1歳犬と祖父の行動への対処法:安心安全な犬との暮らしを実現するために

もうすぐ1歳になる犬(M・ダックス♀)を飼っていますが祖父の身勝手な行動に悩まされています。 犬を外に出すときに首輪と綱を付けない(出しても犬をそのまま放置で連れ帰る時も逃げられ祖父だけでは捕まえられず自分や家族任せ、しかも家を出てすぐには道路があり走って飛び出したりもします)。ちゃんと首輪と縄を付けて放すなと注意しても次の日には忘れていて同じことの繰り返し。自分達が首輪と縄を準備してあげても目を離すとすぐ外していてきつく注意すると逆切れしてきます。他にも人間の食べ物(主に残り物や肉やお菓子)を大量にあげたりサークルからすぐ出し室内で悪戯(もう色々な大事なものを食い破られました)ばかりさせます。反面、可愛いがってるのかと思いきやうんちの始末とかは一切しません(犬は自分や兄弟の使う部屋にサークルを置いて居るのですが祖父が犬の様子を見に部屋に入って来た時にうんちをしていてもほったらかしにしてサークルから出し、前にはうんちを足で踏んでいたにも関わらず出し家中うんち塗れにされました)。毎回注意をするのですがその度に屁理屈を言ってきたり口喧嘩になったりします。自分達も警戒はしているのですがいつも家に居るとは限らず最近では祖父も誰も居ない時を狙って来ます。外で放置してる時に何でも口に入れるせいか最近よく吐いたりしてますので犬の体も心配です。どうしたらいいでしょうか?

問題点の整理と解決策

ご家族の状況、大変お困りのことと思います。まず、問題点を整理し、具体的な解決策を考えていきましょう。

1. 犬の安全確保:散歩時のルール徹底

祖父が犬の散歩時に首輪とリードをつけない、放置する行為は重大な危険を伴います。交通事故や、犬の迷子、さらには他の犬や人への危害につながる可能性があります。

  • ルールを明確化し、可視化:散歩前に必ず首輪とリードをつけることを、絵や文字で分かりやすく表示したメモを玄関などに貼る。
  • 祖父への具体的な指示と役割分担:散歩は必ず家族が同行し、祖父には犬の世話以外の役割(例えば、散歩の準備や犬のおやつ係など)を割り当てる。
  • 安全な散歩ルートの確認:道路から離れた安全な散歩コースを事前に確認し、ルートマップを作成する。
  • 緊急時の対応策:犬が逃げ出した時の対処法(捕まえ方、連絡先など)を家族で共有し、練習する。
  • マイクロチップの装着:迷子になった場合に備え、マイクロチップを装着することを検討する。

2. 食餌管理:健康被害を防ぐ

人間の食べ物を与えることは、犬の健康に深刻な影響を与えます。膵炎や肥満、糖尿病などのリスクが高まります。

  • 犬用フードのみにする:祖父に、犬には犬用のフードしか与えないことを徹底させる。残飯や人間の食べ物は絶対に与えないよう厳しく指導する。
  • 食べ物の保管場所の見直し:犬が容易に届かない場所に、人間の食べ物を保管する。
  • 祖父への教育:犬の健康に関する資料や専門家の意見を示し、人間の食べ物を与えることの危険性を改めて理解させる。
  • おやつは適量に:犬用のおやつを与える場合も、量と種類に注意し、獣医に相談する。

3. 室内でのマナー:いたずら防止と排泄物の処理

室内でのいたずらや排泄物の放置も大きな問題です。

  • サークルの適切な使用:サークルは犬の安全と安心のために使用しますが、長時間閉じ込めるのは避け、適度な運動と休息の時間を確保する。
  • いたずら防止対策:犬が口にできないように、危険なものを片付ける、もしくは犬が届かない場所に保管する。噛み癖がある場合は、犬用おもちゃで気を紛らわせる。
  • 排泄物の処理:祖父に、排泄物の処理を必ず行うよう徹底させる。処理方法を具体的に説明し、必要であれば一緒に処理を行う。
  • 室内環境の清潔:定期的に掃除を行い、清潔な環境を保つ。

4. 祖父とのコミュニケーション:建設的な対話

祖父とのコミュニケーションがうまくいっていないことが問題です。

  • 感情的にならず冷静に:祖父に注意する際は、感情的にならず、冷静に、具体的な行動と問題点を指摘する。
  • 共感と協調:祖父の気持ちも理解しようと努め、協力して犬の世話をするという共通の目標を持つ。
  • 第三者の介入:どうしても解決できない場合は、家族会議を開いたり、動物行動学の専門家や動物病院の獣医に相談する。
  • 記録を残す:祖父の行動と、それに対する注意、その結果を記録しておく。必要に応じて証拠として活用する。

5. 犬の健康管理:定期的な健康チェック

吐き気などの症状が出ているとのことですので、犬の健康管理も重要です。

  • 獣医への相談:吐き気などの症状がある場合は、すぐに獣医に相談する。
  • 定期的な健康診断:定期的に健康診断を受けさせ、健康状態をチェックする。
  • 適切な食事と運動:健康を維持するために、適切な食事と運動をさせる。

専門家の視点:動物行動学者の意見

動物行動学者の視点から見ると、祖父の行動は、犬への愛情の裏返しである可能性もありますが、適切な知識と行動が欠如しているために、犬の安全や健康を脅かしていると言えます。 犬の行動を理解し、適切なトレーニングを行うことで、より安全で幸せな生活を送ることができるでしょう。 専門家への相談も有効な手段です。

まとめ:安心安全な犬との生活のために

犬との安全で幸せな生活を送るためには、家族全員で協力し、ルールを明確化し、責任感を持って犬の世話をすることが不可欠です。 祖父とのコミュニケーションを改善し、犬の健康と安全を第一に考えることで、より良い関係を築いていけるはずです。 必要に応じて専門家の力を借りることも検討しましょう。 上記の方法を実践し、犬と家族みんなが幸せな生活を送れるよう願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)