポリプロピレンなど、湿気に強い素材がおすすめです。
  • 通気性の良い下敷きを使用:カーペットの下に、通気性の良い不織布や、通気性の良いすのこなどを敷くことで、湿気対策になります。

ジョイントマット:手軽さ、耐久性、価格のバランス

ジョイントマットは、手軽に敷き詰められ、掃除もしやすいのが魅力です。しかし、反り返りや色の剥がれなど、耐久性が気になる方もいるかもしれません。

メリット

* 手軽な価格:フローリングカーペットと比べて、一枚あたりの価格が安価です。
* 簡単に施工・撤去できる:不要になった際に簡単に撤去できます。
* 掃除がしやすい:汚れが落ちやすく、お手入れが簡単です。

デメリット

* 反り返り:温度や湿度の変化によって、反り返ることがあります。
* 色の剥がれ:長期間使用すると、色の剥がれや変色が見られる場合があります。
* 繋ぎ目からの湿気侵入:繋ぎ目から湿気が入り込み、カビが発生する可能性があります。

選び方のポイント

  • 厚みのあるマットを選ぶ:厚みのあるマットは、反り返りにくいです。
  • 高品質な素材を選ぶ:耐久性が高い素材を選びましょう。PVC素材は比較的耐久性が高いです。
  • 防水・防カビ加工のマットを選ぶ:湿気対策として、防水・防カビ加工が施されたマットを選びましょう。
  • しっかりとした繋ぎ目:繋ぎ目がしっかりとしているものを選び、湿気の侵入を防ぎましょう。

専門家の視点:畳への影響と最適な対策

インテリアコーディネーターの視点から見ると、畳の上に直接カーペットやマットを敷くことは、畳の寿命を縮める可能性があります。湿気やカビの発生リスクを高めるだけでなく、畳の変形や劣化につながる可能性もあるからです。

より良い解決策としては、畳を傷めない工夫をしながら、湿気対策を徹底することが重要です。例えば、通気性の良いすのこを敷いた上にカーペットを敷く、または、畳の表面を保護するシートを敷くなどです。

その他のおすすめ:畳を生かしたインテリア

畳をフローリングに完全に変えるのではなく、畳を生かしたインテリアも検討してみましょう。

  • 畳の上にラグを敷く:好みのデザインのラグを敷くことで、和室の雰囲気を変えられます。
  • 畳の上に低めの家具を配置する:畳の良さを活かしつつ、モダンな雰囲気を演出できます。
  • 間接照明を取り入れる:柔らかな光で、和室を落ち着いた空間に演出できます。

まとめ:予算と状況に合わせた最適な選択を

フローリングカーペット、ジョイントマット、その他のおすすめ方法など、様々な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の予算や状況に合わせた最適な方法を選択しましょう。湿気対策はどの方法を選ぶ場合でも重要なので、しっかりとした対策を講じることをお勧めします。

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