1歳9ヶ月ポメラニアンの子犬のしつけ:噛み癖と基本コマンドのトレーニング方法

1歳9ヶ月のポメラニアンの躾について。。 生後2ヶ月から育てています。 トイレの躾は完璧なのですが、気に入らない事があると部屋中を走り回りながら手を噛みにきます。 これって、親である私や主人を自分よりも下に思ってるのでしょうか? 一応・・オスワリ、伏せまでは出来ているのですが・・・後、待て、おかわり、おてなどを教えたいのです。 どうすれば、出来るようになるのでしょうか? ドッグトレーナーさんに頼もうと思ったのですが、私自身で教えないと意味が無いと思い、止めました。 今からでも、躾は遅くないでしょうか? 私自身が親であり、上に思わせるにはどうしたらいいのかも教えて頂けると嬉しいです。 詳しい方、宜しくお願いします。補足気に入らないこと・・・おもちゃじゃない物を噛んで振り回したり、破ろうとしたときに怒る。 意味も分からずに、急に興奮して走り回ったりしながら手を噛みにくるなどです。 悪いことをしたら、(手を噛む)サークルに入れて目を合わせないで15分程ほっとくってやり方でも躾になるでしょうか?

1歳9ヶ月でも遅くありません!ポメラニアンのしつけについて

1歳9ヶ月は、犬のしつけにおいて決して遅すぎる年齢ではありません。むしろ、この年齢からしっかりとしたトレーニングを始めることで、犬とのより良い関係を築き、穏やかな生活を送ることができるようになります。 大切なのは、犬の気持ちを理解し、適切な方法でしつけを行うことです。 あなたのポメラニアンが気に入らないことをすると部屋中を走り回り、手を噛むのは、コミュニケーション不足やストレス、あるいは遊びの延長線上にある可能性があります。 決してあなたを「下に見ている」わけではありません。

噛み癖の原因と解決策

ポメラニアンの噛み癖は、いくつかの原因が考えられます。

  • 遊びの延長: 興奮して噛みつく行為は、子犬期からの遊びの延長線上にある可能性があります。遊びと攻撃性の区別がまだついていない可能性があります。
  • ストレスや不安: 環境の変化、孤独感、恐怖など、様々なストレスが噛み癖の原因となることがあります。
  • 歯の生え変わり: 歯が生え変わる時期は、歯茎のかゆみなどで噛みつきやすくなります。
  • 注意欠陥/多動性障害(ADHD): 一部の犬は、ADHDのような症状を示し、集中力や抑制力が低い場合があります。
  • 所有欲: おもちゃや特定の物を自分のものだと認識し、それを取ろうとすると噛みつくことがあります。

具体的な解決策

1. 噛む前にサインを見つける: 噛みつく前に、犬がどのようなサイン(尻尾を振りながら走り回る、唸るなど)を示すかを観察しましょう。そのサインに気づいたら、すぐに注意をそらすか、別の行動を促します。例えば、おもちゃを与えたり、おやつで気を紛らわせたりするなどです。

2. 「噛んではいけない」ことを明確に教える: 噛まれたら、「痛い!」と大きな声で言い、犬を無視して部屋を出ていきます。数分後、落ち着いてから再び犬と接しましょう。 決して犬を叩いたり、怒鳴ったりしてはいけません。これは逆効果となり、犬をさらに不安にさせ、噛み癖を悪化させる可能性があります。

3. 代替行動を教える: 噛む代わりに、犬が喜んでできる行動を教えましょう。「おすわり」「伏せ」に加え、「待て」「おて」などのコマンドをトレーニングすることで、犬の注意をそらし、落ち着かせることができます。

4. 適切な噛み方のおもちゃを提供する: 犬が噛むための適切なおもちゃを用意しましょう。丈夫で安全な素材のおもちゃを選び、犬が喜んで噛むおもちゃを見つけることが重要です。

5. サークルに入れる時間を短くする: サークルに15分間入れるのは、犬にとってストレスになる可能性があります。 短時間(数分間)に留め、落ち着いたらすぐに解放しましょう。 サークルは罰ではなく、犬が落ち着ける安全な場所であることを理解させましょう。

6. 専門家のサポートを受ける: どうしても改善しない場合は、ドッグトレーナーや獣医に相談しましょう。 プロのアドバイスを受けることで、より効果的なしつけ方法を見つけることができます。

基本コマンドのトレーニング方法

「待て」「おかわり」「おて」などのコマンドは、犬の行動をコントロールし、社会性を高めるために非常に重要です。 トレーニングは、常にポジティブな強化(おやつや褒め言葉)を用いて行いましょう。

「待て」のトレーニング

1. 犬の前に立ち、「待て」とコマンドを言います。
2. 犬が動こうとしたら、優しく「待て」と繰り返します。
3. 数秒間待てたら、おやつを与え、褒め言葉をかけます。
4. 徐々に待てる時間を長くしていきます。

「おかわり」のトレーニング

1. 犬におやつを与えます。
2. 犬がおやつを食べ終わったら、「おかわり」とコマンドを言います。
3. おやつをもう一つ与え、褒め言葉をかけます。
4. コマンドと行動を結びつけるために、繰り返し行います。

「おて」のトレーニング

1. 犬の足を持ち、「おて」とコマンドを言います。
2. 犬が足を出すと、おやつを与え、褒め言葉をかけます。
3. 徐々に、コマンドだけで足を出すようにトレーニングします。

犬との信頼関係を築く

しつけは、犬との信頼関係を築くための重要なプロセスです。 犬を支配するのではなく、パートナーとして尊重し、愛情を持って接することが大切です。 毎日、十分な時間をかけて遊んであげたり、撫でてあげたりすることで、犬との絆を深めることができます。 犬の気持ちを理解し、適切な方法で接することで、より良い関係を築き、幸せな時間を過ごすことができるでしょう。

まとめ

ポメラニアンのしつけは、年齢に関わらず始めることができます。 噛み癖や基本コマンドのトレーニングは、根気と愛情をもって行うことが重要です。 犬の気持ちを理解し、適切な方法で接することで、必ず成果が得られます。 それでも困難な場合は、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。

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