1歳柴犬との関係修復と適切な飼育方法

1歳オスの柴犬を飼っています。 最近ピリピリして怖いです。 家の中のゲージで飼っているので、日中は家に誰もいないため、一人ぼっちにさせてしまっています。 その分学校から帰ってきたら 散歩をして、ごはんをあげて、遊んで…と、楽しくやってきました。 しかし、少し前から母がゲージ前を通るたびに吠えるので、仲良くなろうと母がオヤツをあげようとしたら腕を本気で噛み、出血させるまでしました。 私の父は犬が好きで、かってきたのも父でしたが、人に怪我をさせる犬にしてしまったら飼っていられない、と以前話してました。 なので父に言ったら、多分保健所に連れていかれます。 母が犬に嫌われているのは、犬がもう少し小さい頃に躾をしようとしてしつこく怒ったりするくせ、忙し いためあまり遊んであげられなかったからだと思っています。 しかし私は、家族で唯一平日夜の散歩、土日祝日は朝晩散歩を1時間して、家でも遊んで、悪い時は叱ってその他は溺愛してきました。 それが昨日、私が帰ってきて散歩前いつも少しエサをあげるのであげ、そしてエサを食べるのみていると怒るので、私は他の部屋に行ってました。食べ終わったかな、戸を開けるとこっちをみていました。そして怒りそうだな、と思ったら案の定すごい形相で吠えて、こっちにきました。私は噛まれるという恐怖から後ずさりして、戸を閉めました。 右往左往してると父がきて、ゲージに入れて怒鳴ると静かになりました。 その後、いつもなら時間をおけば犬がけろっとしてじゃれてくるので、今回も少しおいて散歩にいこうとしたら、玄関のところで唸りだしました。玄関は逃げ場がないので、襲いかかってきたらおしましだと思い、経験上へんに動いたら噛まれると感じたのでじっとしてました。その後15分くらいかかってようやく外に出れました。 私はこれらの出来事があってから、これから犬にどうやって接すればいいかわかりません。 きっと下に見られているのだと思います。躾もどうしたらいいのでしょう もっと遊んで家族の信頼関係を築きたいけど、両親も私も犬中心の生活はとてもじゃないけどできません。 今父は、犬を外で飼おうと計画しています。人通りが多いので反対したいけど、今の状況だと何もいえません。 これは反抗期で、そっとしておいたら怒らなくなるのでしょうか? 情けないことに、これからどうすればいいのか本気で悩んでいます。 躾、接し方等、アドバイスを頂けませんか(>_<)

1歳柴犬の行動と問題点の分析

1歳は柴犬にとって、社会化の重要な時期であり、同時に反抗期に当たる可能性があります。今回のケースでは、以下の問題点が考えられます。

* ゲージでの長時間の一人ぼっち:ストレスや不安、分離不安を引き起こしている可能性が高いです。
* 幼少期のしつけの不足:母によるしつけ方法に問題があった可能性があります。
* 家族間のコミュニケーション不足:犬への接し方に家族間で統一性がなく、犬が混乱している可能性があります。
* 恐怖と不安:犬は恐怖や不安から、攻撃行動に出ている可能性があります。
* 適切な社会化の不足:様々な環境や人に慣れる機会が不足している可能性があります。

具体的な解決策とアドバイス

1. ゲージ飼育の見直し

日中の長時間の一人ぼっちを解消することが最優先です。可能であれば、ドッグシッターを利用したり、ペットホテルに預けることを検討しましょう。どうしても難しい場合は、ゲージ内を快適な空間に工夫する必要があります。

* ケージの広さを確認し、十分な広さがあるか確認しましょう。狭すぎるとストレスになります。
* ケージの中に、犬が落ち着けるベッドおもちゃを入れてあげましょう。
* 安心できる場所を作るために、犬が好きな匂いのするタオルなどを入れましょう。
* 留守番用のカメラを設置し、犬の様子を確認しましょう。

2. しつけ方法の改善

しつけは、優しく、根気強く、一貫性を持って行うことが重要です。

* ポジティブな強化:おやつや褒め言葉で良い行動を強化しましょう。
* ネガティブな強化:叱る場合は、「ダメ!」と短く、明確に伝え、その後すぐに良い行動を促しましょう。
* 家族全員で同じルールを徹底:犬は家族の行動に敏感です。家族全員で同じルールを徹底し、混乱を避けることが重要です。
* 専門家のサポート:どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談しましょう。ドッグトレーナーに相談し、適切なトレーニング方法を学ぶことも有効です。

3. 信頼関係の構築

犬との信頼関係を築くには、時間と愛情が必要です。

* 毎日必ず時間を確保:毎日、犬と遊ぶ時間を確保しましょう。散歩だけでなく、ボール遊びなでなでなど、犬が楽しめる遊びを取り入れましょう。
* アイコンタクト:犬とアイコンタクトを取り、コミュニケーションを取りましょう。
* ボディランゲージ:犬のボディランゲージを読み解き、犬の気持ちに寄り添いましょう。
* 落ち着いたトーン:犬に接する際は、落ち着いたトーンで話しかけましょう。
* 無理強いしない:犬に無理強いせず、犬のペースに合わせて接しましょう。

4. 外飼いへの反対

人通りの多い場所での外飼いは、犬にとっても危険です。事故や病気のリスクが高まります。また、近隣住民とのトラブルにも繋がる可能性があります。外飼いではなく、室内での飼育を継続し、上記の対策をしっかりと行うことを強くお勧めします。

5. 反抗期について

犬の反抗期は、成長過程の一環です。適切なしつけとコミュニケーションを続けることで、落ち着いてくることが多いです。しかし、今回のケースのように攻撃性が見られる場合は、放置せず、専門家のサポートを受けることをお勧めします。

専門家の視点

動物行動学の専門家によると、犬の攻撃行動は、恐怖や不安、ストレスが原因であることが多いです。今回のケースでは、ゲージでの長時間の一人ぼっち、幼少期のしつけの不足、家族間のコミュニケーション不足などが、犬のストレスや不安を増幅させている可能性があります。そのため、これらの問題点を改善することが、犬の攻撃行動を抑制する上で非常に重要です。

まとめ

犬との関係修復には、時間と努力が必要です。しかし、適切な方法で接することで、必ず改善が見られます。焦らず、根気強く、犬と向き合っていきましょう。専門家のサポートも積極的に活用し、犬にとって安全で幸せな環境を築いてあげてください。

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