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100均コルクボードでできた壁紙の変色、その原因と対策
100円ショップで購入したコルクボードを画鋲で壁に貼り付けていた跡が、3年後に茶色く変色していたとのこと。これは、コルクボードの色素が壁紙に染み込んだ、もしくは画鋲のサビが原因である可能性が高いです。長期間放置することで、汚れが壁紙に定着し、目立つシミとなってしまったのでしょう。
今回は、この様な壁紙の変色を簡単にキレイにする方法について、具体的な手順と合わせてご紹介します。
変色の原因を特定する
まず、変色の原因を特定することが重要です。コルクボードの色素が染み込んだ場合と、画鋲のサビが原因の場合では、対処法が異なります。
* **コルクの色素の染み込み:** コルクボードの色素が壁紙に染み込んだ場合は、比較的軽い汚れである可能性があります。
* **画鋲のサビ:** 画鋲のサビが原因の場合は、サビが壁紙に付着し、変色している可能性があります。サビは、放置すると広がる可能性があるため、早めの対処が必要です。
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具体的な清掃方法
変色の原因が特定できたら、以下の方法で清掃を試みてください。
1. 消しゴムでこすり取る
まずは、消しゴムで優しくこすり取ってみましょう。特にコルクの色素の染み込みが原因の場合は、この方法で効果がある場合があります。鉛筆の消しゴムよりも、少し硬めの消しゴムがおすすめです。力を入れすぎると壁紙を傷める可能性があるので、優しく丁寧にこすりましょう。
2. メラミンスポンジで優しく磨く
消しゴムで効果がなかった場合は、メラミンスポンジを試してみましょう。メラミンスポンジは研磨力が高いので、汚れを落とす効果が期待できます。ただし、壁紙を傷める可能性もあるため、水で濡らして軽く絞り、優しく磨くことが重要です。目立たない場所で試してから、全体に使用するようにしましょう。
3. 中性洗剤で洗う
メラミンスポンジでも効果がない場合は、中性洗剤を使用してみましょう。中性洗剤を水で薄めて、柔らかい布に含ませ、優しく拭いてください。その後、きれいな水で洗い流し、乾いた布で拭いて乾燥させます。洗剤の種類によっては、壁紙を傷める可能性があるので、必ず中性洗剤を使用し、目立たない場所で試してから全体に使用するようにしましょう。
4. 歯ブラシを使う
細かい部分の汚れには、歯ブラシを使うと効果的です。歯ブラシの先を軽く水で湿らせ、優しくこすり洗いしましょう。この時、力を入れすぎると壁紙を傷める可能性があるので注意が必要です。
5. 専門業者に依頼する
上記のすべての方法を試しても汚れが落ちない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、適切な洗剤や道具を使用して、壁紙を傷めることなく汚れを落とすことができます。
汚れを防ぐための予防策
将来、同じようなトラブルを防ぐために、以下の予防策を心がけましょう。
- コルクボードを使用する際は、画鋲の代わりに粘着タイプのフックを使用する
- コルクボードの裏に、フェルトなどの保護シートを貼る
- 定期的にコルクボードの位置を変え、同じ場所に長時間貼り付けない
- 壁に直接画鋲を刺さない
- サビにくいステンレス製の画鋲を使用する
専門家のアドバイス
インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「壁紙の素材によっては、汚れが落ちにくい場合があります。そのため、清掃方法を選ぶ際には、壁紙の素材を考慮することが重要です。また、汚れが酷い場合は、無理に落とそうとせず、専門業者に相談することをおすすめします。」とのことです。
まとめ:壁紙の汚れは早めの対処が重要
100均コルクボードの跡の汚れは、早めの対処が重要です。今回ご紹介した方法を試して、少しでもキレイになれば幸いです。それでも落ちない場合は、専門業者への相談も検討しましょう。そして、何よりも大切なのは、今後の予防策をしっかりと行うことです。