10歳柴犬と6歳トイプードルの多頭飼育と去勢手術について

今年10歳になる柴犬♂と6歳になるトイプードル♀を室内で飼っています。トイプーの生理期間中は柴がトイプーのお尻を追いかけたり、私の膝にしがみついてきたり、ということがありました。が、今年は例年以上にひどく、四六時中キュンキュン鳴き、水を大量に飲みオシッコばかりして、トイプーの方をずっと見ています。ご飯も残すので細いウンチばかりで、夜中もずっと鳴いていて寝不足なのか目が少し赤くなっています。さすがに心配になってきました。交尾をさせるにもトイプーの方が柴をあまり好いていないようですし、なにより体格の差が気になります。妊娠した場合、人間と違っておなかの中に何匹も抱えるわけですよね?柴よりふた回りほど小さなトイプーの負担になりませんか?そこで質問なのですが、調べると去勢は幼いころに済ませておくべきことなのでしょうか?10歳になる犬には体力的な問題などありますでしょうか?また、部屋では二匹のケージを並べて置いています。家自体がそこまで広くないので他に場所がなく、こうするしかないのですがどうにか離した方がいいでしょうか?

愛犬たちの行動と健康状態について

10歳柴犬と6歳トイプードルの多頭飼育における、オス犬の異常行動と健康状態についてご心配ですね。 トイプードルの生理期間中のオス犬の行動変化はよくあることですが、今年の反応が例年以上に強いとのこと、そして食欲不振、多飲多尿、夜泣き、目の充血といった症状は、単なる発情期による行動とは言い切れません。これらの症状は、ストレスや健康問題を示唆している可能性があります。

具体的な症状と原因の推測

* **四六時中キュンキュン鳴く、水を大量に飲みオシッコばかりする:** 膀胱炎や腎臓疾患などの可能性があります。
* **ご飯を残す、細いウンチ:** 消化器系の問題、ストレスによる食欲不振が考えられます。
* **夜中もずっと鳴く、目が赤くなる:** 睡眠不足によるものだけでなく、痛みや不快感、強いストレスも原因として考えられます。

これらの症状は、獣医による診察が不可欠です。血液検査や尿検査で、具体的な病気を特定する必要があります。 早めの受診をお勧めします。

去勢手術について:10歳という年齢とリスク

去勢手術は、一般的に若い犬に行われることが多いですが、10歳という年齢でも手術は可能です。ただし、高齢犬の場合、手術のリスクが高まることを理解しておく必要があります。

高齢犬の去勢手術におけるリスク

* **麻酔のリスク:** 高齢犬は、若い犬に比べて麻酔のリスクが高まります。心臓や腎臓などに負担がかかる可能性があります。
* **術後の回復:** 若年犬に比べて回復が遅くなる可能性があります。
* **合併症:** 高齢犬は、術後感染症などの合併症を起こしやすくなります。

獣医師は、犬の健康状態を十分に評価し、手術のリスクとベネフィットを慎重に検討した上で、手術の可否を判断します。 手術前に、血液検査やレントゲン検査などの精密検査が行われるでしょう。

去勢手術のメリットとデメリット

**メリット:**

* **発情期の行動抑制:** オス犬の異常行動(マウンティング、執拗な追いかけ、鳴き声など)を抑制できます。
* **前立腺疾患の予防:** 前立腺肥大や前立腺炎などのリスクを軽減できます。
* **特定の癌の予防:** 精巣腫瘍などのリスクを軽減できます。

**デメリット:**

* **手術に伴うリスク:** 上記の通り、麻酔や術後の合併症のリスクがあります。
* **体重増加:** 去勢手術後、体重が増加することがあります。
* **性格の変化:** 去勢手術によって性格が穏やかになる場合もありますが、逆に変化が現れる場合もあります。

多頭飼育とケージの配置

現在、二匹のケージを並べているとのことですが、これはストレスの原因になっている可能性があります。 特に、オス犬がメス犬に執着している状況では、視界に入ることでストレスが強まる可能性があります。

ケージの配置変更と空間の工夫

可能であれば、ケージの位置を離す、もしくは別の部屋に置くことを検討しましょう。 家全体の広さが限られているとのことですが、工夫次第で解決策が見つかるかもしれません。

* **ケージの位置を変える:** 全く別の部屋に置くことができれば理想的です。 それが難しい場合は、家具などを利用して視界を遮る工夫をしてみましょう。
* **フェロモンディフューザーの活用:** 犬のストレスを軽減する効果があるとされるフェロモンディフューザーの使用も検討してみましょう。
* **サークルやゲートの使用:** ケージではなく、サークルやゲートを使って、それぞれの犬に適度な距離を確保するのも有効です。
* **遊び場を増やす:** それぞれの犬が自由に過ごせる空間を確保しましょう。 おもちゃやベッドなどを配置して、快適な空間を作ることを心がけてください。

専門家のアドバイスを求める

状況が改善しない場合、動物行動学の専門家や動物病院の獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬にとって最適な環境を構築し、ストレスを軽減することができます。

まとめ

愛犬たちの健康と幸せのために、まずは獣医による診察を受け、具体的な病気を特定することが重要です。 去勢手術についても、獣医師と十分に相談し、リスクとベネフィットを理解した上で判断しましょう。 そして、多頭飼育におけるストレス軽減のため、ケージの配置や空間の工夫、専門家への相談なども検討してみてください。 愛犬たちが快適に暮らせる環境を整えることで、彼らの健康と幸せを守りましょう。

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