11歳シニア犬のストレスと不安:家族喧嘩後の変化と回復への道

11歳のEコッカーを飼っています。 この2~3日元気がありません。3日で急におじいちゃんになった感じです。 先日、父親と大ゲンカをしてしまい、そのあとから元気がなくなりました。 急に老け込んだように思えます。 夕食の時に、私と母vs父といった感じで、父が大きな声で怒鳴ったり、食卓を叩いてひっくり返った茶碗が割れたり、私が号泣したり、その後、父とは口もきかない状態に… ケンカの間は犬はゲージの中にいたので、特に犬に危害が及んだわけではありませんが、相当なストレスを与えてしまいました。 日頃の様子は、基本的に父と私にべったりです。年齢のせいか、昼でも夜でもよく寝ているのですが、散歩やおやつになるとテンション上がってワンワン吠えたり飛び跳ねたりします。性格は明るくテンション高めです。 この2~3日の様子は、散歩やおやつにもあまり反応を示さず、それでも散歩だけは元気に行くのですが、いつものように全身で喜びを表しません。ごはんはいつも通り食べます。水も飲みます。下痢をしたり嘔吐したりということはありません。おしっこの回数も普段と変わりません。 それから、夜、徘徊というかいつもは両親の寝室で自分のベットで寝ているのですが、2階の私の部屋と両親の寝室を行ったり来たり、落ち着き場所を見つけて横になったかと思うと、また立ち上がってうろうろ…の繰り返しです。 昨日病院に連れて行き、睡眠導入剤のサプリを処方してもらいましたところ、昨晩は3時ごろからちょっとうろうろしただけで、ぐっすり寝ていたように思います。 病院でも、不安症ではないかと言われました。大好きな父と私がゲンカをしてどうしたらいいの犬本人もわからなくなっているのでしょう。普段は優しい父が大声で怒鳴ったことや物が壊れたりする音で、よっぽど怖かったのではないかと言われました。 9月にわんわんドックを受診した際には、血液検査も心電図もエコーも特に異常はありませんでした。おおむね良好でした。 私と父が仲直りしたら、もしくは時間が経てば、元通り元気な子に戻ってくれるでしょうか? このまま老化が進んでしまうのでしょうか? 自分が蒔いた種でこうなってしまったことを、後悔しています。一日でも早く元気になってほしいです。 ここで知恵をお借りして、自分に出来ることを精一杯します。アドバイスよろしくお願いいたします。

愛犬の急激な変化と家族喧嘩

11歳という高齢の愛犬が、ご家族の喧嘩をきっかけに元気を失ってしまったとのこと、大変心配ですね。3日で急激に老けたように見えるとのことですが、犬は人間以上に繊細で、家族間のストレスを敏感に感じ取ります。特に、普段からご主人と飼い主さんにべったりな愛犬にとって、激しい喧嘩は大きなショックだったはずです。ゲージの中にいたとはいえ、怒鳴り声や物音は十分にストレスとなり、不安感を増幅させた可能性が高いでしょう。

愛犬の症状

愛犬の症状を整理してみましょう。

* 元気消失、活気低下
* 散歩やおやつへの反応が鈍い
* 夜間の徘徊
* 睡眠障害

これらの症状は、高齢犬の老化によるものと、家族喧嘩によるストレスが複雑に絡み合っている可能性があります。 獣医さんも不安症の可能性を指摘されている通り、精神的な負担が大きく影響していると考えられます。

犬のストレスと不安のサイン:具体的な兆候

犬のストレスや不安は、様々なサインで現れます。愛犬の場合、以下の点が特に気になります。

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  • 活力の低下:散歩への反応が鈍い、遊びに誘っても乗り気ではないなど。
  • 食欲の変化:食べなくなる、または逆に過食になる。
  • 睡眠障害:夜泣き、徘徊、落ち着きのなさなど。
  • 排泄の変化:頻尿、失禁、トイレの失敗など。
  • 攻撃性や恐怖心の増加:普段は穏やかな犬が、急に吠えたり噛みついたりする、または極端に怖がるようになる。
  • グルーミングの変化:過剰な毛づくろい、または毛づくろいをしなくなる。

これらのサインに気づいたら、早めに獣医さんに相談することが大切です。

愛犬の回復に向けた具体的なアドバイス

ご心配な気持ち、よく分かります。愛犬の回復のためには、以下の点を心がけてみてください。

1. 家族間の仲直りと穏やかな環境づくり

これは最も重要なポイントです。愛犬は家族の雰囲気を敏感に察知します。ご主人と仲直りし、家庭内に穏やかな空気を戻すことが、愛犬の精神的な安定につながります。喧嘩の経緯を話し合い、お互いの気持ちを理解し合うことから始めましょう。

2. 愛犬への安心感を与える

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  • 優しく語りかける:普段通りの優しい声で、愛犬に語りかけましょう。撫でたり、抱きしめたりするのも効果的です。
  • 安全な空間を確保:愛犬が安心して過ごせる、落ち着ける場所を作ってあげましょう。クレートやベッドなどを用意し、静かな場所に置いてあげると良いでしょう。
  • お気に入りの玩具や毛布を用意:お気に入りの玩具や毛布は、愛犬にとって安心感を高める効果があります。
  • 規則正しい生活:食事、散歩、睡眠時間を規則正しくすることで、愛犬の生活リズムを整え、安定感を高めることができます。

3. ストレス軽減のための工夫

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  • 適度な運動:散歩は、心身のリラックスに効果があります。無理のない範囲で、毎日散歩に連れて行きましょう。ただし、無理強いは禁物です。愛犬のペースに合わせて行いましょう。
  • リラックスできる音楽:犬向けのヒーリング音楽を流すのも効果的です。穏やかな音楽は、犬の精神を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。
  • フェロモン製品:動物用アロマやフェロモン製品を使用するのも一つの方法です。獣医さんに相談の上、適切な製品を選びましょう。

4. 獣医さんとの連携

不安症と診断されている場合、獣医さんの指示に従って、適切な治療を受けてください。睡眠導入剤の他に、必要に応じて抗不安薬などが処方される可能性があります。定期的な健康チェックも大切です。

5. 時間をかける

愛犬が完全に回復するには、ある程度の時間がかかります。焦らず、根気強く、愛犬と向き合ってください。

専門家の視点:動物行動学者の意見

動物行動学者によると、犬は家族間の争いを非常にストレスに感じます。特に、普段から深い愛情関係にある家族間の喧嘩は、犬にとって大きなショックとなり、不安や恐怖を引き起こす可能性があります。 愛犬の行動変化は、単なる老化ではなく、家族喧嘩による精神的な影響が強いと考えられます。 時間をかけて、愛犬に安心感を与え、穏やかな環境を維持することが、回復への近道です。

インテリアと愛犬の安心感

愛犬の落ち着ける空間を作るために、インテリアにも工夫を凝らしてみましょう。

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  • 落ち着いた色合いのベッド:ベージュやブラウンなどの落ち着いた色合いのベッドは、犬の心を落ち着かせます。今回のケースでは、ベージュのベッドがおすすめです。
  • 静かな場所への配置:ベッドは、騒音や人の行き来が少ない場所に配置しましょう。寝室の一角や、リビングの隅など、愛犬が落ち着ける場所を選びましょう。
  • 柔らかな素材:柔らかく肌触りの良い素材のベッドを選ぶことで、愛犬はよりリラックスできます。

愛犬が安心して過ごせる空間づくりは、回復への重要なステップとなります。

まとめ

愛犬の急激な変化は、ご家族の喧嘩が原因の可能性が高いです。 仲直りし、穏やかな環境を取り戻すこと、そして愛犬に安心感を与えることが、回復への近道です。 焦らず、根気強く、愛犬と向き合い、獣医さんのアドバイスに従いながら、サポートしてあげてください。 きっと、愛犬は以前のように元気な姿に戻ってくれるでしょう。

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