100Vエアコンから単相200Vエアコンへの交換:12畳空間に最適なエアコン選びと配線工事

100Vエアコンから単相200Vエアコンへ どーすれば?家庭用、壁掛けエアコンの取り換えを考えています。現在、部屋の広さは6畳。一般的な100Vのエアコン(2.2)が着いています。今までは6畳間でそれを使っていたんですが、今度、部屋の戸(フスマ)を取り除き、6畳+6畳の、12畳の広さで、エアコンを使うことになりました。明らかに出力不足なので、4.0位のモノに取り換え予定です。そこでお聞きしたいのですが、4.0位のモノになると、どちらのメーカーの商品も「単相200V」となっているものがほとんどのようでして、これは配線自体を引き直さなければ、いけないのでしょうか?それとも、「単相200V」用のコンセントの差し込み口を取り付け、(取り換え)するだけでよいのでしょうか?過去に何度か家庭用エアコンの取り付けは経験があるので、(2.2~2.8位)一般的な取付け程度のエアコンの知識はあり、今回も自分でやってみたいのですが、何分にも当方素人なので、どなたか、ご理解頂き、ご指導頂けたらと思います。宜しくお願い致します。

12畳空間に最適なエアコン選び:容量と電源について

6畳の部屋を12畳に拡張し、エアコンを交換する計画とのこと、素晴らしいですね!しかし、エアコンの容量と電源は慎重に検討する必要があります。4.0kWのエアコンは12畳の部屋に適していますが、ほとんどの4.0kWエアコンが単相200V電源を使用しているため、既存の100V配線では使用できません。

エアコン容量の確認

まず、エアコンの容量選びについて、部屋の広さだけでなく、窓の数、断熱性能、日当たりなども考慮する必要があります。4.0kWは目安であり、より正確な容量は、メーカーのエアコン選定ツールや専門業者に相談することで決定できます。 JIS規格では、12畳の部屋には4.0kW~5.6kWのエアコンが推奨されています。

100Vと200Vの違い

100Vと200Vの違いは、電圧の高さです。200Vの方が電力が大きいため、より強力なエアコンを動かすことができます。4.0kWクラスのエアコンは、消費電力が大きいため、安定した運転のために200V電源が必須となっているのです。

単相200Vエアコンへの交換:配線工事は必要?

残念ながら、単相200Vエアコンを使用するには、配線工事が必要となる可能性が高いです。単にコンセントを交換するだけでは、電圧が足りず、エアコンが正常に動作しません。最悪の場合、故障の原因にもなりかねません。

必要な工事内容

必要な工事内容は、以下の通りです。

  • ブレーカーの増設:200Vエアコンは専用のブレーカーが必要です。既存のブレーカー盤に空きがあれば増設、なければ新しいブレーカー盤を設置する必要があります。
  • 専用回路の設置:エアコン専用の回路を、ブレーカー盤からエアコン設置場所まで設置する必要があります。これは、専門の電気工事士による作業が必要です。
  • 200Vコンセントの設置:エアコン専用の200Vコンセントを設置します。既存のコンセントを交換するだけでは不十分です。

DIYは危険!専門業者への依頼を推奨

エアコンの配線工事は、電気に関する専門知識と技術が必要です。誤った配線を行うと、感電や火災の危険性があります。DIYでの工事は絶対に避けてください。必ず、資格を持った電気工事士に依頼しましょう。

エアコン交換にかかる費用

エアコン交換にかかる費用は、以下の要素によって変動します。

  • エアコン本体価格:機種や機能によって大きく異なります。
  • 配線工事費用:工事の難易度や業者によって異なります。ブレーカー盤の交換が必要な場合は、費用が高くなります。
  • 撤去費用:古いエアコンの撤去費用も必要です。
  • その他費用:材料費、出張費など。

複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

専門家の視点:安全と快適性を両立させるために

電気工事士の視点から見ると、DIYでの配線工事は非常に危険です。感電や火災のリスクだけでなく、工事不良によるエアコンの故障、さらには近隣への影響も考えられます。安全と快適な生活を守るためにも、必ず専門業者に依頼しましょう

また、エアコンの選定においても、専門家のアドバイスを受けることが重要です。部屋の状況やライフスタイルに最適な機種を選ぶことで、快適な空調環境を実現できます。

具体的な手順

1. **エアコンの選定:** メーカーのウェブサイトや家電量販店で、12畳の部屋に適した4.0kW以上の単相200Vエアコンを選びましょう。消費電力や省エネ性能、機能なども考慮してください。
2. **電気工事士への依頼:** 複数の電気工事会社に見積もりを依頼し、内容を比較検討します。工事内容、費用、保証などを確認しましょう。
3. **工事日の調整:** 工事の日程を調整し、当日は立ち会って工事の様子を確認しましょう。
4. **エアコンの設置:** 工事完了後、エアコンを設置し、動作確認を行います。
5. **動作確認とアフターサービス:** エアコンが正常に動作していることを確認し、必要に応じてアフターサービスを受けましょう。

まとめ

100Vエアコンから単相200Vエアコンへの交換は、配線工事が必要なため、DIYは危険です。必ず資格を持った電気工事士に依頼し、安全で快適な空調環境を実現しましょう。エアコンの選定や工事費用についても、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

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