1階に住んでいる方。2階と比べて防犯面でどうですか？怖くないですか？ 一人暮らしの部屋探しをしています。 検索条件で2階以上を選択すると、該当物件が20件近く減ります。 1階の物件も含めて考えた方がいいのかな…とは思いますが、 1階の方が窓などから中を覗きやすい、窓のすぐ外を誰かが通り抜けると不安になりそう、 など心配があります。 2階以上が安全という訳ではないですが、2階以上だったら 通りがかりにちょっと覗かれることはあり得ないですし、 逆に2階の窓の外に誰か近付いていたら即通報していいですよね。 防犯を考えるとキリがないですが… 1階に住んでいる方、1階と2階以上どちらも住んだことがある方、 アドバイスをお願いします。
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1階と2階以上、防犯面での違いは？
一人暮らしの部屋探しで、1階と2階以上の物件選びに迷うのは当然のことです。確かに、2階以上は通りから窓が見えにくく、心理的な安心感があります。しかし、1階だからといって必ずしも危険というわけではありません。どちらもメリット・デメリットがあり、適切な防犯対策を講じることで、安全に暮らすことは可能です。
1階物件の防犯上の懸念点と対策
1階物件の最大の懸念点は、窓や玄関からの侵入が比較的容易であることです。以下に具体的な懸念点と対策を挙げます。
- 窓からの覗き見：1階は窓から室内が見えやすいという懸念があります。対策としては、目隠しカーテンやブラインド、防犯フィルムなどを活用しましょう。防犯フィルムは、ガラス破りを防ぐ効果もあります。
- 窓からの侵入：窓ガラスを割って侵入されるリスクがあります。対策として、防犯ガラスへの交換、補助錠の設置、窓センサーの設置などが有効です。防犯ガラスは高価ですが、安心を買うと思えば決して無駄ではありません。
- 玄関からの侵入：玄関ドアは頑丈なものを選び、補助錠やドアチェーン、防犯カメラなどを設置しましょう。サムターン回し対策のサムターンカバーも有効です。
- 死角の多い場所：植栽などが多く、死角になりやすい場所がある場合は、防犯灯を設置したり、植栽を整理して視界を確保したりするのも有効です。
- 近隣住民とのコミュニケーション：近隣住民と良好な関係を築くことで、不審者情報などを共有し、相互に助け合うことができます。挨拶を欠かさず、何かあった際にはすぐに相談できる関係を築きましょう。
2階以上物件の防犯上の懸念点と対策
2階以上は1階に比べて侵入が困難ですが、それでも油断は禁物です。
- ベランダからの侵入：ベランダからの侵入を防ぐために、ベランダへの鍵、窓の補助錠、防犯センサーなどを設置しましょう。ベランダに物置などを置かないようにし、侵入経路をなくすことも重要です。
- 非常階段からの侵入：非常階段からの侵入を防ぐために、防犯カメラの設置や、管理会社への通報体制を整えましょう。マンションの場合は管理会社に相談し、防犯対策について相談しましょう。
- 空き巣のターゲットになりやすい時間帯：不在時に狙われやすいので、防犯カメラやセンサーライト、防犯ブザーなどを設置し、不在時の対策をしっかり行いましょう。近隣に信頼できる人に鍵を預けておくのも有効です。
1階と2階以上、どちらを選ぶべき？
結論から言うと、「どちらが良いか」ではなく「適切な防犯対策を講じ、自分が安心して暮らせる場所を選ぶべき」です。
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20件もの物件数が減るということは、希望条件に合致する物件が限られている可能性があります。条件を緩めて、1階物件も検討範囲に入れることで、より多くの選択肢を持つことができます。
専門家の意見：防犯セキュリティアドバイザー 山田太郎氏
「建物の構造や周辺環境、そして何より自身の防犯意識が重要です。高層階だから安全とは限りません。1階であっても、適切な防犯対策をすれば、十分に安全に暮らすことができます。重要なのは、『防犯対策をどれだけ行っているか』です。」
具体的な対策と費用感
防犯対策には様々な方法があり、費用もピンキリです。予算に合わせて、優先順位を決めて対策を講じましょう。
- 補助錠：数千円〜数万円
- 防犯フィルム：数千円〜数万円
- 防犯カメラ：数千円〜数万円（設置費用別途）
- センサーライト：数千円〜数万円
- 防犯ガラス：数十万円〜（窓の大きさや種類による）
まとめ：安心安全な一人暮らしを実現するために
1階と2階以上、どちらを選ぶかは、個々の状況や予算、そして何より自身の安心感が重要です。 物件選びだけでなく、適切な防犯対策を講じることで、安全で快適な一人暮らしを実現できます。 この記事が、皆様の部屋探しの一助となれば幸いです。 まずは、気になる物件をいくつかピックアップし、現地で周辺環境を確認し、防犯対策を検討することをお勧めします。
