1階に和室がない!7歳と4歳の子どもの遊び場確保の悩みと解決策

新築に向けて間取りを今考えているのですが、今考えているプランが1階にL12畳・D7畳・K5畳、それとトイレと洗面所。2階に3部屋(12畳子供部屋、将来は二つに分ける予定・7畳・6畳)、お風呂、洗面所、トイレです。広いリビングというのが私たち夫婦の好みです。とは言っても広い土地でもないのでこれが精一杯なのですが、今悩んでいるのが子供たちの遊ぶスペースです。2階で遊んでもらえば良いだろう、とあまり深く考えていなかったのですが、子供たちは現在7歳・4歳(男の子)。2階でこもって遊ぶにはまだ幼い年齢のような気もしてきました・・。そこでお聞きしたいのですが、一階にLDK以外に部屋がないというお宅の方、お子様はどのように遊んでいらっしゃいますか?リビングの一角にラグを敷き、そこにおもちゃ箱を置こうかとは思っているのですが、それで大丈夫でしょうか?リビングを小さくしてでももう一部屋設けたほうが良いのでしょうか?ちなみに同居の予定はなさそうです。

1階に子供専用の部屋がない場合の遊び場確保:リビング活用術

7歳と4歳のお子さんをお持ちのご家庭で、1階に子供部屋がない場合の遊び場確保について、具体的な解決策と工夫をご紹介します。リビングを広く確保したいというご希望と、小さなお子さんにとって安全で快適な遊び場を作るためのバランスを考慮した提案です。

リビングの一角を活用した遊び場

リビングの一角にラグを敷き、おもちゃ箱を置くというご計画は、非常に現実的で有効な方法です。しかし、ただ置くだけでは、リビング全体が散らかりやすく、生活空間と遊び場の境界線が曖昧になりがちです。そこで、いくつかの工夫を加えることで、より快適で安全な遊び場を実現しましょう。

  • 明確な遊び場スペースの区切り:ラグだけでなく、パーテーションやシェルフなどを活用して、視覚的に遊び場を区切ると、生活空間との区別がつき、片付けの習慣づけにも繋がります。例えば、背の高い本棚を仕切りとして使用したり、折りたたみ式のパーテーションで区切ったりするのも良いでしょう。 低めの家具を選ぶことで、圧迫感も軽減できます。
  • 収納力の高いおもちゃ箱:おもちゃの種類や量に合わせて、適切なサイズのおもちゃ箱を選びましょう。蓋付きの収納ボックスを使用すれば、散らかりを防ぎ、見た目もスッキリと保てます。さらに、おもちゃの種類別に収納ボックスを分けることで、お子様自身でも片付けやすくなります。
  • 安全対策:小さなお子さんにとって安全な環境を作ることは非常に重要です。角のある家具には、角カバーを取り付けるなど、安全対策を万全に行いましょう。また、床に滑り止めマットを敷くことで、転倒防止にも繋がります。
  • 遊びの要素を取り入れる:遊び場を単なる収納スペースではなく、お子さんが楽しく遊べる空間にしましょう。壁にカラフルなウォールステッカーを貼ったり、お子さんが好きなキャラクターのポスターを飾ったりするのも良いでしょう。遊び心のある空間は、お子さんの創造性を刺激し、より積極的に遊び場を活用するようになります。

リビング以外での遊び場確保:工夫次第で実現可能

リビングの一角だけでは遊び場が足りない、と感じた場合は、他の空間も有効活用してみましょう。

  • ダイニングテーブルの活用:年齢に応じて、ダイニングテーブルを工作や粘土遊びのスペースとして活用できます。ただし、使用後は必ず片付け、テーブルを元の状態に戻す習慣を身につけさせましょう。
  • ベランダや庭の活用:天候の良い日には、ベランダや庭でボール遊びや砂遊びなど、体を動かす遊びをさせてあげましょう。安全に配慮し、適切な遊具を用意することが大切です。 防犯対策も忘れずに行いましょう。
  • 階段下の収納スペース:階段下は、デッドスペースになりがちですが、工夫次第で遊び場や収納スペースとして活用できます。棚を設置して絵本やぬいぐるみを収納したり、小さなテーブルと椅子を置いて、読書コーナーとして活用するのも良いでしょう。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、7歳と4歳のお子さんにとって、リビングの一角を遊び場にすることは十分可能です。しかし、重要なのは「整理整頓」と「安全」です。

おもちゃの収納方法、遊び場と生活空間の明確な区切り、そして安全対策をしっかり行うことで、リビング全体をスッキリと保ちながら、お子さんにとって快適な遊び場を作ることができます。

また、将来、お子さんが成長し、遊び方が変わってきた場合にも対応できるよう、フレキシブルなレイアウトを心がけることが大切です。例えば、収納家具を移動したり、パーテーションの配置を変えたりすることで、遊び場の広さや機能を調整できます。

リビングを小さくしてもう一部屋設けるべきか?

リビングを小さくしてもう一部屋設けるかどうかは、ご家族のライフスタイルや予算、土地の広さなどを総合的に考慮して判断する必要があります。

リビングを広く確保したいというご希望がある一方で、お子さんの遊び場も確保したいというニーズも理解できます。しかし、リビングを狭くすることで、家族の団らんの時間が減ってしまう可能性も考慮しなければなりません。

もし、リビングを狭くしてでももう一部屋設ける余裕があれば、子供部屋として活用することで、お子さんにとってよりプライベートな空間が確保できます。しかし、土地の広さや予算に限りがある場合は、リビングの一角を工夫して遊び場を作る方が現実的かもしれません。

まとめ:お子さんの年齢と成長を見据えた柔軟な対応が重要

7歳と4歳のお子さんにとって、1階に専用の遊び場がないとしても、リビングの一角を工夫して遊び場を作ることは十分可能です。重要なのは、お子さんの年齢や成長に合わせて、遊び場を柔軟に変化させていくことです。

収納方法、安全対策、そして遊びの要素をバランス良く取り入れることで、お子さんが安全で楽しく遊べる空間を作り、家族みんなが快適に過ごせる住まいを実現しましょう。 定期的に家族で話し合い、遊び場のレイアウトや収納方法を見直すことも大切です。

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